ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

2011-01-01から1年間の記事一覧

聖夜の後で・・・

クリスマスはキリスト教徒でない私でも、 浮かれ気分になるような不思議な空気を感じる。 "一人で過ごすけどハッピーよ!"なーんて 別に強がっているわけではありません。 やっぱりカトリックのお国柄、家族の神聖なる会食の日というわけで、 あまり人様のお…

残念なイルミネーション

納得いかない、毎年のイルミネーション。 電気代誰が払っていると思っているの?! サレルノは毎年、凝ったイルミネーションで話題を呼んでいるが、 ・・・まぁ、くらげみたいな球体から豆電球をぶら下げているナポリよりは多少ましかな? でもこのデザインで…

2011年と DJ monk

Boy, put your favourite record on! 初めに・・・ 音楽の独り言って、結構きついのでご遠慮なさらずにスルーして下さい。 今年はあまり収穫なしだったかな? 去年出合って、恋するように聴いていた音楽も 空白だった2000…

一足お先に忘年会

カルメン作、ナポリのリサイクルクリスマスツリー。 珍しく忙しい12月を迎えている。 いつもはクリスマスの準備なんて関係ない私だけど、 今年は人のつながりを改めて大切に考えたカルメンと私は数年ぶりに クリスマス前の忘年会ということで、同じ階に住…

世の中VS私

土曜日の天ぷらパーティ、残り物の野菜を揚げただけ。 おススメはカブの天ぷら、甘みがサツマイモのようで美味しいです。 危険な呟きから・・・・ 疲れている人はパスして、直接アントニオママの昼食エピソードへどうぞ! クリスマスらしく、ドンより曇り空…

猫と畑と花

暖炉にくべる薪、カルメン実家の裏庭にて。 このところ突っ走って博物館ばかり記事にしているので、 ちょっとだけ頭の休憩にカルメン実家で過ごす日曜日の様子を少々。 カルメン実家はナポリから南へ、車で一時間ほど、 私の住んでいるサレルノからは車だっ…

カポディモンテ王宮博物館①

カポディモンテ王宮博物館はナポリの丘の上にある 広大なお屋敷とお庭を持つ博物館だけど、 ブルボン家支配時代に狩りを楽しむ為に作られた、都会のオアシス的な館だったとか? ナポレオンの10年支配が終わり、スペイン系ブルボン家がナポリを支配すると、…

真っ暗卵城

夜の卵城。ナポリのサンタルチア湾に突き出たメガリス島に建つちょっと怖いお城。 長いことナポリに住んでいて、真っ暗の卵城に行ったことがなかったのは 日没一時間前には閉鎖されていたから。 ここ数ヶ月はナポリ市長が代わり、 文化財の公開に力を入れ始…

袖ヶ浦市子供達の未来を守る会オンライン署名

数日前、アップした千葉県のセシウム焼却灰埋め立て反対の署名の件ですが、 オンライン署名用のフォームが出来上がったとのことですので、お知らせします。Eメールで連絡してみたところ、とても親切なお返事をいただきました、 それと同時にあわてている様…

アホの近況ダイジェスト

少し前、今年一番の風邪?インフルエンザ? お腹を壊して寒気と冷や汗を掻き、パソコンの前でボーっとしていたら、 急に元気が湧いてきたので、張り切ってトイレ掃除と詰まりかかっていた 洗面台の排水を修理して過ごしました。 原因はストーンローゼスの再…

ルール・マイ・お菓子ワールド

お顔は何処に?!モップのようにふさふさなネコちゃん。 このところ、やっと気温が過ごしやすい温度になってくれたので 豆料理が美味しくて毎日食欲大魔王になってしまいます。 実はは私、甘いものはあまり食べない方だけど、 タバコを吸わない時期に早起き…

粉チーズとパスタ

ご飯がおいしいともっぱらの評判である南イタリア、 流石にケチャップで炒めた何でも野菜パスタを ナポリの伝統料理と思う人はいないと思うけど、 意外と知られていないイタリア(南部カンパーニア地方)の 御食事に関するお話を少し。 イタリアご飯は塩味 …

ナポリのレアル王宮③

もう、いい加減にしろって思いながらも、 まだある夢のスペイン統治時代の住居写真、豪華さに胸焼けしつつも、 あと少しだけ紹介させてネ。 玄関右側に展示されている馬車。何人乗り?ミニマムさがイタリアで走っているSmart並みだ。 王宮2階にある劇…

ナポリのレアル王宮②

前に紹介した王宮博物館の続き。 その前に、この王宮がどれだけ"安定した時代"を送っていたか、 同じ地域にあるほかの城の写真と比べていただきたい。 ノルマン人の建てた卵城(1140)。 サンタルチア湾に突き出した島にある。 現在は改良されて展示会場…

ナポリのレアル王宮①

大理石で埋め尽くされた宮殿玄関。 ナポリには7つの王宮が存在する。 ノルマン人の建てた卵城、カプア城とエルモ城、フランス王朝アンジュー家の建てたヌオーヴォ城、 そしてスペイン支配の時代に建てられたカポディモンテ王宮と、このレアル王宮。 権力者…

ストーンローゼス再結成!

昨日遅く(ほぼ朝方)、フェイスブックにて嬉しいお知らせが! ストーンローゼスが10年以上のときを経て再結成するとか!! ※心優しい読者の皆様へ 本当に思い出が詰まっているバンドなので、 独り言のうるさい記事、飛ばしたほうが無難かも。 知らない方へ…

アグリーは魅力的、ドラマ Ugly Betty

去年の今頃、夕食を作りながら何気に"お楽しみ"になっていた 海外ドラマシリーズの"Ugly Betty"、 愚連隊にならないよう、ニュース以外はすっかりテレビなど見なくなっていた私も 接続の悪いケーブルを駆使してまで物語の成り行きを追っていた。 主…

ベルゲン海洋博物館

ベルゲン大学博物館の一つに船に関する展示が詰まったものがあり、 去年の訪問時には見落としてしまった半地下の展示室を発見。 カミッラも前日の夜行で帰ったことだし、落ち着いて廻れそう! 一緒に行った歴史文化博物館は、彼女のお昼ご飯心配症で 駆け足…

豆団子ファラフェル

数週間前の近所のプライベートビーチ。 海辺にプールを作るその利便性とは?(溺れにくい・・・かな?どちらかというと感染症が心配だ) 前回のピザ記事に嬉しいコメントを下さる方が多かったので、 懲りずに今度はもっと菜食主義なメニューを紹介。 ヒヨコマ…

安くて美味しい手作りピザ

私の週一メニューの一つであるピザ、 日本にいるときは自分で生地から作るなんて、想像もできなかったけど、 実際に作ったら結構簡単だったので、皆さんにもお裾分け。 材料 薄力粉、生イースト、塩、砂糖、水 パン作りには強力粉を使うのがスタンダードだけ…

カミッラ、ナポリで食い倒れ

8月の終わりから9月にかけて、数年ぶりにイタリアに来たカミッラ、 待ち歩きが懐かしいだろうと、ナポリ大学時代に戻った気分で一緒に散策しものの・・・ ダンテ広場でロサーナに電話をかけるカミッラ、紫のショールに黄色いミニスカート、ズタ袋という 奇抜…

修復のうんちく

このところ、あまりにも人生を生きていく上で役に立たなさそうなお勉強に ちょっと無駄に時間を使いすぎているので、ナチュラルハイになりつつあるのだけど、 最近読んだ本であまりにもびっくりさせられたことが書いてあったので、 少しだけ紹介、全部書いた…

速報ではありませんが、フランスの原子力施設事故

ヨーロッパ時間(日本時間から-7時間)の月曜日の午前、 フランス南部のマルクール(Mercoule)の原子力施設で事故が起こりました。 いろいろな情報を調べていて既に2日が経ってしまいましたが、 事故はその日の16時には収束し、核を扱う特別班の出…

奇跡?オカルトナポリ

以前、聖ヤヌアリヌスの奇跡についての記事を書いたことがある。 その奇跡とは、凝固した血液が年に二回、5月と9月に液化するという現象だけど、 それって本当に奇跡? 日本の番組でその奇跡について扱っていた記憶があったのだけど、 その映像を発見したの…

夕飯前のアイスと突然の客

昨日の夕方、夕飯のメキシコ豆(チリコンカン)2口目に 玄関のドアのチャイムが鳴った。 普段なら掃除機売りのセールスマンかエホバの証人の勧誘おば様なので 居留守を決め込むのだが、なんとなく気になってドアを開けると そこにいたのは・・・・ Camil…

びっくり夕ご飯

庭で飼われているニワトリさん。 "どのニワトリがいい?"と聞かれたら、 それは間違いなく、夕飯の食卓に上がるニワトリさんを選べということである。 秘境の街カンパーニャ滞在中に、そんなことがあったのだが、 肉だらけの保存食作りに参加して以来、お肉…

煉獄教会

上の写真は水のお祭りが行われるカンパーニャの教会に描かれた プルガトリオ(煉獄)のイラスト。 カトリックの概念にプルガトリオという世界がある。 死後、天国に入れなかった者が修行を(苦行)積んで 天国に行くことを約束されるところで、天国と地獄の中間…

ニセ菜食主義のご馳走

久しぶりに日本並みの暑さがやってきました。 昨日のナポリは35℃! "こんなに暑い日に早足で歩くと余計暑いぞ、ナポリはゆっくり歩け!" 早足で日陰に向かう私にそんな一言を投げかけたおっさん、 そうだけど、日陰に早く入りたい、そして昨日のような暑さ…

カンパーニャの遺跡

前回に続いて、イタリアの秘境カンパーニャについて少々。 秘境って、ただ山に囲まれていて、遠くから見えない街なだけ、 ちょっと歩けば、海が見えるようなところで住まれ育った私には、どうも息苦しい・・・ 今回は街の住人がローマ人の遺跡と言い張る、丘…

カンパーニャのちょっと変な行事

浮かんでいるのはスイカです。 ナポリからイタリアの土踏まず部分に向かって3時間程、 お隣のバジリカータ州に近い街、その名もカンパーニャ(Campagna)。 街の名前の由来はきっと相当田舎だったことからそんな名前が付いたのだろう・・・ その起…