ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

猫と畑と花

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暖炉にくべる薪、カルメン実家の裏庭にて。
 
このところ突っ走って博物館ばかり記事にしているので、
ちょっとだけ頭の休憩にカルメン実家で過ごす日曜日の様子を少々。
 
カルメン実家はナポリから南へ、車で一時間ほど、
私の住んでいるサレルノからは車だったら30分弱、
関東平野に広がる農村地帯に似たような、
見晴らしの良い畑と遠くに見える山が、とてもきれいなところだけど、
核廃棄物施設の候補地でもあった。
原子力に関わる人たちは悪魔と契約を交わしているのだろう。
 
 
到着すると、畑の見張りをしている3匹のワンちゃんと庭の散策。
 
珍しくカメラを持ってきていたので、写真撮影。
こちらはラベンダーの花。
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ローズマリーの香りが大好きで、ドイツ製のローズマリー石鹸を使っていたほど。
ジャガイモ料理に使うとモリモリ食べれてしまう魔法のハーブです。
 
 
 
 
皆さんのブログにあるお花の写真がとてもきれいなので、
私も接写モードを使って撮影。
 
こちらはその辺に咲いていたお花、土地の恵みだろうか?勝手にきれいな花が咲いてくれるので花やいらずだ。
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こちらはゼラニウム、夏に花を咲かせて、そのまま咲き続けている。
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ピンクのゼラニウム。夏は蚊よけにもなるとか、たまに小さい青虫がいるのでちょっと注意。
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開花シーズンではないけど、沢山のトーン違いピンクがとてもきれい:-)
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距離をとって仲良くしてくれる野良ちゃん。
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この後、変な声出して毛玉を吐いていた。
 
 
 
カルメンの実家には畑の番をしている3匹のジャックラッセルがいる。
放し飼いなので、最初こそ苦手だったけど、
今では敷地内の散歩には欠かせない私のボディガード役だ。
というのも、以前隣の畑を守っている黒いブルドックを見て腰を抜かしたことがあったから。
あのブルドックは地獄の門ケルベロスとでもいえるような風貌だったが、
カルメンやアントニオにはたれ目が可愛いそうだ。
 
私が子供の頃は狂犬病が日本にもあったので(イタリアには現在も)、
犬に対する恐怖心がすっかり染み付いているのか、
それとも上下関係をはっきりさせたいという犬の習性が苦手なのか・・・。
 
何処の行っても上下関係が苦手なので、ワンちゃんと良い関係を築くのはちょっと大変、
アントニオのように獣医の威厳と消毒液のかすかなパフューム、
そして沢山の動物の毛が付いた白衣を着用したら、飛びつかれなくなるかな?
 
 
 
 
気まずいバーベキューの瞬間。
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バーベキューするつもりはなかったと、イライラ気味のカルメン
肉は炭火で焼きたいアントニオの気まずいシーン、
こういうときはどうしてどうやってやり過ごそう?
この写真、ムンク表現主義的絵画に似た趣を感じます。
 
ちなみにカルメン原子力関係者ではないけど、
悪魔の契約を交わしているのか、50歳の今も20代に間違えられる。
 
 
 
私のメイン、キノコ焼き、これをオレガノとオリーブオイルで和えていただきます。
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アントニオは食べ物を工夫して美味しく食べたい人、
カルメンはシンプルに食べたい人。
食べ物の趣味も合わず、妥協もしないので、台所でいつも言い合いしている。
平和な二人だな。
 
 
 
 
 
食後も畑鑑賞、今年最後の茄子と実は仲良くなりたいかも猫。
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用を足していたのだろうな・・・。
 
 
 
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唐辛子、今年ものは何処から種を取ってきたのか
とても辛くて美味しい!
 
南部の男性諸君は辛いものを食べることが
男らしいと思っているのか、
辛い物好きの私に挑戦といわんばかりの
辛い唐辛子を自慢したり、持たせてくれたりする。
 
ほとんどは私の足元にも及ばないような辛さだけど、
カルメンパパのハバネロ煮だけは、
ギブアップするような辛さだった!
あの脳みそに突き抜けるような刺激がたまらず、
何かと辛いものを求めてしまう。
 
ほとんど依存症です。
少し前はナポリカルメンアパートに行くと
唐辛子を隠されていたくらいです。
 
 
 
 
 
 
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そんなわけで、日も暮れて
日曜日は終わり。
月曜日、カルメンは風邪で仕事を
休み、相当暇だったのか
ストレスが溜まっていたのか、
長電話がかかってきて、
世間話をしたのでした。
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに貼り付けたいビデオが決まらず・・・
とりあえず、カーディガンズの一枚目からと思ったのに
著作権の関係で見られないので、ギタリストだったペーターの舎弟バンドThe Mopedsを。
 
 
 
Refused demoland
 
The Mopeds
 
 
 
工作が得意な手先の器用な3人の手作りビデオ。
日本食が苦手らしく、来日公演中はスウェーデンからニシンの油漬けを持ってきて凌いでいたとか、
以前は頑張って、不良を目指していたけど、なりきれなさに共感してしまう。