ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

一足お先に忘年会

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カルメン作、ナポリのリサイクルクリスマスツリー。
 
 
珍しく忙しい12月を迎えている。
いつもはクリスマスの準備なんて関係ない私だけど、
今年は人のつながりを改めて大切に考えたカルメンと私は数年ぶりに
クリスマス前の忘年会ということで、同じ階に住む住人を招待してパーティをすることに。
 
月曜日にテストのエクストラ追試を控えていた私には、
日程的にあまり好ましくないけど、何年も省略していたパーティの復活となっては、
週末の数時間くらい"くれてやる"気分。
・・・というよりか、自宅だとネットからの放射能情報で頭が一杯になり、
勉強どころではなくなるので、パソコンから離れて本と向き合う時間を持てるカルメン宅のほうが、勉強ははかどる。
 
 
 
カルメンは数日前から少しずつ料理を作って保存し、
パーティ当日は私が足りないものを買いに行ったり、掃除機をかけたりしてお手伝い。
 
こちらはキノコのクレープグラタンとジャガイモのオーブン焼き。
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キノコのクレープにはリコッタチーズとツキミダケ科のキノコソテー入り。
上にはベシャメルソースがかかっていて、この日の一番のご馳走だった!
 
ジャガイモのオーブン焼きは、潰したジャガイモとチーズを入れてパン粉をかけ焼いたもの。
 
 
 
私作のサラダ巻き(これしか作れない)。
金曜日の午後に到着すると、海苔巻きのツナにマヨネーズを絡めるなという
カルメンからの注意書きが置いてあった。
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ちなみに手前のものは私だけが食べるツナなし海苔巻き。
いつもだったら、千葉県産の美味しい海苔で作るのに、
今年は中国人の店から買った海苔を使うことに・・・。
 
まだ日本食がトレンディでなかった頃、海苔巻きを作ったときに、
海苔を剥がして食べたり、具のみをスプーンですくって食べる人が多かった。
 
南イタリアマクドナルドなどの大型チェーン店が撤退する程
食べ物に関して保守的なので、他所の食べ物は味見すらしない人も多いが、
どうやらお医者さん、弁護士、建築家などの間ではちょっとした人気があり、
カルメンからも数ヶ月に一度、リクエストされていた。
 
今回のお客さんも"やせ我慢して食べている"と思っていたが、
他のお料理を食べたあとも何度かお代わりしてくれたので、ちょっと安心した。
次回のパーティにも海苔巻きはリストアップされている。
 
 
 
かぼちゃのパスタ。
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かぼちゃを煮て、ニンニクと唐辛子で炒め最後にクリームチーズを少量入れたもの。
クリーミーで甘いかぼちゃのクリームが蝶々パスタに絡み、きれいなオレンジ色が目にも美味しいパスタ。
 
この後、生ソーセージとアブラナ科の野菜フリアリエッリのニンニク炒めも登場。
 
今回のパーティは用意に時間が限られていたのにも関わらず、
良いおもてなしが出来たとカルメンと大満足!
 
ちなみに来てくれたのは、たったの3人。
いつも不思議な話をするアントニエッタとその彼氏、そして犬を買っているルカのみ。
少人数だったので、立食パーティからテーブルを囲んでディナーに。
 
 
ちなみにこの日、初めてカルメン宅を訪れたルカがちょっと不思議な話をした。
 
ルカのお父さんは先日記事にしたレアル王宮の警備員をしていたそうだ。
子供の頃に一泊した際、一般には公開していない元使用人の部屋で寝たそうだが、
トイレに起きると鏡越しに時代物の服を着た幼女が見えたとか。
 
この話でアントニエッタのスピリチュアル魂に火が点き、
ナポリのミステリーツアーに参加した話や、"ナポリであった怖い話"という本について熱弁していた、
そしてUFOにさらわれたのではないか?というくらいあっという間に時間が過ぎて、
皆幸せな気持ちで帰って行った。
 
 
 
 
日曜日、テストを前日に控えた私はカルメンの実家で勉強することに。
 
クリスマスツリーの飾り付け中のカルメンと姪っ子のアンナマリア。
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去年からオーナメントを白銀系に変えてます。
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カルメンの実家には、ツリーの他にもキリスト降臨ジオラマ"プレゼーピオ"があります。
ちなみにこちらもカルメンの手作り。
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魚売りの奥に見える聖家族、赤ちゃんキリストは24日の夜に生まれたので、
0時までは戸棚で待機。
 
 
 
 
博物館記事も終わっていないし、パーティ記事のほかにも
今月は緊急救命室に連れて行かれたり、
私宛に送り主不明のバラが届いたり、
テスト会場にアイリック似の素敵なお花ちゃんがいたり、
なんだか(私にしては)忙しい日々でした。