少し前、今年一番の風邪?インフルエンザ?
お腹を壊して寒気と冷や汗を掻き、パソコンの前でボーっとしていたら、
急に元気が湧いてきたので、張り切ってトイレ掃除と詰まりかかっていた
洗面台の排水を修理して過ごしました。
原因はストーンローゼスの再結成に浮かれていたからだろう。
それでは、私の週末をダイジェスト版でどうぞ!
風邪から復活した私は活動的になり、
先週は久しぶりにカルメンのアパートにお泊りに行きました。
その目的は・・・H&Mのオープニングイベント(だからアホな用事というわけです)
H&Mがやっとナポリ市内に開店したので、
オープン記念に何かもらえないかと張り切って行って参りました。
開店の時間には間に合わず、30分オーバーで到着するも
かなりの人だかり。
割とスムーズに入れたけど、オープン記念のプレゼントはどうやら
お買い上げ先着何名様に与えられるよう。
その内容も黒いメッシュのお買物バッグやペン、手帳など、
あまり魅力的ではない。
お店は元4階建てデパートで、売り場はかなり広いけど、
とにかく人が多くて、試着に一時間待ちの列がかなり辛かった。
しかし、H&Mはスウェーデン系のお店なせいか全体的に大きめサイズ、
妊婦さん用の服やオーガニックコットン製品などもあり、
北欧の息吹を感じる:-)
さて、ナポリに来たら、他にも行くところは沢山ある。
夏は暑さと人あたりでとてもゆっくりできない博物館も
12月までは来館者が極めて少なくなるので、
ゆっくり見られるだろうといってみた。
卵城
ノルマン人がナポリに来て初めに築いたお城。
少し前まで日の入り一時間前に閉鎖していた入り口は7時まで時間が延長され、
暗い場内を楽しめる・・・でも一人はちょっと怖いかも。
カポディモンテ博物館
スペイン王朝時代に建てられた王宮の一つで、狩りをするための館だったとか?
現在は王宮時代の住居が一部公開されているが、
それよりもすごいのは絵画コレクションの数々。
素晴らしい絵画コレクションを堪能したあとは、
サン・ジェンナーロのカタコンベに行こうと思いつつ、
学生証の黄門様が利かない(入場料5ユーロ)上、ガイドなしでは入れないとかで
仕方なく、聖職者様の住居の庭を見て国立ナポリ博物館に向かう。
古代ファンの間で名高いローマ時代の彫刻コレクションと遺跡から掘り出された生活用具、
モザイクや壁画などが展示されている。
こちらは子孫繁栄を祈願したヘラの偶像。腹部に沢山ついているのは乳房だそうです。
この博物館は大学に入る前も、入ったあとも何度も義務感で来ているけど、
古代美術や考古学を勉強した後の今は、最高に面白い!
本の中で出会った偶像、文学作品の登場人物にこのような形でお会いできる場所である。
この博物館には有名な"秘密の部屋"があり、
14歳以下は立ち入りが禁止されている。
何が展示してあるかといえば、
古代では繁栄の象徴であった
性器を模ったオブジェや
ルパナーレで展示されていた
いわゆる春画のようなものが
並べられている。
テレビを付ければ裸同然の娘達が
踊っているのに、ポンペイの遺跡の
発掘品にはフィルターをかけるのか・・・。
土曜の夜はアントニオの釣ってきたイカを焼いて振舞っていたが、
いつもながら、釣りの残酷さを語ってしまい、実は好きなイカも
のどを通らず、ヒヨコマメのパスタを美味しくいただいた。
日曜日、カルメンの実家に行って、田舎を楽しむ。
裏にあった桃の木は全て切られて、ビニールハウスが作られ始めていた。
カルメンの家で作られる桃は最高に美味しいけど、
味覚オンチの人たちはギリシャなどから輸入される安い桃を買う傾向があるため、
桃出荷の注文が減ってしまったそうで、他の作物に移行せざるを得ない状況だとか。
カルメンの実家に居座る野良ちゃんたち。
ちっとも癒し系でないところが素敵です。
ここ数週間、聴いていた音楽はCasiokids
80~90年代のニューウェーヴ再現というか、
音の並べ方が上手な9人組のベルゲンバンド。
Golden Years
Casiokids
ちょっと懐かしいテイストの音楽が
妙に心地よくて中毒のように聞いてしまいます。
ノルウェー語の曲もあるので、
良い勉強にもなるかも。
お付き合い下さいました有難うございました。
放射能防御のための署名活動の件ですが、
やっぱり子供の将来は大人が守っていかなければいけないと思います。
どうか他人事と思わずに進んで署名活動に参加していただきたいというのが、
私のお願いです。
皆さんの2分で日本の子供達が救われるかもしれません、
是非、参加していただきたいと思います。