ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

Italia

ナポリの都市伝説

仕事にも慣れ、根も歯もないババアからのクレームと 事業所長が辞めて、会社が回らない社員を助けようと親切なつもりが 怒られるかわいそうな私、最近凝っているのは現実逃避です。 仕事は辞める報告はしたものの、 やはり何人かの利用者さんが他人になって…

思い出ヨッブ

今日はナポリで観光客の足元を見るような通訳バイトの思い出話です。 いつもより長いので、暇な人だけ読んでね。 通訳バイトはだいたい、知り合いの知り合いの知り合いから 仕事の前日に依頼を受け、 仲介料はしっかり取られているだろうと思われますが、 そ…

グッバイ、私の南ブーム

イタリア最終日、カミッラ親子が私を訪ねてサレルノまで来てくれました。 後回しにしていた本の整理を済ませて、郵便局で郵送したあと、 電車でローマから来た二人とまちあわせをして、 最後の日を楽しませてもらいました。 大学の教授の自慢話授業や暗号だ…

最後のリクエスト

ヴェスヴィオ火山 昨日、最後のナポリへ行ってきました。 土曜日は午前と午後で二人の日本語学習生徒との授業があります。 朝の生徒さんは、プロ画家でイタリア中部の街で美術教師もしていた方です。 夕方の生徒さんは、日本が好きな30男で 遺伝子的問題から…

スウェディッシュ・ブリーズ&ネクスト

イタリアが勝っちまった・・・ 昨晩、スポーツ大会に隠された悲しい事情を知っている私が、 珍しくサッカー観戦しました。 何故かと言えば、スウェーデンから懐かしいお友達が訪ねてきたからです。 2008年に私のアパートで4か月過ごしていた留学生のエミリー…

私の上着はウォータープルーフ

豪雨と雷と生ぬるい空気・・・気象条件がそろったら、写真を撮りに外に出るべし! 今年は雨の多い冬で、気温がさほど下がらずとも体が冷えます。 ここ数週間はお天気が不安定なので、カッパが手放せない状態ですが、 ユニセックスなカッパはイタリア女子には…

ピグ郎ちゃん通信

アパートの同居人たちは秘密主義なので、挨拶以外はほとんど言葉を交わすことがありません。 同じ部屋を使っている若い子だけ、たまにお天気の話や 自分の体調不良を訴えくれる程度で心を通わすのは本当に難しいです。 そんな中で、グルジア人ニュースを届け…

グルメ・ユー、グルメ・ミー

オイシイ冬野菜の季節がやってきました~。 主に南イタリアで食べられているフリアリエッリです。 日本では千葉以外ではあまり見られない菜の花の花のつぼみと 柔らかい葉っぱの部分をいただく、苦みがたまらないオイシイ野菜。 実家でも、もちろん食卓に上…

見えないように生きる

一週間前に大家の母親が亡くなり、私は急に慌てだしてしまいました。 書類上、私の現在住んでいる家は大家の母親のものだったので、 遺産分割の関係で、家を売ることにしたようです。 つまり、私たちは家を追われることになりました。 私の学生ビザも8月に切…

レッツゴー甘味地獄

イタリア男子は甘い物好き。 イタリアのお菓子がおいしいと思ったことはないんですが、 ナポリはフランス支配時代にそのお菓子文化がもたらされたとかで、 遠方からお菓子を買うだけのために、危険を冒してまで訪問するそうです。 私はサレルノに住むマダム…

パスティッチ~ニ地獄、お菓子の世界へようこそ

もう、クリスマスは終わったって? ヨーロッパでは一月六日のエピファニア、通称ベファーナまでクリスマスが続きます。 ベファーナはクリスマスにプレゼントをもらった後も強欲な子供たちが 新年の贈り物を親戚一同にもってきてもらう名古屋の子ども会も真っ…

グルジアン・クリスマス

安倍のおバカが韓国に銃弾のクリスマスプレゼントをしたそうです。 日本は武器を作らない、所持しないという憲法9条をすでに無視して 私に言わせれば、無罪な民間人を貫き、大けがを負わせたり、死に至らしめたりするものを プレゼントした死のサンタです。…

聖バルバラのおすそ分け

前回の長い記事読んでもらっちゃってすいません。 今日は正教会の聖バルバラの日だったそうで、 昨晩からアパートの女の子たちが忙しくお料理してました。 私はアパートに住んでいる猫みたいなものなので 旧共産主義からいらした方々には、目にも入らない存…

クラクラ イルミネーションII

最近、一月に数日だけある寒い日が続き、 私も布団被ってパソコンに向かっています。 雹が降ってきたので、窓を開けたら… 私の住む町サレルノは、“OVER THE TRUBLE 死んでも世界中が敵だぜ!”という 歌で有名な織田裕二さん主演映画、アマルフィの舞台から …

クラクラ イルミネーション

ここ数日、政治やデリケートな問題ばかり扱っていたので、 久ぶりに地元話題ですよ! はい、ステキなイタリアですよ!! 私の住む町は“♪ア~イ・ウォンチュウ~、ア~イ・ニージュ~”って歌ってた 織田裕二で有名なアマルフィから30分のところにあるサレルノ…

秘密のシェアメイト、元共産圏の仲間たち

昨日、頑張って秘密保全法の記事を書いてみましたが、 知らない人が転載していて、嬉しいけどそのブログに行くと、 やっぱりラブ&ピースな私には理解できない近隣諸国を嫌う人がいたりして、 ちっと悲しくなりました。 日本に帰ったときにテレビでずっと韓…

海ライフ

パソコンのOS不具合から、しばらくネットなしの生活をしていました。 事前に午後の海タイム報告をしていたので、 ネット上で全く音沙汰のない私が海で溺死したと思ったらしく 心配して電話がかかってきてしまいました。 まあ、仮に溺死していたとしても、一…

シスターシスター、ソステルソステル

日本の皆さん、おはようございます。 朝起きてパソコンでブログをチェックしたら、 "キャー、モンクさんの記事がアップされてるぅ、あの人沢山書くから読むのが大変なのにぃ~" な~んて、すいませんねー 朝っぱらからどうしようもない記事読む羽目になっち…

8月のナポリ

ノルウェー国営放送ラジオで日曜ミサをきいているんですが、 今日はトロンハイムのニーダロス大聖堂で、 おっさん歌手呼んで引き語りミサやってるみたいです。 サマーフェスと宗教を結びつけたみたいで、 お年寄りも大興奮のミサライヴらしいです。 ナポリは…

ねたみナポリ

湿気が出てきたので、向こう側がぼやけて見えるナポリですが、 昨日はノルウェーから大好きな二人組みが来たみたいですよ。 だっさいポスターなんか作りやがって。 私は行けませんでした。 会場がナポリ市の端っこにあり、帰りのことを考えるといけそうにあ…

ヒヤシンスも教会で50年

ドメニコ教会の壁に映るステンドグラス、見えにくい・・・。 参議院選から一夜明けて、ガッカリの私です。 自民党に入れた人には、投票用紙が赤紙となって戻ってくるので覚悟するように。 山本太郎が当選してくれてよかったです、市民の声を国会に持って入っ…

カミッラノルウェーに帰る

トスカーナの小道と違う、汚い南イタリアの路地でございます。 イタリア好きの夢を壊すブログへようこそ! 先日の記事、その日の内にアップしてしまって、ちょっと後悔しております。 教授の個展で、ジロジロ見られるわりには、会話に入れてもらえない、 列…

透明人間が見える人

Paul Weller-Invisible カルメンの絵画の先生で、月曜日にはよく、ただ飯を食べに来る 芸術家のモルジェーゼがナポリで個展を開いたので、行ってきました。 本当はカミッラを連れて行きたかったんですが、 カルメンとは同居生活以来、トラブル続きで絶交状態…

ビーチだよ!

海に行くつもりじゃなかったんですが、 サレルノに三泊もしたら、何もすることはないので、 仕方なく行って来ましたよ! カミッラ親子は私の住む街、ナポリから南へ60キロ地点にある街 サレルノへ遊びに来ました。 田舎街なので、なにもありません! アマ…

パラディーノ通りで7時に

毎日カミッラのごはんタイムに、おススメレストランを探して連れて行っているんですが、 今日はママがイタリア料理に食べ疲れしたらしく 芋フライが食べたいということで、近所のギリシャ料理店に行きました。 開店は8時ですが、イスキア島から帰ってきたカ…

ノルウェージャン・インベーダー出現

何しに来た~! カミッラとインコのペッピーノ(アッテナさ~ん、イタリアのインコです!) ジプシーのおっさんが勤労インコを持って歩いていたので 手に乗せるカミッラと、動物に弱い私は餌代にと、 いつもあげない小銭を出してしまいました。 羽を切られて…

お仕事種まき

ナポリのガレリア、何気に天使つきのネオクラシック イタリアに戻ってきてから何かとナポリに入り浸っています。 まずは私のバイト報告から・・・ 最近はチェ・ゲバラの赤いTシャツにモッズコートを着て 大学の掲示板にバリケード封鎖の告知を張りまくる左…

ポイント・アット・ナポリ

高級住宅街ポシリポに沈む夕日 先週、カミッラがノルウェーに出発する前、 悪名高き治安の悪いナポリ中央駅で、御食事&お菓子ツアーをしました。 チュニジア人のハンサム兄ちゃん(眼鏡着用)がいる、 怪しすぎるケバブ屋でマトンのトマト煮込みを食べるカ…

シュトルム・カミッラ

アブーとカミッラ 相変わらずナポリで暴れん坊してます。 前回の記事で危ない下山を企むだけでなく、 ナポリの危険地域を散歩したがったり、 自分だけが招待されているランチに私を同伴させようとしたり、 毎日ハラハラですよ。 相変わらずバールで浪費。 気…

Death or Alive アレキ城

以前の歴史記事でちょっと話題にしたアレキ城。 ナポリから南60キロにあるサレルノの歴史的建造物で 中世のゲルマン民族大移動から見張り塔として大活躍していたに違いないが そんな事情を知らなければ、崩壊寸前の瓦礫の山。 カミッラの要望で、久しぶりに…