ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

ベルゲン

ベルゲン特急3 ダニ木モンク郎

Razika Om Igjen 一晩かけてベルゲンを歩き回った私たちは ホステルの受付が始まる8時に解放されたドアを通って チェックインを済ませたが 清掃のため、部屋に入れるのは14時になると言われ 荷物だけ預かってもらった後、再び街に放り出されてしまった。 朝…

ベルゲン特急2 ダニ木モンク郎

Kings of convenience I'd rather dance 夜の10時にベルゲンに着き、ホテル探しもしないで 一晩、外で過ごすことにした私たちは 朝までやっているレストランの入店を“酔っぱらっている”という理由で 追い払われた後、雨が強くなってきた路地で 雨をよけるた…

ベルゲン特急 ダニ木モンク郎

Razika Verdens beste by 音楽記事を書いていて思い出した 何でベルゲンがこんなに私にとって特別だったのか・・・。 今回は沢木耕太郎の深夜特急を携帯小説大賞に応募した 作家気取りのベルゲン旅行記風です。 ノルウェー国鉄のプロモーションで なんとなく…

ファントフト木造教会とモヤモヤ

ずっと憧れていた木造教会、この前の旅行でやっと実物を見ることができた。 木造教会はキリスト教以前、北欧神話に出てくる神々たちとの対話の場所だったらしく、 カトリックの宣教師や教皇の興味でかなり破壊されているが、 ノルウェーは政治的にも経済的に…

こんな天気にどこ行こう?

ベルゲンの木造倉庫群、霧で霞んでいる。 ベルゲンは雨降りで有名な町だけに、雨具おしゃれが楽しい・・・なーんて、 去年までは雨の降らないお日様キラキラの日が必ずあった上、 降ってもすぐに晴れ間が出てきて、折角持ってきた傘も使わずじまいだったのに…

ベルゲンを出て行く理由

夜行電車でベルゲンに行ってきま~す。(この写真は奥に座るお兄ちゃんを撮りたかったにではない) ベルゲン行きの電車は全席指定制、カミッラとは別々に買った切符、 私の隣に座るはずだったのは金髪ハンサムなミリタリー兄ちゃん、 目がハートになっていた…

ベルゲン海洋博物館

ベルゲン大学博物館の一つに船に関する展示が詰まったものがあり、 去年の訪問時には見落としてしまった半地下の展示室を発見。 カミッラも前日の夜行で帰ったことだし、落ち着いて廻れそう! 一緒に行った歴史文化博物館は、彼女のお昼ご飯心配症で 駆け足…

5月17日ナショナルデー

ノルウェーにとって一大行事の一つである憲法記念日。 デンマークやスウェーデンに支配し続けられたノルウェーが 長いときを経て自分達の憲法を持つことができた日が5月17日らしい。 一体何をするお祭りなんでしょう? 民族衣装を着たり、 海軍さんがパレ…

猫猫パラダイスのベルゲンと日本支援コンサート

猫をさがせ! ベルゲンには猫だまりも猫と出会いの場もある。 アイリックの家の近所で見かけた猫ちゃん、ベンチの色も木造住宅もとってもキュート。 今回の旅ベストショット 港町なせいか、住民の猫おせっかいのおかげか、 大学の側で、誰かの家の近所で、観…

ナイトライフ Feat.うつ

がんばろう日本!という言葉を掲げて復興へ向かっている中、 自分の鬱々ノルウェーライフを記事にするのは、いけないような気がするが いつもの記事に癒されるという読者の方(千葉市在住の私の姉です)がいたので 久しぶりに記事の更新をしようと思う。 オ…

フニクリ・フニクラないでフロイエン登山

Whiteout - Detroit ベルゲンは7つの山で囲まれているらしい。 ローマの7つの丘をまねして無理矢理、山を7つに限定したとも言われている。 その一つの山であるフロイエン(Fløyen)に登ってみようと野望を抱き、 去年の旅行は幕を閉じたのだが、今回は本当…

ノルウェー赤十字軍

できることから始める。 私が躓いたときに必ず思い出すようにしている言葉だが、 今回のショックから立ち直るにはどうしたらいいか・・・。 日本大使館に行って情報収集しても、落ち着きは取り戻せず、 その辺をフラフラ、国立劇場の辺りで赤十字が義援金の…

ノルウェーDE見張り番

ノルウェー行きの飛行機に乗るため、ローマに向かった日が正しく地震のあった11日。 翌日、オスロに着いてカミッラと再会、原発事故のニュースを聞き、 目の前が真っ暗になった。 折角のノルウェーも毎日何時間もパソコンの前でニュースとにらめっこ。 ブロ…

ノルウェー旅行、心の傾向と対策

ノルウェー旅行に当たって、面倒(無駄な出費)を避けるために "抜け道"を探している。 今回も長い長~い独り言記事です。 Stay Out Of Trouble Kings Of Convenience とりあえずノルウェーの地図 さて、去年の失敗を振り…

ねじが外れた理由

-- いつでも間抜けな私がこのところ、もっとおかしい。 胸の圧迫感、心臓をつつかれるような痛み・・・ 原因は・・・貧血と恋と思われる。 素敵な若い子と知り合ったわけではない、 ノルウェー旅行の計画を思い出しただけである。 4月には滞在許可証の更新…

青い夕焼け?

ノルウェーでは夕焼けを見た記憶が無い。 あんなに窓の大きいカミッラアパートにいたのに、 気がついたら暗くなっていたことが多かった。 OSLO こちらは夏に行ったときの写真。 イタリアの夕日が舞台のセットのように バラ色のお日様にオレンジ色の空なのに…

ベルゲン大学博物館

イタリアで考古学を勉強してるってだけで、 イタリア国立博物館及び遺跡の入場料は全て無料になる。 まあ、係員と知り合いというだけでも勿論無料になるのだが、 そんな交友関係が無い私にとっては学生証が黄門様の印籠に近い役割をしてくれる。 ノルウェー…

ベルゲンまで10時間 フィヨルド表ルート

もう、何ヶ月も経っているのに未だに3月のノルウェー旅行について書き続ける 危ない記憶力の私。 今回は西ノルウェーにて、10時間も乗り続けたバスの話。 グループ行動が当たり前の南イタリア人、 たった一人で行った西ノルウェーバスの旅の話は超人伝説のよ…

ノルウェーじゃん絵心

ノルウェー人の絵心を写真つきで一部紹介。 500円スマイル オスロ中央駅の売店にて、 カプチーノにスマイルを書いてくれたのはいいけど、コーヒーの濃淡や微妙にサイズの違う左右の眼・・・。 これ作ってくれたの 素敵な金髪兄ちゃん、 ヘタクソスマイル…

ポスト・ベルゲン・エフェクト

ずーっと夢に見ていた風景というものがある。 港町の白い家、それは長いことギリシャや南イタリアだと思って生きてきた。 初めてベルゲンを訪れたとき、自分の居場所を間違えていたことに気づかされた。 奥の方に見えるのが知る人ぞ知るDamsgård カミッラと…

雨とナルチストのベルゲン

ベルゲンのことを書きたいけど、 あの街はマジカルすぎて、うまくまとめられない。 その上、ベルゲン出身の2人組みユニット、キングス・オブ・コンビニエンスの音楽も 恐ろしく上乗せされて、まるで苦しい恋をしているかのよう。 そんな乙女チック私は主観…

うっかりドライバーのリーセ・フィヨルド

仮にも考古学者を目指す私、ノルウェーへは史跡を訪ねにきたはずであった。 それが今回は予定外な地域にお邪魔する羽目に・・・。 ベルゲンを訪れた際、前回行けなかった博物館や史跡がある。 カミッラと一緒じゃあ、カフェでカプチーノを飲む1000の方法で …

具体化された憧れのヨーロッパ、ベルゲン③

旅行したのはずいぶん前なのに結構覚えているから不思議だ。 ベルゲンではいつもやばいカミッラもすっかり馴染んでおとなしかった。 日曜日のベルゲンは、民族衣装をまとった若者が街を闊歩する。 独立記念日には各地で民族衣装のパレードがあったりするのだ…

具体化された憧れのヨーロッパベルゲン②

一人旅だったら、博物館や史跡を訪ねるのが常だが、 カミッラが一緒だと街をぶらつくだけだ。 彼女の想像を絶する行動に退屈しないで済むおかげか、 今回のベルゲン旅行もかなり面白おかしかった。 北欧の良いところ、街の中心に見所が集中しているおかげで …

具体化された憧れのヨーロッパ・ベルゲン①

ベルゲンに行くつもりじゃなかった オスロに満足していたものぐさな私はハンザ同盟で栄えようが 中世考古学で有名な大学があろうが、ベルゲンに行く気はほとんどなかった。 第一イタリアの地方都市に比べて恐ろしく物価の高いオスロで 思いのほか雑費が重な…