ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

イタリアの緊急救命室

体調を崩して病院に行った。 保険の関係で大学の保健室以外は(も)気軽に行けないだが、 おなかの調子がどうも優れない、 インターネットで調べると、悪い病気の症状とぴったりマッチ。 まず、テスト前の寝不足でお世話になったことのある保健室へ。 カウン…

これは何でしょう?

マリファナの木です。 イタリアではジュンコと呼ばれているので、 日本人のジュンコさんは名乗ったとたんに喜ばれます。 イタリアでは大麻は売買にかかわらなければ、合法的に少量の吸引が認められているらしい。 もちろん吸っている人はあまりいい目で見ら…

イタリア大寒波

イタリアに大寒波上陸で、大騒ぎしているが摂氏7度もあるぞ。 みんなコートにニット帽子、ブーツ履いて襟巻きで防寒しても寒いと泣き叫んでいる。 フィンランドに留学中のアンリは氷点下20度で"暖冬"って言って残念がっているのに。 さて、この写真は雪で…

ナポリの食文化

イタリア料理ファンなら、ナポリの美食文化をご存知の方も多いだろう。 しかし、ここで紹介するのナポリの料理ではなく、 ナポリにおける外国料理についてだ。 ここ数年で外国料理のレストランが増えたとはいえ、 他の都市に比べて格段に少ない。 歴史的に複…

中世ラテン語文学 中世前期まとめ

中世ラテン語の定義 ラテン語はローマ時代からの名残として当時の支配層、または教会関係者間で交わされる 書簡に使われてきた文語にゲルマン民族諸語が混じり、 中世ラテン語が完成されていった。 文学と出版について グーテンブルグの活版印刷まで、書物の…

7世紀のヨーロッパ 中世ラテン語文学

7世紀のヨーロッパはゲルマン民族による境界線の誕生と陣地争い。 政治的にはフランク族、メロビング朝がフランスを治め、 西ゴート族、スワビア族はイベリア半島を イタリアはロンゴバルド族とビザンチン帝国によって支配されていた。 未だに落ち着かない…

6世紀後半のイタリア  中世ラテン文学

ゴート戦争により、イタリアはビザンチン帝国、つまりローマ帝国に帰属するのだが、 ここで登場するのがロンゴバルド族である。 ロンゴバルド族とは北方ゲルマン民族の一つで 長い刀、又は髭を身につけてたことからそう呼ばれている。 この民族は元々スウェ…

6世紀のイタリア 中世ラテン語文学

6世紀のイタリアといえば、476年事実上のローマ帝国崩壊からわずか24年、 ショックから立ち直れぬ状態であった。 例えて言うなら、南アメリカ人がアメリカ合衆国に押し寄せ、 オバマ大統領を監禁し、天下を取ったつもりでいるところ、 中国が武装してオバマ…

中世ラテン語文学 ラテン語と中世の定義 ラテン語編

ラテン語と聞いて・・・ 理系の方なら学名に使われている言語、 文系の方ならどこかの国で使われていた言語、 キリスト教の方ならバチカン市国の共通言語で 特にカトリック教会における聖職者様及び神学生には 必須科目であった、神の言語。 考古学的にはロ…

中世ラテン語文学 ラテン語と中世時代の定義、中世ってなに?

一言で中世といってもはっきりとした年代で区分することは 未だに定義されていないため、ヨーロッパ諸国内においても 多少のずれがある。 イタリア人の得意のエティモロジア(Etimologia)言葉の意味論で この言葉を分析するなら Medioevo=中間の時代=時代…