ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

2014-01-01から1年間の記事一覧

インスタント資格

Kaja Gunnufsen - Faen Ta 前回の学校が始まる記事から、一気に日本での学生生活が終わってしまいました。 競争率の高かった介護初任者研修2か月コースに、不利と言われながらも 海外の福祉施設を知っているというポイントを買ってくれたのか まさかの合格…

みんなの新学期

日本に帰ったら、何をしなくちゃいけないか? イタリアを去ると決めたことは何度もあって、 その度に“死んだつもり”で帰ってくるのですが、 2か月も過ぎると、あらゆる手続きがあまりにもスムーズに進むので 最近になって、妙な気分になっています。 1、お…

思い出ヨッブ

今日はナポリで観光客の足元を見るような通訳バイトの思い出話です。 いつもより長いので、暇な人だけ読んでね。 通訳バイトはだいたい、知り合いの知り合いの知り合いから 仕事の前日に依頼を受け、 仲介料はしっかり取られているだろうと思われますが、 そ…

お盆だよ! 二人のババア

二月に木更津のお祖母ちゃんが亡くなり、 イタリアにいた私はお葬式には行けなかったので、 初盆には参加予定です。 日曜日に盆飾りを作るというので、お手伝い要因としてお呼ばれされ 張り切ってお手伝いに向かったのですが・・・ ザ・盆飾り 竹で作った十…

千葉ツアーの妹 菜食主義は罪か?

なんだか寂しい老人風に写るばあ様。 帰ってきてから、ばあ様の世話を焼きすぎて、自分の人生が無くなりそうです。 週二回のリハビリと居間と寝室を行ったり、来たり、 冷房を点けろとか、うちわを取ってくれとか、 夕食には、絶滅が危惧されているウナギを…

名古屋レビュー

日本に帰ってきてから、カルチャーショックでお疲れ様です。 お仕事は相変わらず始める勇気がなく、 それに加えて94歳の婆さんの胃腸風邪で 看病(後始末)や久しぶりのじっとり暑さに挫けて なんのやる気もありません・・・これって被ばく症状?! って思っ…

アンフィニッシュド・虚しいライフ

私の帰国日をマークするママ・・・ 今回、時期的に安い航空券が見つけられず、 ドバイやドーハを経由する、南周り以外では モスクワを経由するロシアの航空会社しかなくて、 アエロフロートを利用して帰ってきました。 90年代まで、子供に操縦させて事故を起…

グッバイ、私の南ブーム

イタリア最終日、カミッラ親子が私を訪ねてサレルノまで来てくれました。 後回しにしていた本の整理を済ませて、郵便局で郵送したあと、 電車でローマから来た二人とまちあわせをして、 最後の日を楽しませてもらいました。 大学の教授の自慢話授業や暗号だ…

最後のリクエスト

ヴェスヴィオ火山 昨日、最後のナポリへ行ってきました。 土曜日は午前と午後で二人の日本語学習生徒との授業があります。 朝の生徒さんは、プロ画家でイタリア中部の街で美術教師もしていた方です。 夕方の生徒さんは、日本が好きな30男で 遺伝子的問題から…

お荷物?お土産?

今回、ノルウェーから持って帰ってきたものですが・・・ 初めて行ったときは、バスの回数券や電車の切符、 スーパーの袋まで持って帰ってくるほど、 すべてが新しくて嬉しいものだったんですが、 何度も行くようになると、持って帰るものは限られてきます。 …

スウェディッシュ・ブリーズ&ネクスト

イタリアが勝っちまった・・・ 昨晩、スポーツ大会に隠された悲しい事情を知っている私が、 珍しくサッカー観戦しました。 何故かと言えば、スウェーデンから懐かしいお友達が訪ねてきたからです。 2008年に私のアパートで4か月過ごしていた留学生のエミリー…

ルーチェ et オンブラ オーレスン

アイス休憩中の地元民らしき人たち 懲りずにオーレスン旅行の記事です。 3泊の旅だったんですが、目的の島を見終わった最終日は バスの時間まで、オーレスンの街を見て回ることにしました。 別に~見て回るほど町は広くないし、島から戻って十分夕方の街を散…

地獄の461段登り! オーレスン

Kings Of Konvenience Me in You 展望台の記事なんで、このイメージでどうぞ! 懲りずにオーレスン旅行の記事です。 初日は丁度、同室のアメリカ人がオーレスンの夕方散歩から戻り、 電車とバスを乗り継いで精神的にヘロヘロだった私に 彼女のオーレスン、ベ…

Skal du fika? お菓子はいかが?

ポーランドがEUに加盟してから、ノルウェーにも民族流入しているようで、 数年前までなかったポーランド語のミサが行われるようになり、 教会がちょっとしたコミュニティーになっているようです。 そこで、5月のはじめにポーランドの独立記念日があるらしく…

ごちそうさまが、いいたくて。

最近、心の鬱憤晴らしのような記事が多かったので 食べ物の話題で皆さんの興味を釣ろうと ノルウェーで食べていたものをお知らせします。 食べ物の誘惑がない国なので、イタリアにいるとき同様、 カミッラが忘れ去った冷蔵庫の食べ物を使ったり、 インスタン…

修道院メモリー ネトウヨ化するカミッラを止めろ!

偏頭痛でなかなか寝付けないので ちょっとばかり記事を書いてみようと思います。 前回の予告通り、どうしてプロテスタントの牧師になるという選択をとったのか? オスロで起こった心変わりをお話させていただきます。 カミッラがカトリックに改教してから、 …

ギスケ・リベンジ

フィヨルドの玄関口にあたる、面倒くさい地域オーレスン。 電車をバスを乗り継いでまで行こうと思ったのは、 ユーゲンスタイルの街並みではなく、沖合に浮かぶ2つの島を訪問するためです。 また地図の登場。 緑で塗られた小さな島、Giske島が今回の訪問地。 …

Versus ノルウェージャン

3年前のあの事故について、少々話をしてみることにしました。 さて、日本に対するイメージ、ノルウェーではどんなものでしょう? VS 聖オラフのランチに来ていたオバちゃん 元女優さんのこのおばちゃん、毎年見かけますが、 今回初めてお話してみました。 日…

アールネス灯台はどこ?

ノルウェーに行った時期が復活祭シーズンだったので、 カトリック教会の活動ばっかりだったんですが、 修道士さんたちとのラブリーメモリーばっかり語ると 異端審問にかけられるので、今回は一人旅したオーレスンの記事を。 前回、オーレスンってどこだ? と…

男子修道院でお食事を

萩尾望都の漫画みたいなタイトルにしようと思ったのに、 私のブログだと“ハンサム修道士に囲まれて、どうして私が雑用係なの~?” というサブタイトル付きでレディースコミック風のなるのが不思議なところです。 今回は復活祭シーズンだったので、教会活動に…

Hi! King 頭クラクラ~

連日の長い記事にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。 他人の頭のおかしい具合を見て元気が出てくれれば言うことなし! ですが、体調を壊してまで読まないでくださいね。 去年プロテスタントの教会を買い取って カトリック教会にデビューした…

ノルウェー司祭全員集合!

カミッラの神学校で顔見知りの生徒さんが、司祭に昇格したので、 その典礼に行ってきました。 生徒と言っても、既に40歳すぎた妻子持ちのおっさんです。 ノルウェー中から司祭さんが集まり、スイスからは枢機卿が駆けつけました。 オフィシャルなビデオ。 カ…

ベンデッタ・オスロ

今日、イタリアに戻ってきた私ですが、 昨日の出来事を話さないわけにはいきません! 最終日ということで、いつもの神学校で一日を過ごしていたんですが、 実習から戻ったばかりのヨハンネスがいました! 今回は会える可能性が低いと思っていたので、一目で…

ホステルの怪 夢遊病VS心霊現象

毎日、しかも今回は一晩に一回だけでなく、何度も起こるカミッラの夢遊病で 私はすっかり寝不足で心までボロボロになってます。 寝ている間に無意識とはいえ、イタリア語で私に対する不満を大声で言われます。 いつものこととはいえ、 昨晩にいたってはあん…

自力で行こうオーレスン

4年前に初めて行ったオーレスン。 以前は夜行バスでオスロを出発し、翌朝にはフィヨルドラインに乗って さっさとベルゲンに出発したのでお目当てだったアールネス灯台にはいけませんでした。 なので、今回はオーレスン出身のヨハンネスお勧めの電車を使って…

夜の鳥②

左の修道士さんと公園へ散歩に行きました。 賭けごとで散財したあと、その罪償いに修道院へ入ったそうです 後ろのはげ頭は大好きなアルネ神父。 着いた日も寝不足だったけど、その次の日はもっとハードで 聖オラフのランチのあと、町をぶらぶら、家に帰れる…

夜の鳥①

イタリア語で夜の鳥(Ucello di notte)は 夜に酔っ払って女の子を無責任に引っ掛けることをいいます。 残念ながら、私の”夜の鳥”は同じ意味を持ちませんが 着いて早々、疲れた脳みそを休める暇もなく、ナイトライフが待っていました。 昨日の記事のカラオケ…

傲慢デー

普段から傲慢な私をもっと傲慢にしてくれる日です。 木曜日からノルウェーに来ていますが、いつものように 飛行機の出発が早朝なので、空港野宿をします 今回はローマで修復の勉強をしているお友達と、 以前ベルゲンで知り合ったイタリア人と会い、 夕食を楽…

私の上着はウォータープルーフ

豪雨と雷と生ぬるい空気・・・気象条件がそろったら、写真を撮りに外に出るべし! 今年は雨の多い冬で、気温がさほど下がらずとも体が冷えます。 ここ数週間はお天気が不安定なので、カッパが手放せない状態ですが、 ユニセックスなカッパはイタリア女子には…

情報は自分で、ドント・ビリーブ・ザ・トゥルース

ここ数か月、カミッラに振り回されて疲れている私です。 ノルウェーに来てくれと言われて、行こうと準備をすると イタリアの永久滞在許可証を持っていなければ来てはいけないと言い、 行かないと連絡すると、友達と引き合わせたいから来いと言う・・・ 私の…