ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっとだけ休憩

南イタリアの前菜といえばこれ。 真ん中の白いものがモッツァレラチーズ、 そして生ハム、オリーブののっかているのが、カピコッロ(首の部分のハム)、 ばら肉のハム、パンチェッタ、そして海草入りの揚げパン、ズッキーニの花の詰め物。 友人の大学卒業パ…

リサイクルお城と砦

イタリアに侵入した北ロンゴバルド族(大ロンゴバルディアを形成)、 そして移民した南ロンゴバルド族(小ロンゴバルディアを形成)は 同じ民族ながらも別々の方法でイタリアに居座った。 さて、南に移民を言う形で流入してきた方は その素晴らしく農作に適…

ローマ、その後、ロンゴバルド族

ローマ帝国が崩壊してからというもの、ゲルマン民族の流入により、 ローマ文化圏は他の習慣を受け入れざるを得ない状態となるわけだが、 その中でもそんな変化に大きな影響を及ぼした民族がいた。 それはロンゴバルド族といい(日本ではランゴバルド族のほう…

ベルゲン大学博物館

イタリアで考古学を勉強してるってだけで、 イタリア国立博物館及び遺跡の入場料は全て無料になる。 まあ、係員と知り合いというだけでも勿論無料になるのだが、 そんな交友関係が無い私にとっては学生証が黄門様の印籠に近い役割をしてくれる。 ノルウェー…

ギリシャOr中世?

今日は夕立のおかげで気温が下がり、いつもの頭痛がなかったので 少しだけ苦手な古代のお話。 私のホームタウンから電車で20分ほど南下すると、 世界遺産に登録されているギリシャ神殿群、パエストゥム(Paestum)に着く。 ここではアテネのパルテノン神殿…

ベルゲンまで10時間 フィヨルド表ルート

もう、何ヶ月も経っているのに未だに3月のノルウェー旅行について書き続ける 危ない記憶力の私。 今回は西ノルウェーにて、10時間も乗り続けたバスの話。 グループ行動が当たり前の南イタリア人、 たった一人で行った西ノルウェーバスの旅の話は超人伝説のよ…

ノルウェーのカトリック教会と怪僧アンフィン

オスロのドメニコ教会入り口部分 暑いとノルウェーが恋しい私。 上の写真はカミッラが通うドメニコ教会の入り口部分、 ルーテル派のプロテスタントが国教のノルウェーでは数少ないカトリック教会の一つ。 今回は歴史のお話ではなく、ただのノルウェーカトリ…

中世考古学

中世考古学は私の大好きな分野であるのだが、 勉強を始めてみると、その分野の曖昧さに長い前置きが必要になる。 そもそも、中世という時代の定義は存在せず、 学者や地域によってかなりのズレが生じるため、 どの本を取っても年代の設定に長い説明を書き添…

トラブルは回避すべき?

昨日、寝不足の頭でカルフールに買い物に行った。 レジでトマトの瓶を割ってしまい、レジ係の髭おじさんに迷惑を掛けたのだが、 睡眠不足の私は申し訳ない気持ちをまくし立てたせいか、 トマト瓶大爆発の見物オーディエンスたちからなぜか褒められた。 店員…

アイリック・棒、素敵な方の彼

アーランドがらみの記事ばかり書いているが、キングス・オブ・コンビニエンスには 素敵な片割れアイリック・ボウが居ることも忘れてはいけない。 アーランドが音楽マットの"赤毛DJトロール、森の中からこんにちは"なら アイリックはサッカー選手並みのマッ…

アーランドのヘビロテ着まわし術

農作業ファッションの私が言うのもなんだが、 kings of convenience の素敵な方でない彼、アーランドは着回しがひどい。 服にお金をかけるのが嫌なのか、無頓着なのか、芸術的センスに偏りがあるのか・・・、 とにかくよく同じ服を着ているのを写真やライブ…

オスロって何?

オスロのマンホールカバー、ノルウェーは各地にその土地ならではのマンホールカバーデザインが存在する。 3月に行ったノルウェーのことを思い出すとネタが尽きない。 カミッラが住んでいるという理由でどうしてもオスロに腰を下すことになるのだが、 この街…

ストライキ・ストライクス・アゲイン

久々に山の中にある大学へテストを受けに行った。 研究員のストライキとかで試験は行われないそうだ・・・、 待遇悪いから仕方ないけどさぁ・・・。 ストライキでもとりあえず来る学生たち、 情報交換だけして帰った。 既にテストを受けた学生が冷やかしに来…

清貧思想、その後

精神思想から出現したフランチェスコ修道会、 教会汚職やそれに見合っていない豪華な生活を送る聖職者たちを 弾圧し、異教とみなされ迫害されたバルドス会の一例があったように この思想は教会と平和を保つためにいくつかのルールを改定しなければならなかっ…