ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

建築

コロナで自粛中のお楽しみ2 四ツ谷

ゴヴィンダスのある船堀から西葛西まで約2.5キロの道を歩きます。 川沿いを歩いて行こうと思いましたが、日差しが強すぎるのでおとなしく船堀街道を辿って行くことにしました。 この辺りは街道と交差する新川が散歩道になっているようで、遠くにやぐらが見え…

バス代をケチった先にあるもの 前編

ペンテコステの翌日、振替休日らしく月曜日なのにお店は閉まっている。 到着してからの二日間は、教会行事と台所での作業を手伝っただけで、恒例の目的のない長い散歩や野外キャンプのようなことはせずに済んでいたので、適度に休めたおかげか眩暈や寝不足か…

暑いのは十分です!

本当はもっとブログを書きたいんですが、 帰国後から毎日の生活を少し見直していて 仕事の予定を増やしたり、フリーランスのライティングを引き受けたり 必ず毎日外出するようにしているので、 夜は頭が空っぽになってしまい、 おそ松さんゲームの実況を見て…

気になる建築物

北欧と言えば、建築です! オスロは首都として、これと言ったランドマークがない街で 他の北欧諸国や同じノルウェーの地方都市と比べても 観光で来る場合は、インパクトが非常に弱いんですが、 それでも数多くの興味魅かれる建築物が沢山あります。 まず、オ…

偶然の教会見物

一体あんた、どれだけノルウェーにいたの? って質問されそうなくらい、毎日アップしてますが、 実は以前に比べて、イベントも素敵男子との出会いもなく 今回は毎日オリエンテーリングと聖オラフ教会でのミサばっかりで 特に記事に出来そうなことはない・・…

病院食堂とオバちゃん

♪久方ぶ~り~の~晴れも~よ~う~ と、瀧勝の演歌を歌いたいところですが、 お天気の日に頭の中に流れる音楽はアーランドのPrima Estateです。 曇り時々雨の日が多く、もちろん晴れ間もありましたが、 こんなに雲のない日は久しぶりで、 今まで…

トイレのない島

ギスケ島の牛さん。 タイトル“トイレのない島”は、トイレのないマンションを嫌味にもじってます。 三回目なので、過去記事ありますよ~↓ ギスケ・リベンジ アドレナリン分泌促進の地、ギスケ島 (←ちょっと嫌な感じの記事) ここだけは行きたい! オーレスン…

グッバイ、私の南ブーム

イタリア最終日、カミッラ親子が私を訪ねてサレルノまで来てくれました。 後回しにしていた本の整理を済ませて、郵便局で郵送したあと、 電車でローマから来た二人とまちあわせをして、 最後の日を楽しませてもらいました。 大学の教授の自慢話授業や暗号だ…

最後のリクエスト

ヴェスヴィオ火山 昨日、最後のナポリへ行ってきました。 土曜日は午前と午後で二人の日本語学習生徒との授業があります。 朝の生徒さんは、プロ画家でイタリア中部の街で美術教師もしていた方です。 夕方の生徒さんは、日本が好きな30男で 遺伝子的問題から…

ルーチェ et オンブラ オーレスン

アイス休憩中の地元民らしき人たち 懲りずにオーレスン旅行の記事です。 3泊の旅だったんですが、目的の島を見終わった最終日は バスの時間まで、オーレスンの街を見て回ることにしました。 別に~見て回るほど町は広くないし、島から戻って十分夕方の街を散…

クラクラ イルミネーションII

最近、一月に数日だけある寒い日が続き、 私も布団被ってパソコンに向かっています。 雹が降ってきたので、窓を開けたら… 私の住む町サレルノは、“OVER THE TRUBLE 死んでも世界中が敵だぜ!”という 歌で有名な織田裕二さん主演映画、アマルフィの舞台から …

クラクラ イルミネーション

ここ数日、政治やデリケートな問題ばかり扱っていたので、 久ぶりに地元話題ですよ! はい、ステキなイタリアですよ!! 私の住む町は“♪ア~イ・ウォンチュウ~、ア~イ・ニージュ~”って歌ってた 織田裕二で有名なアマルフィから30分のところにあるサレルノ…

8月のナポリ

ノルウェー国営放送ラジオで日曜ミサをきいているんですが、 今日はトロンハイムのニーダロス大聖堂で、 おっさん歌手呼んで引き語りミサやってるみたいです。 サマーフェスと宗教を結びつけたみたいで、 お年寄りも大興奮のミサライヴらしいです。 ナポリは…

透明人間が見える人

Paul Weller-Invisible カルメンの絵画の先生で、月曜日にはよく、ただ飯を食べに来る 芸術家のモルジェーゼがナポリで個展を開いたので、行ってきました。 本当はカミッラを連れて行きたかったんですが、 カルメンとは同居生活以来、トラブル続きで絶交状態…

ラッキーババアetジジイ

タイトルで老人をナンだと思っているんだ! とお怒りの方、お前がババアorジジイの証拠です。 カミッラがボランティアで行っている、 ノルウェーでも屈指の素晴らしい特老施設のカティンカグルベルです。 地元の千葉で、ババアがリハビリから戻るのを待ち…

古本ブティック

カルメンパパの脳内出血(脳梗塞ではありませんでした)で、 ネコちゃんのお世話をしに、一週間のうち半分はナポリにいる私ですが、 餌を与えて、トイレを掃除して、毛玉ができないように毛を梳かすだけなので、 別にこれといった任務ではないけど、中には触…

ペルージアは寒いよの巻

寒~い冬のペルージア。 サレルノ大学に来る前、将来のことを考えて、 伝統あるペルージアの大学で、良いイタリア語を身に付けようと 一年ほど在籍していました。 ペルージアは聖フランチェスコで有名なアッシジのすぐ隣、 ローマからは電車で2時間ほどの山…

続アンジュー家の城

二つ程前の記事で扱ったカステル・ヌォーヴォ、通称アンジュー家の城、 城内部には、特にこれといった興味深い展示品はなく、 なんとく、旧校舎を歩いているような気分の建物でした。 中庭を通じて、いくつかの入り口があり、 前回の営業妨害ツアーは城の内…

ナポリのおフランス、アンジュー家の城

Castel nuovo(カステル・ヌオーヴォ) 通称アンジュー家の城と呼ばれる ナポリの海沿いに建つ3つのお城の一つ。 おフランスなんて言ったら、ロココ? 残念ながら、今回の記事はフレンチゴシックなお城のお話です。 お城を建てたのはフランス貴…

寂しい気持ちと日照時間

前回のノルウェー旅行、たった一日だけの雪の日に 一人で海辺をお散歩してみた。 カミッラは娘との面会日だったので、私はここぞとばかりに アンニュイな風景を求めて、海に降る雪を見に行った。 Aker Brygge(アーケル・ブリッゲ)という海辺の界隈、 ヨッ…

ノルウェージャン スパルタクス散歩

カミッラがママとサレルノ散歩に来ました。 スパルタクスとは、古代ローマ時代に剣闘士として活躍した奴隷の名前ですが、 それよりも聞き覚えのある"スパルタ式教育"という言葉、 スパルタとはギリシャのドーリア地方にある都市の名前で、 幼少期から軍隊教…

ブラザーハラムの追悼ミサ

ナポリの聖ドメニコ教会、礼拝堂から主廊を覗く カミッラがママとイタリアへ休暇をとりに来たのはいいけど、 朝っぱらから実況中継おもいっきり生電話がかかってきて、 ナポリに到着する一番早い方法をいちいち説明したり、 ネットで時刻表を調べたりで、疲…

ファントフト木造教会とモヤモヤ

ずっと憧れていた木造教会、この前の旅行でやっと実物を見ることができた。 木造教会はキリスト教以前、北欧神話に出てくる神々たちとの対話の場所だったらしく、 カトリックの宣教師や教皇の興味でかなり破壊されているが、 ノルウェーは政治的にも経済的に…

ダニーとカミッラと秘密の部屋

ナポリ国立博物館の廊下 今回の記事は歴史と下品のフューチャリング記事です。 ローマ美術と考古学テストを終えた後に再訪したナポリ国立博物館は 白黒の写真でしか見たことのなかった実物の絵画や 本の中で出会った古代の文豪さんたちとのオフ会のような 懐…

天使とお散歩オスロ

前回の重たい記事にコメントを下さった皆さん、 本当に有難うございます。 なので今回はオスロのお散歩記事を書きます。 オスロに滞在していたとき、イタリアに憧れるニーナと学校近くの公園へ散歩に。 マイヨルスツアというハイソな地域にある彫刻だらけの…

聖夜の後で・・・

クリスマスはキリスト教徒でない私でも、 浮かれ気分になるような不思議な空気を感じる。 "一人で過ごすけどハッピーよ!"なーんて 別に強がっているわけではありません。 やっぱりカトリックのお国柄、家族の神聖なる会食の日というわけで、 あまり人様のお…

残念なイルミネーション

納得いかない、毎年のイルミネーション。 電気代誰が払っていると思っているの?! サレルノは毎年、凝ったイルミネーションで話題を呼んでいるが、 ・・・まぁ、くらげみたいな球体から豆電球をぶら下げているナポリよりは多少ましかな? でもこのデザインで…

カポディモンテ王宮博物館①

カポディモンテ王宮博物館はナポリの丘の上にある 広大なお屋敷とお庭を持つ博物館だけど、 ブルボン家支配時代に狩りを楽しむ為に作られた、都会のオアシス的な館だったとか? ナポレオンの10年支配が終わり、スペイン系ブルボン家がナポリを支配すると、…

真っ暗卵城

夜の卵城。ナポリのサンタルチア湾に突き出たメガリス島に建つちょっと怖いお城。 長いことナポリに住んでいて、真っ暗の卵城に行ったことがなかったのは 日没一時間前には閉鎖されていたから。 ここ数ヶ月はナポリ市長が代わり、 文化財の公開に力を入れ始…

ナポリのレアル王宮②

前に紹介した王宮博物館の続き。 その前に、この王宮がどれだけ"安定した時代"を送っていたか、 同じ地域にあるほかの城の写真と比べていただきたい。 ノルマン人の建てた卵城(1140)。 サンタルチア湾に突き出した島にある。 現在は改良されて展示会場…