ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

博物館et遺跡

ビュグドイ半島を楽しむ

ヴァイキングシップ博物館とは、その名の通りヴァイキング時代に使われていた船が展示されている博物館のことです。 時期的に観光客の多そうなところは避けたかったですが、前日訪問した歴史博物館と共通チケットなので、追加料金なしで入場できるなら行かな…

歩いてオスロ

前日、レーネ・マリーと待ち合わせに失敗してから、一日の予定が狂って映画“ホルテンさんの冒険”なみに友人たちを訪ね歩く長い散歩となって、最後は森ではぐれるという・・・ ノルウェーでは避けたい経験をしたので、今日はゆっくりと近所を軽く歩いてカフェ…

奇跡を信じますか?

タイトルからして、私の頭を心配してくださった 心優しい方がいらっしゃるかもしれません。 日本社会のショックで、加計学園問題や森友問題なんて 気にかける余裕すらなく、自分の国で起きた 大きな政治的問題であるにも関わらず、 思考能力0のアホ日本人を…

オーレ・マルティンのために

phoenix-goodbye soleil ステキな神父さんに会いたくて、オーレスンのカトリック教会へ 前日にはいなかったけど、 信じていたら、会えるかも。 という甘い欲望だけで、チャレンジ二日目。 この神父さんに関してはこちらの記事をどうぞ! ノルウェー司祭全員…

トイレのない島

ギスケ島の牛さん。 タイトル“トイレのない島”は、トイレのないマンションを嫌味にもじってます。 三回目なので、過去記事ありますよ~↓ ギスケ・リベンジ アドレナリン分泌促進の地、ギスケ島 (←ちょっと嫌な感じの記事) ここだけは行きたい! オーレスン…

ギスケ・リベンジ

フィヨルドの玄関口にあたる、面倒くさい地域オーレスン。 電車をバスを乗り継いでまで行こうと思ったのは、 ユーゲンスタイルの街並みではなく、沖合に浮かぶ2つの島を訪問するためです。 また地図の登場。 緑で塗られた小さな島、Giske島が今回の訪問地。 …

Death or Alive アレキ城

以前の歴史記事でちょっと話題にしたアレキ城。 ナポリから南60キロにあるサレルノの歴史的建造物で 中世のゲルマン民族大移動から見張り塔として大活躍していたに違いないが そんな事情を知らなければ、崩壊寸前の瓦礫の山。 カミッラの要望で、久しぶりに…

古生物学博物館とお便り

ある日突然晩秋の始まったナポリ。 買物ついでに、随分ご無沙汰していた古生物学博物館に寄ってみた。 ナポリ大学の伝統的な校舎にある理系博物館の一つで、 有名な恐竜の化石"チーロ"が見られる。 知らないと見逃しそうな入り口。学生以外立ち入り禁止の看…

ナポリの恐怖+1

こんばんは ハロウィンは たのしくすごしましたか わたしわぁ ナポリにいました 活字離れらしく、それっぽい始まり方をしてみましたが、 これだと書き終わりそうにありません。 残念ながらいつもの長い文章で、どうでもいいナポリの写真をアップします。 ナ…

続アンジュー家の城

二つ程前の記事で扱ったカステル・ヌォーヴォ、通称アンジュー家の城、 城内部には、特にこれといった興味深い展示品はなく、 なんとく、旧校舎を歩いているような気分の建物でした。 中庭を通じて、いくつかの入り口があり、 前回の営業妨害ツアーは城の内…

ナポリのおフランス、アンジュー家の城

Castel nuovo(カステル・ヌオーヴォ) 通称アンジュー家の城と呼ばれる ナポリの海沿いに建つ3つのお城の一つ。 おフランスなんて言ったら、ロココ? 残念ながら、今回の記事はフレンチゴシックなお城のお話です。 お城を建てたのはフランス貴…

ダニーとカミッラと秘密の部屋

ナポリ国立博物館の廊下 今回の記事は歴史と下品のフューチャリング記事です。 ローマ美術と考古学テストを終えた後に再訪したナポリ国立博物館は 白黒の写真でしか見たことのなかった実物の絵画や 本の中で出会った古代の文豪さんたちとのオフ会のような 懐…

カポディモンテ王宮博物館①

カポディモンテ王宮博物館はナポリの丘の上にある 広大なお屋敷とお庭を持つ博物館だけど、 ブルボン家支配時代に狩りを楽しむ為に作られた、都会のオアシス的な館だったとか? ナポレオンの10年支配が終わり、スペイン系ブルボン家がナポリを支配すると、…

真っ暗卵城

夜の卵城。ナポリのサンタルチア湾に突き出たメガリス島に建つちょっと怖いお城。 長いことナポリに住んでいて、真っ暗の卵城に行ったことがなかったのは 日没一時間前には閉鎖されていたから。 ここ数ヶ月はナポリ市長が代わり、 文化財の公開に力を入れ始…

アホの近況ダイジェスト

少し前、今年一番の風邪?インフルエンザ? お腹を壊して寒気と冷や汗を掻き、パソコンの前でボーっとしていたら、 急に元気が湧いてきたので、張り切ってトイレ掃除と詰まりかかっていた 洗面台の排水を修理して過ごしました。 原因はストーンローゼスの再…

ナポリのレアル王宮③

もう、いい加減にしろって思いながらも、 まだある夢のスペイン統治時代の住居写真、豪華さに胸焼けしつつも、 あと少しだけ紹介させてネ。 玄関右側に展示されている馬車。何人乗り?ミニマムさがイタリアで走っているSmart並みだ。 王宮2階にある劇…

ナポリのレアル王宮②

前に紹介した王宮博物館の続き。 その前に、この王宮がどれだけ"安定した時代"を送っていたか、 同じ地域にあるほかの城の写真と比べていただきたい。 ノルマン人の建てた卵城(1140)。 サンタルチア湾に突き出した島にある。 現在は改良されて展示会場…

ナポリのレアル王宮①

大理石で埋め尽くされた宮殿玄関。 ナポリには7つの王宮が存在する。 ノルマン人の建てた卵城、カプア城とエルモ城、フランス王朝アンジュー家の建てたヌオーヴォ城、 そしてスペイン支配の時代に建てられたカポディモンテ王宮と、このレアル王宮。 権力者…

ベルゲン海洋博物館

ベルゲン大学博物館の一つに船に関する展示が詰まったものがあり、 去年の訪問時には見落としてしまった半地下の展示室を発見。 カミッラも前日の夜行で帰ったことだし、落ち着いて廻れそう! 一緒に行った歴史文化博物館は、彼女のお昼ご飯心配症で 駆け足…

カンパーニャの遺跡

前回に続いて、イタリアの秘境カンパーニャについて少々。 秘境って、ただ山に囲まれていて、遠くから見えない街なだけ、 ちょっと歩けば、海が見えるようなところで住まれ育った私には、どうも息苦しい・・・ 今回は街の住人がローマ人の遺跡と言い張る、丘…

理系の博物館

ナポリ大学付属の理系博物館に行ってきた。 Centro Musei delle Scienze Naturali http://www.musei.unina.it/index.php ナポリ、フェデリコ・セコンド大学に付属されている自然史博物館は全部で3つ。 鉱物博物館 人類学、…

みんな南に憧れる

Ravello(ラヴェッロ)・・・・、 セレブやぶち金持ちが大好きなアマルフィ海岸の一角に位置し、 崖に設けられた岩盤を繋げて作られた土地である。 まあ、いつ、敵が押し寄せるか分からない中世に作られた 不思議な趣味の隠れ家的、観光地。 サレルノか…

ベルゲン大学博物館

イタリアで考古学を勉強してるってだけで、 イタリア国立博物館及び遺跡の入場料は全て無料になる。 まあ、係員と知り合いというだけでも勿論無料になるのだが、 そんな交友関係が無い私にとっては学生証が黄門様の印籠に近い役割をしてくれる。 ノルウェー…

考古学者の敵?

オスロの素敵な教会跡公園。 聖マリア教会跡。 上の写真は夏に来たときの写真、土台がきれいに残っているので スケッチ&見取り図を想像することができる。 (もう少し詳しい説明は考古学の話書庫にて) 冬のノルウェーはスキーやスケートに出掛ける人で賑わ…

うっかりドライバーのリーセ・フィヨルド

仮にも考古学者を目指す私、ノルウェーへは史跡を訪ねにきたはずであった。 それが今回は予定外な地域にお邪魔する羽目に・・・。 ベルゲンを訪れた際、前回行けなかった博物館や史跡がある。 カミッラと一緒じゃあ、カフェでカプチーノを飲む1000の方法で …

スキーのジャンプ台博物館

カミッラの友達で金髪エクスプローションのランディ、 彼女とスキージャンプ台博物館を訪れた。 国立劇場前で待ち合わせ、この日は電車のストライキがあったので あらかじめ国鉄側から用意されたバスでオスロへと向かった。 ストで足止め食ったり、身動きが…