数週間前の近所のプライベートビーチ。
海辺にプールを作るその利便性とは?(溺れにくい・・・かな?どちらかというと感染症が心配だ)
前回のピザ記事に嬉しいコメントを下さる方が多かったので、
懲りずに今度はもっと菜食主義なメニューを紹介。
こちらの料理、主原料はヒヨコマメ(Ceci)、
暖炉の余り火でお豆を炊くので
イタリアでは冬場によく食べられるのだけど、
私はお肉の代わりに週に一回程度は
豆料理を頂きます。
ヒヨコマメの主な調理法は
オリーブ油とニンニクで炒め煮したものをタリアテッレに
絡めて、唐辛子油を少しかけて食べたりします。
さて、そのファラフェル、とっても簡単なレシピを手に入れてからというもの
美味しくて禁断症状が出るほどの魔法の食べ物。
その材料は・・・
2人分
ヒヨコマメ 水煮1缶(250g)
小麦粉 大さじ3
塩 2つまみ
ニンニク 1片(みじん切り)
パセリ 少し(みじん切り)
クミンパウダー 小さじ半分
ヒヨコマメを潰して練ってピューレ状にして、他の材料と良く混ぜて
直径5cm程度の楕円形に形成し、油で揚げます。
あげ具合はお好みで、材料は既に火が通っているので、
生焼けの心配はいりません。
ピタパンに野菜とヨーグルトソースと一緒にはさんで食べるのが
一番美味しいけど、お塩だけでも十分いけます:-)
ヨーグルトソースはすりおろしたニンニクときゅうりを細かく切って
砂糖なしヨーグルトに混ぜます、ギリシャレシピだけど、
雰囲気はでますよ。
作ってくるくる巻いていただきました。
この豆団子、お肉にも劣らない旨味を他にも利用できないかと
思いついて作ってみたのが・・・
ファラフェルバーガー、いや、パニーノです。
パテがカレー味コロッケだったので、
思い出しながら自分でとうもろこし入りコロッケバーガーをデラックスにして(野菜たっぷり)
テスト終了後などのご褒美として作っていたけど、
こちらは手が掛からないので、もっと気軽に食べれそう!
お肉好きの皆様がこの記事を読んでいたら、ちょっとだけ注意していただきたいことがあります。
作りたては豆の風味と煮豆を潰したような食感が残りますが、
時間を置くと、味が落ち着いて肉に近い風味と食感が出てくるので、
少し我慢してから召し上がって下さい。
本場のファラフェルは水に戻したお豆を煮ないで
そのままフードプロセッサーにかけて使うようです、
また、レシピのバリエーションで卵を繋ぎに使ったりもするそうなので、
皆さんのマイ・ベスト・ファラフェルを探してみて下さい。
さて、ここで私の菜食主義について少し・・・
食費を抑える為にイタリアでは野菜や豆に比べて高価なお肉を
食べることを辞めました。
日本にいた頃は野菜の青臭さが苦手だった私ですが、
野菜料理の上手なカルメンのおかげで、その美味しさに目覚めて味覚が変わり
お肉を食べなくてもよくなったので、
幸せなベジタリアンをやっているわけです。
ただ、しばらく食べないと、その匂いに敏感になり、お肉はちょっと敬遠がち、
ついでに保存食作りの現場に立ち会ってからというもの
ちょっとトラウマ気味?いかにも肉といった料理は苦手になってしまいました。
現在同居している女の子達はお肉を消費する民族なので、
たまに吐き気をもようすような肉料理の匂いが立ち込めることも・・・
向こうからしてみたら、インド料理を作る私のスパイスの匂いも結構迷惑だったリして。
ちなみにサラミやハムなど、
イタリアのものはとっても肉の風味が強い。
ラードの味もしっかりと付いていて、
肉ファンにはたまらないけど、
日本の加工肉製品は原料は肉なのだろうか?と思うほど香りがない。
そんな化学の味に慣れているから、
自然の恵みを美味しくいただけないけど、
食べなくても生きていけるからいいか。
サラミの後は、ベルゲンの景色が素敵なこちらのビデオをどうぞ!
Kings Of Covenience
Me In You
ヘルペスが出来るほど精神的に忙しかった9月、
久しぶりにチェックしたメールでベルゲンの写真家えみさんから教えてもらった素敵なビデオを
皆さんにもお裾分け、美味しいファラフェルを初めて食べたのはベルゲンだったなぁ・・・
ブログリンクにえみさんのブログを貼り付けたので、
良かったら訪問してみて下さい。
ベルゲン大学博物館の記事も書かないと・・・。