ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フリードリッヒⅡ世のお城

中世後期を代表する南イタリアの名君主である フリードリッヒII世 興味があるけど知らないという方へ フリードリッヒⅡ世(1194ー1250) スワビア公であるヘインリッヒ六世とノルマン系貴族オートビル家の末裔、コスタンツァとの間に生まれた ノル…

猫力とホリブル・サンデー

金曜日からカルメンのナポリアパートに入り浸っていたのだが、 ナポリでの用事を済まして自宅に帰ろうとした矢先、 見てはいけないものを見てしまった。 猫ちゃんが赤ちゃんを産み落としてほったらかし・・・。 カルメンは実家に帰っていて不在だ、 私だっ…

内緒のエトルリア人

最近ふざけすぎた記事が多いので、真面目な話しを・・・。 南イタリアのカンパーニア州、ナポリより数十キロにある エトルリア人の遺跡は私の大学の練習用遺跡である。 とっても素敵な発掘学の教授と数週間の遺跡実習が義務付けられている。 エトルリア人と…

ハッピー復活祭?

ローマカトリックの総本山、バチカン市国があるイタリアにいるというのに 復活祭の話しが出ないというのは何だか人でなしって感じだなあ・・・ というわけで、一足遅れて南イタリアの復活祭の話し。 この時期によく食べられるケーキ”パスティエラ”、リコッタチ…

考古学者の敵?

オスロの素敵な教会跡公園。 聖マリア教会跡。 上の写真は夏に来たときの写真、土台がきれいに残っているので スケッチ&見取り図を想像することができる。 (もう少し詳しい説明は考古学の話書庫にて) 冬のノルウェーはスキーやスケートに出掛ける人で賑わ…

間抜けでちょっとスケベな話

最近、ノルウェーの話題ばかり取り上げているのだが、 旅行記を少し中断して・・・ちょっと変態な話し。 さも、天国のような描写をしているノルウェーでも困ることはたくさんある。 スーパー編 金髪の素敵なお兄ちゃんがレジにいるとき。 買えない物、買いた…

脳みその言語バー

日本人なんてほとんど存在しない、イタリアの地方に住んでいる私は イタリア語づくしの生活を虐げられている。 大学の授業も少ない友達との会話も、パソコンの機能もすべてがイタリア語である。 ノルウェーから戻ってしばらくの間、イタリア語が出てこないこ…

雨とナルチストのベルゲン

ベルゲンのことを書きたいけど、 あの街はマジカルすぎて、うまくまとめられない。 その上、ベルゲン出身の2人組みユニット、キングス・オブ・コンビニエンスの音楽も 恐ろしく上乗せされて、まるで苦しい恋をしているかのよう。 そんな乙女チック私は主観…

その後の二人

久しぶりに火がついたように聴き入っている音楽。 Kings of convenience、3枚のアルバムじゃ聴きたりなくて メンバー二人のソロ活動にも手を出す。 眼鏡のアーランドは自分名義のアルバム、”Unrest”とミックス集”DJ Kicks”…

出会いは山小屋?

雪の降る日曜日の朝、向こう側が白くて見えない。 こんな天気でも、大きな窓から見えるのは犬の散歩をする人たち。 道を歩けば、おしっこで黄色くなってる雪・・・。 午後の一時を回ったころには眠たげなランディが 愛車のアウディに乗って来た。 今回目指す…

カミッラと土曜日

カミッラの週末は芸能人並に詰まっている。 この度は中世考古学のコンフェレンスがあるとかで、 地下鉄を使って街はずれの教会まで行ってきた。 ノルウェーで教会というのは本当の意味での公共施設である。 礼拝のみならず、会議なども行える会場やロビーな…

Kings Of Convenience 本当にお得だわ!

私の耳は確かだった。 といしか言いようの無い音楽との出会い?再会? Kings of convenience 最近新しい音楽を発掘していなかったのだが、 映画、Mannen som elsket Yngve(ユングヴェを愛した男)のサントラ安売りを…

リーセ・クロステル修道院跡 西ノルウェー

ベルゲンより南数十キロ、隣県オス(OS)との間に残る 修道院跡は1146年建立。 当時は"リーセ聖母マリア修道院"の名で呼ばれていた。 フランスより派生したチトー派の修道院である。 ご存知の通り、ノルウェーのキリスト教はイギリス伝来である、 この…

うっかりドライバーのリーセ・フィヨルド

仮にも考古学者を目指す私、ノルウェーへは史跡を訪ねにきたはずであった。 それが今回は予定外な地域にお邪魔する羽目に・・・。 ベルゲンを訪れた際、前回行けなかった博物館や史跡がある。 カミッラと一緒じゃあ、カフェでカプチーノを飲む1000の方法で …

ノルウェーと胃袋と私 お食事編

なぜかカトリックに改教したカミッラのスケジュールに付き合って オスロでも2つしかないカトリック教会の一つ、 聖オラフ教会の金曜お友達お食事会にお邪魔する。 無料のランチをいただけるのだが、 カミッラの良心でランチの準備を手伝っているようだ、 9…

ノルウェーと胃袋と私  スウィ~ツ編

イタリア男も驚く大食いの私、日本人が四分の一しか食べられないピザをしらふで2枚ペロリといけてしまうこの私を食欲不振にさせてしまう、 恐ろしいノルウェーパワー。 そう、ノルウェーに来てから食欲がない。 物価が高いということと、食欲を促進するもの…

外国人は透明人間

列に並ぶのがとっても苦手なイタリア人。 レジの割り込みはほぼ、毎回のように起こる。 注意すると2通りの返事が返ってくる。 私が先にいた。 見えなかった。 私が一人で並んでいるときか、外国人の友達といるときにしか起こらない。 確かに、イタリア人に…