ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

イタリア

ねたみナポリ

湿気が出てきたので、向こう側がぼやけて見えるナポリですが、 昨日はノルウェーから大好きな二人組みが来たみたいですよ。 だっさいポスターなんか作りやがって。 私は行けませんでした。 会場がナポリ市の端っこにあり、帰りのことを考えるといけそうにあ…

ヒヤシンスも教会で50年

ドメニコ教会の壁に映るステンドグラス、見えにくい・・・。 参議院選から一夜明けて、ガッカリの私です。 自民党に入れた人には、投票用紙が赤紙となって戻ってくるので覚悟するように。 山本太郎が当選してくれてよかったです、市民の声を国会に持って入っ…

カミッラノルウェーに帰る

トスカーナの小道と違う、汚い南イタリアの路地でございます。 イタリア好きの夢を壊すブログへようこそ! 先日の記事、その日の内にアップしてしまって、ちょっと後悔しております。 教授の個展で、ジロジロ見られるわりには、会話に入れてもらえない、 列…

透明人間が見える人

Paul Weller-Invisible カルメンの絵画の先生で、月曜日にはよく、ただ飯を食べに来る 芸術家のモルジェーゼがナポリで個展を開いたので、行ってきました。 本当はカミッラを連れて行きたかったんですが、 カルメンとは同居生活以来、トラブル続きで絶交状態…

ビーチだよ!

海に行くつもりじゃなかったんですが、 サレルノに三泊もしたら、何もすることはないので、 仕方なく行って来ましたよ! カミッラ親子は私の住む街、ナポリから南へ60キロ地点にある街 サレルノへ遊びに来ました。 田舎街なので、なにもありません! アマ…

パラディーノ通りで7時に

毎日カミッラのごはんタイムに、おススメレストランを探して連れて行っているんですが、 今日はママがイタリア料理に食べ疲れしたらしく 芋フライが食べたいということで、近所のギリシャ料理店に行きました。 開店は8時ですが、イスキア島から帰ってきたカ…

ノルウェージャン・インベーダー出現

何しに来た~! カミッラとインコのペッピーノ(アッテナさ~ん、イタリアのインコです!) ジプシーのおっさんが勤労インコを持って歩いていたので 手に乗せるカミッラと、動物に弱い私は餌代にと、 いつもあげない小銭を出してしまいました。 羽を切られて…

お仕事種まき

ナポリのガレリア、何気に天使つきのネオクラシック イタリアに戻ってきてから何かとナポリに入り浸っています。 まずは私のバイト報告から・・・ 最近はチェ・ゲバラの赤いTシャツにモッズコートを着て 大学の掲示板にバリケード封鎖の告知を張りまくる左…

ポイント・アット・ナポリ

高級住宅街ポシリポに沈む夕日 先週、カミッラがノルウェーに出発する前、 悪名高き治安の悪いナポリ中央駅で、御食事&お菓子ツアーをしました。 チュニジア人のハンサム兄ちゃん(眼鏡着用)がいる、 怪しすぎるケバブ屋でマトンのトマト煮込みを食べるカ…

シュトルム・カミッラ

アブーとカミッラ 相変わらずナポリで暴れん坊してます。 前回の記事で危ない下山を企むだけでなく、 ナポリの危険地域を散歩したがったり、 自分だけが招待されているランチに私を同伴させようとしたり、 毎日ハラハラですよ。 相変わらずバールで浪費。 気…

Death or Alive アレキ城

以前の歴史記事でちょっと話題にしたアレキ城。 ナポリから南60キロにあるサレルノの歴史的建造物で 中世のゲルマン民族大移動から見張り塔として大活躍していたに違いないが そんな事情を知らなければ、崩壊寸前の瓦礫の山。 カミッラの要望で、久しぶりに…

お客さんは宇宙人

赤ちゃんキリスト様、招待された家庭の玄関で光ってました。 今日は復活祭の一週間前にあたるドメニカ・デッレ・パルメですよ。 キリストがエルサレムに入城した際、民衆が椰子の葉を振って歓迎したことから、 椰子の木のある南イタリアでは、それにちなんだ…

復活祭への助走

今週の火曜日はゼッポラの日でした! ゼッポラとはいわゆるドーナツです。 カトリックのカレンダーには毎日、諸聖人の日が決まっているんですが、 火曜日は丁度、聖ヨセフの日で、イタリアの父の日です。 聖ヨセフは聖母マリアの配偶者に当たるので、 キリス…

日曜ランチ争奪戦

アントニオ実家にて、猫に集られる獣医 日曜日には家族で御食事というのが、イタリアの習慣となっているが、 カルメンは自分の実家で過ごしたい人、ついでに婚約者のアントニオも カルメンの実家で過ごしたい人。 しばらくの間、アントニオの実家での日曜ラ…

春です!芸術のパスクア前

カルメン作の未完成絵画の前でくつろぐ猫ともらい物のレモン 久しぶりにカルメンの絵の先生アントニオ・モルジェーゼが尋ねてきました! 失業中と知っているのか、月曜日にはよく電話が掛かってきて 数ヶ月に一回の割合で遊びに来るようになり、 久しぶりに…

ノシュク・シンパティア

カミッラと教会友達のアルディス、オスロの公園散歩。 タイトルのシンパティア(Simpatia)は古代ギリシャ語から来るイタリア語の単語で、 Sim(類似する、似た様な)とPatia(症状、感情)から成る言葉。 つまり、親近感や気持ちが通じることを表現する名詞…

サザンオスピタリティ

天候不順のナポリ、折角お散歩に出ても雨が降ったり止んだり。 日曜日と月曜日はイタリアの新しい首相を決めるための選挙でした。 日本と違って、政治の話で盛り上がる街の人たち、 どこに行っても誰に一票を入れるべきかで論争している風景が見られます。 …

魅惑のクロスタータ

出発準備の荷物まとめ、お部屋のお掃除を徹底すると、 恐ろしいほどのゴミが出てきました。 壊れたカメラ、携帯電話、テスト勉強で使ったメモ、ノート、 興味の無い科目の本・・・。 全部が全部捨てられるものでないのが問題です。 私がいない間、誰かアパー…

古本ブティック

カルメンパパの脳内出血(脳梗塞ではありませんでした)で、 ネコちゃんのお世話をしに、一週間のうち半分はナポリにいる私ですが、 餌を与えて、トイレを掃除して、毛玉ができないように毛を梳かすだけなので、 別にこれといった任務ではないけど、中には触…

ペルージアは寒いよの巻

寒~い冬のペルージア。 サレルノ大学に来る前、将来のことを考えて、 伝統あるペルージアの大学で、良いイタリア語を身に付けようと 一年ほど在籍していました。 ペルージアは聖フランチェスコで有名なアッシジのすぐ隣、 ローマからは電車で2時間ほどの山…

プレ・クリスマス

サン・グレゴリオ通りのプレゼーピオ売り場 この道はキリスト生誕の様子をミニチュアにしたクリスマスの飾り"プレゼーピオ"用の 素材や人形などが売っている、イタリアでは割と知られた地区になっています。 クリスマスの飾りつけ市は、オーストリアが有名だ…

古生物学博物館とお便り

ある日突然晩秋の始まったナポリ。 買物ついでに、随分ご無沙汰していた古生物学博物館に寄ってみた。 ナポリ大学の伝統的な校舎にある理系博物館の一つで、 有名な恐竜の化石"チーロ"が見られる。 知らないと見逃しそうな入り口。学生以外立ち入り禁止の看…

ナポリの恐怖+1

こんばんは ハロウィンは たのしくすごしましたか わたしわぁ ナポリにいました 活字離れらしく、それっぽい始まり方をしてみましたが、 これだと書き終わりそうにありません。 残念ながらいつもの長い文章で、どうでもいいナポリの写真をアップします。 ナ…

続アンジュー家の城

二つ程前の記事で扱ったカステル・ヌォーヴォ、通称アンジュー家の城、 城内部には、特にこれといった興味深い展示品はなく、 なんとく、旧校舎を歩いているような気分の建物でした。 中庭を通じて、いくつかの入り口があり、 前回の営業妨害ツアーは城の内…

天使いろいろ

天使の存在を信じますか? なんて聞いたら、とうとう頭が行かれてしまったと思われるが、 イタリア美術のモチーフに数多く登場するので、そのまとめです。 別に歴史の話でもなければ、天使にまつわるウンチクでもありません。 素人の美術史ファンから、 知っ…

ナポリのおフランス、アンジュー家の城

Castel nuovo(カステル・ヌオーヴォ) 通称アンジュー家の城と呼ばれる ナポリの海沿いに建つ3つのお城の一つ。 おフランスなんて言ったら、ロココ? 残念ながら、今回の記事はフレンチゴシックなお城のお話です。 お城を建てたのはフランス貴…

ハートを射止めろシチリア土産

アントニオがお得意様からもらった、シチリア土産のお菓子。 シチリアの伝統行事で使われる派手荷車と 迷惑そうなロバさんとやせ細ったワンちゃんが心配な描写。 中身はこんな感じ アーモンドを使ったお菓子2種類入り。 シチリア旅行に行った人なら、見たこ…

ハンドメイド?

なきがらオブジェ、海で拾ったものや食べたものの殻をインテリアに。 まだ秋色ファッションにならないナポリ。 お日様の日差しは少しだけ、弱くなってきたかな? あと一ヶ月もすれば、お部屋のインテリアも海をイメージさせるものから クリスマスのものに変…

ナポリの屋上

ベルナデッタ・ブラシェビッチ・・・ ナポリで緊急医療を専門に仕事やボランティアをしている おばちゃん医師。 カルメンと同じルネサンス様式の建物に住み、 その素晴らしいお宅を訪問してきた。 一口コーヒーで会話が長続きするのだからすごいねー。 ベル…

歯医者様

本文とは関係のないイルカの噴水 やっと歯の治療をしてきたので、その報告です。 ナポリ、サレルノと今回の歯医者さんは、 イタリアで3人目になる。 今回お世話になったのは、ジャンフランコさんという方。 大家の知り合いで、私の自宅から歩いて20分くらい…