ネコちゃんのお世話をしに、一週間のうち半分はナポリにいる私ですが、
餌を与えて、トイレを掃除して、毛玉ができないように毛を梳かすだけなので、
別にこれといった任務ではないけど、中には触らせない猫やら、
既に毛玉が出来上がって、鋏で切らないといけない奴もいる。
矢印で示したところが毛玉のかたまり。白猫の目つきがかわいいです。
こんなに猫に囲まれているのに、
他人様の猫ブログを見て"かわい~"とか連発してあきれられている私ですが、
土曜の晩、一匹の猫に異変が!
風邪を引いたミルー、写真は3月に撮ったものだけど。
三毛猫ミルーが餌を食べず、何時間も猫トイレの上で
寝ていることに気づき、様子を見に近づいてみると威嚇され、
片方の目が閉じたままで、毛並みも悪くなっていたため、
心配したカルメンに電話すると、風邪の可能性が高いので、
注射を打ってほしいと頼まれた。
ヘロインすら打てない私が猫に注射をするなんて無理なので(しかも私は猫に舐められている)
様子を見るという方法で、カルメンの帰宅を待った。
ずーっと猫の側にいるわけにも行かないので(そもそも、ネコちゃんにはストレス)
フラフラを古本街を冷やかしにいくことにした。
古本街のあるダンテ広場
でっかい時計台のおくには、魅惑のギムナジウム(全寮制学校)がございますが、
あの学校から出てくるのはトーマ心臓には程遠いクソガキばかりだ。
もうすぐ日本に帰国するので、姪っ子のお土産を選びに、
本屋にばかり足を運んでいるけど
自分の趣味に走った絵本を選ぶと
イタリアではあまりポピュラーでないものが多い。
なので、現在販売されていない本や図書館に卸しそびれた本が売っている
古本屋に行ったみたけど・・・
姪っ子よりも自分の趣味に走りたくなるような本が盛りだくさん。
旅行ガイドなんかも半額以下だし、画集やデザイン関係の本も
絶版になったものが新品で格安に売っているから素晴らしい!
子供用の絵本は、"TOP MODEL"という
3人のタイプの違う女の子たちにシールでコーディネイトするという
美的感覚を統一させるための恐ろしい知育玩具や
ザック・エフロンがバスケットしながら、音楽に情熱を燃やすという
怪しい写真絵本なんてのもあり。
姪っ子向けではない。
子供向け絵本コーナーを設けているお店は少なく、
店内にカフェのある大型書店に比べて品数もない、
図書館で下調べ?
いえいえ、イタリアの図書館とは学者向けで、子供が絵本を借りに行くような場所ではないので、
イタリアは大人の国だと思う。
・・・そんな大人の国で、絵本探しに夢中になっていると、ハリーポッターの飛び出す絵本が!
原作本のイラストレート仕様かな?
読み物としては人気のあるハリーポッターも
映画のシーンがプリントされた
絵本などは見当たりません。
映画トワイライトにいたっては
出回っていた時期もあったのに、
やっぱりビジュアル的な問題なのか、
ハリーポッターの文房具や
コレクションカードは見当たらない。
ポップアップ絵本も、
本を半開きにしたドールハウス・
魔法学校で暮らす登場人物を配置して
楽しむようだけど、
誰かが支えないと、勝手に閉じていくので、
これで遊ぶ子供には支え役をする
メンバーが必要になるだろう。
・・・これが在庫過多になり、
ダンテ広場の本屋で売られる理由と思われる
本屋で商品を吟味していたら、おなかが空いた~
小腹を満たしにピザ屋のお惣菜を。
久しぶりに注文したけど、ひき肉が混じっていたのでガッカリ・・・、忘れてたました。
現在、日本に帰るための荷物をまとめているところですが、
久しぶりにひどい喉の痛みと、止まらない鼻水、かさかさお肌、
この症状、まさしく風邪引き猫ミルーと同じだ!移ったのかも?
・・・猫の病気は人間に感染しません。