イタリア好きの夢を壊すブログへようこそ!
先日の記事、その日の内にアップしてしまって、ちょっと後悔しております。
教授の個展で、ジロジロ見られるわりには、会話に入れてもらえない、
列を作れば割り込みの対象になるという
悲しい透明人間について書いたんですが、
翌朝、私の分かりやすいお怒りモードに気が付いた教授が
心配して電話をくださいました。
さすが世間に認められたスピリチュアル系おしごと、
何に怒っていたのか、説明もする間もなく
全てお見通しでした。
私と何年もお友だちしているカルメンが、
説明するまで、全く気が付かなかったことが
ナポリの七不思議のひとつです、こういう人だから長続きするんだけどね。
あとで、そんなに怒ることだったろうか、とか
反省してますが、原因の一つには暑さで脳みそが通常運転してなかったのでしょう。
・・・早く大人になりたい。
まあ、そんな暑さに慣れていないはずの北欧人二人も、
イタリア休暇が終わりに近づいています。
今日の電車でローマへと向かい、火曜日にはノルウェーへと戻っていきます。
カミッラが飲んでいるのは、
ジジイコーヒー、カフェ・デル・ノンノ。
イタリアのコーヒーアイスの商品名から
きているんでしょうが、
バールで息子夫婦にこき使われる
可哀想な爺さんの涙入り
コーヒー味のシェイクみたいなやつです。
めちゃくちゃ甘いんで、孫想いの爺さん味とも
言えるかな?
数日前から荷物整理している二人ですが、
ノルウェーローマ間を飛ぶ飛行機会社は、3社ほどありますが、
一番安いものだと片道5ユーロで、飛び上がるほど嬉しいけど
荷物の持ち込み制限が厳しいです。
ちょっとでも重量や大きさがオーバーすると、40ユーロの罰金が待ってますから、
乗り込み口でもめている人をよく見かけます。
そういうわけで、持って帰れそうもないものを沢山置いていってくれた
品々を
ちょっとおみせします。
まずは、持込制限の厳しい液体。
シャンプーは、イタリアで買ったらしいですが
ホテルの備え付けを使ったので
ほとんど使ってません(買うなよ!)
マニキュアの除光液、これはどんなに少量でも
可燃性が強いので、持込禁止です。
その前に使わないなら買うなよ!
ヘルペス用絆創膏、これは有り難い!
ストレスでよくヘルペスができる私、口だけでなく、
かかったことがあるそうです。(怖い!)
ピンクのハンドタオルもいただきました。
洋服は袖を通していないようなものまであります。
H&Mの夏セーターには、スカンジナビアの涼しい夏イメージが。
派手なピンク色スカートは、ナポリでは履けないので仮装大会用に。
Cubusの縞々ワンピースは、私好みです、Sサイズなんで着れるか心配でしたが、
さすが北欧クロース!サイズOKでした。
あとは、はき古しの靴下たち・・・カミッラは私に靴下を置いていくものだと思っているのか
来るたびに数足置いていってくれます。
見えませんが右上に、紺のTシャツがあります。
このシャツはよく着ていたので覚えていますが、ボランティア活動でもらった奴かな?
こちらは本物の古着で、ここでも来てます↓
サイズの割には袖が長くて、二の腕を守る北欧人仕様?
このシャツ以外は、新品同様のものばかり、こんなにもらっていいの?
カミッラは衝動買いが多いので、服は山ほど持ってますが、
着ないなら買うなよ。
昨晩は最後のナポリディナーだったのに、
ピザではなくて、ギリシャ料理に行きました。
会うと、食事、コーヒー代を全て払ってもらうのは
申し訳ないので、いつも一番安いメニューを頼む私ですが、
別に気を使わずとも、お店で一番安いメニューになります。
楽しい時間でした。
二人からはいつ、ノルウェーに戻ってくるのかと
聞かれて、嬉しくてたまらないんですが、
別れ際、カミッラが口を滑らせてこんなこと言い捨てました。
"ヨハンネスも待ってるよ。"
私は頭が真っ白になりましたよ、カミッラは一瞬"しまった"って顔して
すごい速さで遠ざかっていきました。
ヨハンネスの中で私に対する認識があったのかと
ひとりでほくそ笑んでいたら、ビラ配りの姉ちゃんが
観光客と勘違いして、ナポリ料理の説明を長々としてきたあと、
手を引っ張って、店まで連れて行かれるところでした。
山本太郎が当選しますよに・・・。