カミッラと教会友達のアルディス、オスロの公園散歩。
タイトルのシンパティア(Simpatia)は古代ギリシャ語から来るイタリア語の単語で、
Sim(類似する、似た様な)とPatia(症状、感情)から成る言葉。
つまり、親近感や気持ちが通じることを表現する名詞です。
多分、Norskの"R"の部分が微かに聞こえる程度に発音するかもしれないけど、あまり聞こえたことがない。
(その辺はよく分からないので、詳しい方教えて下さい。)
ただ単に自分に押し寄せるノルウェージャン・ラブをタイトルで表現したかっただけです。
前置きが長くなってしまいましたが・・・
数年前からこの時期は飛行機の値段が安くなるので
ノルウェーに行っていたけど、今年は無理なんです。
スウェーデン人のエミリーがローマに来ていることや
ゴムフェチパーティに行くことで、スカンジナビアンの感情が押し寄せ、
それに対して、仕事を探さないと卒業が危ない自分の現状に
ノルウェーに就職を考えるなんて、無理そうなことまで考えてしまう次第です。
ついでに去年のノルウェー旅行で完治したはずの死にたい病まで再発してしまいました。
現在の私は歯茎煙草のスヌースでニコチン漬けの日々を送りながら
ラテン文学を勉強する器用なことをしています。
少しでも自分の環境をスカンジナビアンモードにしようと
北欧でよく食べられるジャガイモのサワークリーム和え
ジャガイモを玉葱とニンニクでバター炒めにしたものを
レモン汁とサワークリームを混ぜたソースと混ぜていただきますが、
カルメンの卒業パーティ用に買ったイケアの黒い食器と
北欧の蝋燭文化を真似して灯してみたものの・・・
芋が美味しすぎて、雰囲気台無し。
北欧だったら、パセリじゃなくてフェンネルウィードで香り付けしたろうし・・・。
ノルウェーに行くとジャガイモはフランス産だったな、
去年は特に食べたくない病に掛かっていたから、食事の味なんてわかんなかった。
食後のコーヒー
カルメンが卒業パーティ用にイケアで買った濃紺のナプキンに
フィルターコーヒー風に入れたカフェとプチお菓子。
うーん・・・コーヒーカップが北欧っぽくない上、お菓子もブラウニーとか
どでかいカットケーキでないと、イタリア過ぎる。
北欧名物の歯茎煙草のケース置いただけじゃ雰囲気でないな・・・。
Oasis-Whatever
♪オレはオレなんだ~、他人の文句なんて受付ねェ~
私のいるところは、やっぱりナポリなのです。
しかし、あとで特別なとき用の食器やナプキン使ったことがバレたら
カルメンに怒られるだろうな・・・。
ついでに、イタリアに来たらおススメの飲み物
イタリアのオレンジ炭酸飲料。
Aranciata amaro
(アランチャータ・アマ-ロ)
清涼飲料水なのに
オレンジジ果汁も13~15%入りで
柑橘類独特の苦味もあって
お気に入りです、安いのも魅力的。
あまり見かけないので
見つけると買ってしまいます。
日本でもおしゃれなカフェで
見かけるイタリアの炭酸入りミネラルウォーターSanpellegrino社と同じ会社の商品です。
庭で採れすぎてしまったオレンジジュース
先週、冬の間に採れすぎてしまったオレンジを
絞っていただきました。
ピンク色なのは、
果肉に赤い部分が混じっていたからです。
イタリアではカフェでもオレンジを絞ってジュースを作ってくれますが、
その品質は信用できるカフェでないと
水で薄めたものが出されたりするので
バールマンの手仕事をジッと見つめる必要があります。
元気がないときは、妙にオレンジジュースを飲みたくなります。
私も元気の電池が少々切れているのかも?
暇な人へ→
ノルウェーに行くと
夜中に道端で
妙に歌いたくなる一曲
・・・誰にも見られていませんように。
そういえば、ジジ・ダレッシオもカミッラがイタリアに来ると
でかい声でよく歌ったな~。
ついでのついでに・・・独り言。
ノルウェーに行くなら、飛行機代を含めた交通費は全部で7千円。
カミッラのお家で過ごすので、かかる費用はコーヒーや少しの食費で
多めに見積もっても、二週間で5千円は掛かりません。
それすらもケチらなければいけない現状と、
ヨハンネス問題が解決しないうちは、
ノルウェーに行くことは難しいかもしれないです。
・・・去年亡くなったハラム修道士のお墓参りにも行きたいのに。