海に行くつもりじゃなかったんですが、
仕方なく行って来ましたよ!
カミッラ親子は私の住む街、ナポリから南へ60キロ地点にある街
サレルノへ遊びに来ました。
田舎街なので、なにもありません!
アマルフィへは既に行ったということで、
その手前にあるヴィエトリという陶器の生産で(一部に)有名な街の
海へと、泳ぎに行ってきました。
中世時代には、サラセン人やビザンチン帝国の急襲を避けるため、
とっても不便な丘の上に街があり、海に行くには
長い坂道をひたすら降りていきます。
カミッラの海ルックは南イタリア人には露出が刺激的なので
やたらとジロジロ見られます。
このルックでは教会には絶対入れないので、
いつも一枚多めに用意する私の苦労を汲んでくれ!
既に裸ん坊さんが一杯、写真見てるだけで暑い・・・
こっちで日焼けすると、褐色の肌を通りこして
人種が変わったように真っ黒こげになります。
私もカミッラも日焼けが定着できないので、
明らかに部外者なチョコレートにモッツァレラチーズでしたよ。
お互いに、火傷注意と日焼け止めを塗ってから来ました。
エキゾチックな褐色少女に憧れる私ですが、
日焼けで火傷すると、あとで水ぶくれができるので
北方民族のカミッラと同じくらいケアしておかなければいけません。
めんどくさいな~。
ついでに、イタリア人は海に何しに来るかって?
日焼けしに来るんですよ。
海で泳いでいる人は、少数の子供と若者のみで、
皆さん、砂浜にタオル敷いて、何時間も熟成させてます。
サングラスをかけて、コーヒー飲んだり、
カキ氷食べたり、午後2時くらいになると
昼食を摂りに自宅に帰りますが、朝っぱらから
紫外線シャワーで組織破壊に励んでます。
危ないショット。
左の娘、肩に水着の跡がつかないようにギリギリガールズやってますが、
そこまでして、日焼け肌には価値が?!
見ての通り、結構なおデブちゃんも普通にビキニ着てます。
私もカミッラも勿論ビキニですよ!
イタリアの良いところは、スタイルが良くなかろうが、
海での露出は許されるところ。
お互い泳ぎに来たので、代わりばんこで海に入ります。
私も何年かぶりに泳ぎました!
水に浮かぶ感じは本当に気持ちいいな。
プルトニウム入りの海水を少々飲み込んでしまいましたが、
東大の大橋教授が言うには、飲んでも大丈夫!とのことなので、
心配は全くないと思います!!!!!!!
娘から解放されて、しばしの休憩になってくれたかな?
私、よく日の出前の海辺散歩をするんですが、
今回はカミッラのリクエストで、前日も寝てないのに
海で泳いだ翌日も一睡もせずに早朝散歩に行くことになりました。
80年代のエクセサイズビデオか?
丸二日寝ていない私は、カミッラのいつもの危険提案により、
テトラポットの上を歩いたり、砂浜に下りたりと
かなり危険なことをしたので、何度か海に落ちそうになりました。
泳げるから怖くはないけど、疲れた~。
さすがにお腹がすいてきたので、カミッラの泊まっているホステルの朝食に
参加させてもらうことにしました。
4ユーロを払えば、宿泊客でなくても参加できるので、
ブッフェ朝食で久しぶりに張り切りました。
ノルウェーではないので、パンは白い食パンで
焼きたてクロワッサンがもらえます。
卵も野菜もありませんが、イタリアの安ホテルでここまで用意してくれるところは少ないです。
エダムチーズも取り放題で、食パン4枚にコーンフレークヨーグルトかけを二杯、
オレンジジュースを3杯、コーヒー二杯、クロワッサンにジャムとチョコレートを入れたものを
平らげ、多分ホテル側は私に朝食参加させたことを後悔していると思います。
カミッラはクロワッサンだけ、カミッラママは、食パンとチーズハムのみしか
消費しないので、採算は取れているのかな?
カミッラ親子は朝食後、ナポリへ戻っていきました。
金曜日には、私もナポリへ戻るので、一緒に博物館巡り予定です。
ちょっと暑いから一雨来てくれないかな?