アブーとカミッラ
相変わらずナポリで暴れん坊してます。
前回の記事で危ない下山を企むだけでなく、
ナポリの危険地域を散歩したがったり、
自分だけが招待されているランチに私を同伴させようとしたり、
毎日ハラハラですよ。
相変わらずバールで浪費。
気のいい兄ちゃんの電話番号を聞きだして、
私の彼氏にどうかと目の前で質問されるも
お・こ・と・わ・り~ですよ。
ルーディ登場。
先週お昼を一緒にしたマリアンナの元旦那。
カミッラが録画した息子のビデオを鑑賞中。
後ろにいるのは、このバールの常連ドイツん観光客。
イタリア語を話す夫妻で、老後はナポリと決めているそうだ、
私の専攻を話すと興味深く聞いてくれたので、
"Ich bin nichit eine orangen"とかいって
ドイツ人が面白いと思うのは止めようと思う。
ついでに、反原発運動もしている人たちです!
こんなに話が通じるなら、ドイツ語やっておけばよかった。
ピザ屋の軒先で
皆、復活祭ホリデーがよっぽど嬉しいのか、
この時期のナポリは、店員さんがご機嫌なことが多い。
この店のB級グルメは、ほぼ全メニューを制覇したくせに
いちいち解説を求めるめんどくさい客。
中は満席なので、順番待ちノートに名前を記入してもらう。
このノートには、ジェンナーロ、チーロ、マリア・グラツィア、カルメーラと南ネームぞろいだったので、
自分の名前でなく、マリア・コンチェッタと記入しておいた。
そんな南ネームの中で気になるのが"ウィリアム"という記述。
ピザ屋の兄ちゃんが名前を書き込むので、横滑りの細い文字ではなかったが、
横で手持ち無沙汰に待っているかわいい子ではナイだろうか?
カミッラが注文したのをいいことに、便乗写真撮影。
左はコロッケ、右はマカロニのベシャメールソース和えフライ
奥がアランチーニ。
これだけ頼んで300円弱で済むくらい安いので、
お皿はプラスチックの使い捨てな上、
この店のトイレは衛生状態に問題あり、もちろん便座なし。
皆が空気便座しているので、床はウェットです。
八百屋ピザを注文。
以前に比べて、更に薄くなった生地と小さくなったピザに
不況を感じる・・・。
私は前のテーブルで一人、お給仕さんを捕まえられなくて困っている
金髪兄ちゃん、ウィリアムが気になってしょうがなかった。
"一人で食べるなら、一緒に食わんか~?"なんて言ったら
警察呼ばれます。
ピザの後は、またバールで浪費。
出発日を延ばしたので、もう数日ナポリにいるそうです・・・。
相変わらず神学校のお話は面白かったけど・・・。
20そこそこで結婚するお友達とか、
知っている生徒の一人が牧師になったとか、
憧れのヨハンネスがみんなで楽しく会食している最中、
後ろの席に座る女の子達が、昨晩の出来事を話し始めたら、
急いで席を立って、礼拝堂へ走って消えていったとか・・・
私がその場にいたら、
"Pudicitia expetentia est!"って言ってあげたんだけどね。
ついでに、昨日から夏時間が始まったのはいいけど、
街頭のタイマーがおかしいのか、それともセンサーが作動しないのか、
街の一角の電気が消えていて真っ暗でした。
ここまで真っ暗だと、泥棒さんも働けなさそうなので、
松明持ってお散歩したかったな~、雨が降っていたからそれは無理そうだけど。