ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

2012-01-01から1年間の記事一覧

Merlin イギリス時代劇

先週末にノルウェーに戻ったカミッラからお便りがあった。 お母様がイタリアを楽しんだと聞いて一安心。 イタリアで一番お楽しみの御食事は、希望通りのものを食べられたのだろうかとか、 私の予定表通り動いてくれていたら、もっと節約できたはずだとか、 …

ベステご飯

Spring came Rain fell-Club 8 全然関係ありませんが、スペイン優勝おめでとう!! これで、大学行きのバス運転手が無断自主休暇を取って、テストに遅刻する心配や サッカーファンの若者が急に寄ってたかって水を掛けてくる心配がな…

ノルウェージャン スパルタクス散歩

カミッラがママとサレルノ散歩に来ました。 スパルタクスとは、古代ローマ時代に剣闘士として活躍した奴隷の名前ですが、 それよりも聞き覚えのある"スパルタ式教育"という言葉、 スパルタとはギリシャのドーリア地方にある都市の名前で、 幼少期から軍隊教…

魚料理レストランの嫌味な客

サン・ドメニコ広場のカフェ ここ数日、意味もなくナポリをふらついていたらしいカミッラから、 またもや電話がかかってきた。 スーツケースを買いに行くので付き合って欲しいとのこと。 私は暑さに弱いので、夏になると太陽光を避ける為、室内待機すること…

ブラザーハラムの追悼ミサ

ナポリの聖ドメニコ教会、礼拝堂から主廊を覗く カミッラがママとイタリアへ休暇をとりに来たのはいいけど、 朝っぱらから実況中継おもいっきり生電話がかかってきて、 ナポリに到着する一番早い方法をいちいち説明したり、 ネットで時刻表を調べたりで、疲…

RIP ブラザーアンフィン・ハラムよ永遠に!

先週の日曜日、大好きだったハラム修道士が心臓発作により亡くなりました。 発作が起きたのはオスロ郊外、サイクリング中の出来事だったとの事です。 まだ62歳でした。 ハラムは信者から人気を集めるノルウェーカトリック界のプチアイドル。 キェルケカフ…

失読症の読書趣味

朝っぱらからスミスの名曲、Heaven Knows I’m Miserableを歌いながら手元の現金を数えている私ですが、 先日、初めてのネットショッピングをしてしまいました。 こういうのを買ったのではありません・・・→ (アクションフィギュアの…

ファントフト木造教会とモヤモヤ

ずっと憧れていた木造教会、この前の旅行でやっと実物を見ることができた。 木造教会はキリスト教以前、北欧神話に出てくる神々たちとの対話の場所だったらしく、 カトリックの宣教師や教皇の興味でかなり破壊されているが、 ノルウェーは政治的にも経済的に…

腰抜けオーレスン

Ålesund(オーレスン/オールセン)から見えるフィヨルドの向こう側。 二年前、数年ぶりにノルウェーに行ったとき(カルメンとケンカしたので家出するつもりで)、 西ノルウェーの中部にあるオーレスンという街に行くことを決めた。 この地方にはバスで行ける…

ダニーとカミッラと秘密の部屋

ナポリ国立博物館の廊下 今回の記事は歴史と下品のフューチャリング記事です。 ローマ美術と考古学テストを終えた後に再訪したナポリ国立博物館は 白黒の写真でしか見たことのなかった実物の絵画や 本の中で出会った古代の文豪さんたちとのオフ会のような 懐…

一人の日曜日

今日は私の作ったプチトマトのパスタ。 ニンニクとオリーブオイルとプチトマトに塩を足して、 フライパンに蓋をして数分でできる適当料理、パセリがなかったのが残念。 日曜日は他人のアパートで一人くつろいだので、 台所に転がっている食材で一人ご飯を。 …

面倒くさい五月の出来事

まずは報告から。 シナモンロールに二回目の挑戦、おいしそうにできたでしょう? 不味かったんです・・・。 食べ物にまずいと言うのはとても申し訳ないけど、 ピザ生地で作ったシナモンロール風になってしまいました。 スウェーデンレシピで作ったのはいいけ…

頭を使ってイタリア語

注意! 今回の記事は適切で無い表現と知ったかぶりのイタリア語知識が一杯です。 どうか、心の優しい訪問者の皆様、読んで不快な気分になられましたら、 読まなかったことにして、通り過ぎていって下さい、お願いします。 心理学と言語学をあわせた"Psic…

パッションウィーク続行中

相変わらず食費の足りない日々を送っている私です。 原発停止のニュースはとても嬉しいけど、 再稼動に力を入れているおじさんたちが沢山いるので、 日本の将来を考えている方には、先日リンクした記事に署名をお願いしたいところです。 さて、相変わらず食…

お料理は楽しく!

ノルウェーからナポリ、一ヶ月以上不在にしたいた自宅に戻ると、 水道料金の未検針分請求がまたしても届いていた。 (ついでに今回はガス代と電話料金までセットでお届けだった) 数年前に同じようなことがあり、2週間を5ユーロで乗り切ったことを覚えている…

ハリーポッターとウォールペーパー

私の頭がやっとイタリアに戻ってきてくれてのはいいけど、 ここ数週間は光熱費の請求代金が恐ろしく、 手元の現金がなくなってしまったので、カルメンのアパートに居座って 猫の世話をしながら飢えを凌いでおりました。 その間に沢山のことがあり、どれから…

天使とお散歩オスロ

前回の重たい記事にコメントを下さった皆さん、 本当に有難うございます。 なので今回はオスロのお散歩記事を書きます。 オスロに滞在していたとき、イタリアに憧れるニーナと学校近くの公園へ散歩に。 マイヨルスツアというハイソな地域にある彫刻だらけの…

1517

"1517"・・・この数字を見て一体何を思い浮かべるでしょう? ルターによる宗教改革を示す年だけど、教会の歴史を勉強しておきながら、 中世を専攻すると言う名目でキリスト教について聞かれても1492年以降の 動きについて聞かれると、ほとんど答え…

サント木曜日

カルメンの未完成絵画作品 現在失業中のカルメン、不法解雇だったため弁護士をさがしつつ 就職活動中だが、人生で初めての履歴書をパソコンで作成し、 外国語の欄を埋めるべく、英語教本購入(未だ本を開くことなく棚に置きっぱなし)。 仕事に行っていた時…

ラスト二日の黒羊II

オスロの目抜き通りカール・ヨハン通り、 右上に見える国産チョコメーカーであるFreiaチョコの看板が、 この国のナショナリズムを主張しています。 最後の日、カミッラは怪しい格好をして、弁護士のいるフレデリックスタッドへ。 光沢のある水色のチャ…

虚しいお土産ボッティーニ

Bottini(ボッティーニ)とは、イタリア語で戦利品を差す、 私を励ましてくれるノルウェーから持って帰ってきたものを紹介。 北欧のお土産として名高いのは、銀細工や陶器、 毛糸製品に防水加工がされた衣服がスタンダードかな? 残念ながらどうでも…

こんな天気にどこ行こう?

ベルゲンの木造倉庫群、霧で霞んでいる。 ベルゲンは雨降りで有名な町だけに、雨具おしゃれが楽しい・・・なーんて、 去年までは雨の降らないお日様キラキラの日が必ずあった上、 降ってもすぐに晴れ間が出てきて、折角持ってきた傘も使わずじまいだったのに…

ベルゲンを出て行く理由

夜行電車でベルゲンに行ってきま~す。(この写真は奥に座るお兄ちゃんを撮りたかったにではない) ベルゲン行きの電車は全席指定制、カミッラとは別々に買った切符、 私の隣に座るはずだったのは金髪ハンサムなミリタリー兄ちゃん、 目がハートになっていた…

コーヒーとお茶うけノルウェー、ついでに食事も

馬鹿も休み休みにするように、虚しい哲学的な旅行記を公開するもの休み休みに。 野菜天国だったイタリア生活から 御食事の不思議な国ノルウェーで食べたものを少々記録してみたりして。 オスロのフリーマーケットの一角で、長蛇の列、待っているのは・・・ …

ディアボロスープの洗礼

学生スープの会が行われる会場、マイヨルストゥエン教会。 オスロに着いたのは午後一時まであと何分というところ。 イタリアだったら、ちょっと早いお昼ご飯時、ノルウェーだったら とっくに食べ終わって皆さん授業に戻っている頃。 カミッラから"学生スープ…

神学校の悪魔I

ベルゲンに出発する日に降り出した雪、 みるみる真っ白な世界になっていく様子がきれい。 今回の記事はナルチスト丸出しで恥ずかしいのでコメント欄は閉じておきます。 お時間に余裕のある方、時間潰しにでも読んでください。 カミッラと同じ神学校に通う、…

人間になりた~い

現在、オスロに来て数日が経ちました。 カミッラが教会の用事で留守にしている間に少しだけ、 記事を書こうと思っています。 写真もない、今感じていることを忘れないうちに書き留めるだけなので、 お時間のない方はとばしてくださいね。 木曜日の朝、オスロ…

今更コーヒー

今更ですが、イタリアでコーヒーといったら、エスプレッソを差す。 おままごと道具のような小さなカップに 3口で終わってしまうくらいの濃~いコーヒーを たっぷりの砂糖でいただく。 上の写真のようなコーヒーはナポリのバールだったら、 80円くらいで楽…

去年の失敗から学ぶ ソフト編

原子力保安員及び原発関係者のお給料を恐ろしくもらっているお馬鹿さん、 自分の国のことなのに知らない振りしてやり過ごそうとした 真に無知な方々、そして、そんな世の中に重なってしまった太陽の周期運動や それに伴った地球のあまり好ましくない時期・・…

去年の失敗から学ぶ 真面目編

新聞の菅さんとカミッラ 文書学のテストは明日。 テキストがあまりにも意味不可解な言葉の羅列にしか見えず、 一日一頁を読解するのが精一杯、残念ながら落とすことになりました。 不思議なことにこんなに意味の分からない文法で書かれた本、 一度意味を理解…