ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

虚しいお土産ボッティーニ

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Bottini(ボッティーニ)とは、イタリア語で戦利品を差す、
私を励ましてくれるノルウェーから持って帰ってきたものを紹介。
 
北欧のお土産として名高いのは、銀細工や陶器、
毛糸製品に防水加工がされた衣服がスタンダードかな?
 
残念ながらどうでもいいものしか持って帰らなかったので、
びっくりしないでください・・・。
 
 
 
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Snus(スヌース)
 
スヌースの本場はスウェーデン
ノルウェーデンマークでも若者の間で
大人気の歯茎煙草。
普通の煙草と違って、煙を出さない、吸わないので、周りに迷惑がかからない上、
肺にかかる負担がなくて済むそうです。
オスロの大学で講義に無断参加したときも
机の上の端に出して、休憩時間に一服する生徒を見かけた。
 
 
 
 
左の黒いケースは甘草から作るリコリス風味つきで、歯茎に乗せてもはみ出ない小さなタイプ、
ニコチン保有量も少ないので、慣れている人にはちょっと物足りないかな?
 
右の白いケースはポーションが大きめで、ヘビースモーカーには程よいニコチン量。
このシリーズでもっと強いものがあり、文通相手のマリンちゃんから一つもらって試したことがある。
煙草をはじめて吸ったときのような吐き気に頭痛、
しばらく気分が悪くて立ち上がれないほどの毒性を感じた。
・・・なので、軽めのオリジナル・ポーションを購入(勿論空港のタックスフリーで)。
 
スヌースを嗜むのは北欧系の人たちが主で、南ヨーロッパ人やアジア系には
あまり受けが良くないようだ。
カミッラの学校で初めに紹介されたハリーポッター君にも勧めてみたが、
不良することに興味はないみたい・・・。
 
ちなみにスヌースのおかげで私は煙草を吸っていません。
 
 
 
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リコリスキャンディー
 
真っ黒飴と程よいミントのグミ。
リコリスとは、甘草成分に塩化アンモニウムで味付けされた
ちょっと変わった風味の飴。
北欧では塩味の強いものも売っているが、
初めて食べたときは、想像しがたいテイストに吐き出してしまった。
 
慣れというものは不思議なもので
今は美味しくいただいている。
ちなみにこちらの商品は、
道端で無料配布していたので、
ありがたく持ち帰ってきた。
 
 
 
 
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夜行電車のお泊りセット
 
オスロ、ベルゲン間の電車内にて、
各座席に配布されるパケット。
中にはブランケット、アイマスク、
耳栓、空気枕が入っている。
今年はグレーにピンクのステッチが入った
キュートな色彩。
ちなみに車内は結構寒いので、
このブランケットだけでは、暖がとれない。
 
一緒に写っている猫ちゃんは
カルメン宅の三毛猫ミルー。
 
 
 
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収益は半額がホームレス救済に
回されるそうです。
まだ中の記事を吟味していないけど、
この号では教皇の記事やペット保護をしている団体についての記事などを取り扱っている模様。
 
日本で発行しているものは、
原発利権が絡んでいない分、
かなり期待できる特集が組まれるとかで、
姉が愛読している。
 
 
 
 
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子供アートの記事、煙草を吸っている男性と
パーマ頭の女性を描いた作品があった。
寂しい家庭の様子が見えるだけに
この子の将来が心配。
 
自宅に帰ったら、辞書を使って読むのが楽しみ。
 
実はノルウェーからイタリアに戻ってきて、すぐ
カルメンアパートに居座り
自宅に帰っていないので、手元に辞書がない。
 
 
 
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クリスマスツリー用
オーナメント
 
素敵なお土産の一つがこちら。
 
 
カミッラのお友達の娘、
日本が大好きとのことで、
レッスンのお礼にと
プレゼントしてくれた。
 
私はツリーを持っていないので、
飾りに使ってもらうことにした。
今年のクリスマスが楽しみ。
 
 
 
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デザインは可愛いけど、写真は小さめに・・・。
 
左はタンポンの試供品、アプリケーターなしだけど、
そのパックのデザインが妙にかわいくてお気に入り。
右は大学などで配布されたと思われるコンドーム。
カミッラのお友達グループは、
中絶反対運動をしていて、夕方に集会のようなものも
行われるとか?
 
 
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授業のプリントコピー
 
カミッラの親切で、出発の数日前に、
出席した授業のプリントをコピーして
渡してくれた。
退屈だけど、一番嬉しかったもの。
神学校の授業で配布されたプリント、
要点がまとめられている上、
その授業と関係の深い映画や文学作品なども紹介している。
 
こちらはルターによる宗教改革
取り扱っている。
視覚にも訴える授業、
大学レベルでこんなところまで
面倒見てくれていいのか?
 
 
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メモする欄まで付いているものもあり。
授業の内容を良く理解できたら、
テスト用の本も難なく読むことができるのではないかな?
 
右のプリントは、教授の方言で書かれている。
方言もオフィシャルなノルウェーでは当たり前だけど、こちらの読解は
同じ地方出身のハリーポッター君に手伝ってもらった。
 
 
そして・・・
 
ナポリの歴史的建造物ガイドとラテン語辞書。
イタリアに戻ってきて、一番最初に向かったのは、古本屋。
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あまり良い脳みそをしていないので、本は読みたくないけど、
急に恋しくなり、フラッと立ち寄ったら、なんと!
私がずっと欲しくてたまらなかったナポリのガイドが
5ユーロという驚きの価格に!
 
 
ラテン語の辞書は、もっときちんと勉強しようと思って購入。
イタリア語を文語で理解できれば、なんとなく分かるけど、
ノルウェーの教会関係者と話したとき、
英語の次に共通言語として役に立ったラテン語
もっと徹底的に勉強したいと思った。
現在、牧師さんになるために必修科目であるキリスト教言語として
ただならぬ努力をしているヨハンネスと、どっちが先にマスターできるかな?
 
皆さん、ノルウェーのお土産といったら、どんなものを想像しますか?
 
 
 
Røyksopp
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