ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

ハリーポッターとウォールペーパー

 
私の頭がやっとイタリアに戻ってきてくれてのはいいけど、
ここ数週間は光熱費の請求代金が恐ろしく、
手元の現金がなくなってしまったので、カルメンのアパートに居座って
猫の世話をしながら飢えを凌いでおりました。
 
その間に沢山のことがあり、どれから書いていこうか迷っていたけど、
今日は楽しみに見ているハリーポッターの記事を。
 
 
Harry Potter Pagina della Scena
 
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ナポリの大型書店で見つけた本。
ハリーポッターの撮影に使われた技術やセット、模型など
興味深いオタクな裏側を覗ける一冊。
自分の持っている一番大きな本よりも重いものを左腕に置き、
ムキムキな腕になることを期待しながら(本屋で)読みふけってしまいました。
 
裏側を見ると、その風景がどのように完成しているか見たくなり、
世間から何年も遅れて見始めたというわけです。
 
 
 
 
いきなり5作目から見た私、分からない単語とストーリーの成り行き、
映画の登場人物だけが一人歩きしているような感覚に
既に付いて行けなさそう・・・と思っている矢先、
全作品を見たというチョコさんからアドバイスをいただいて
最初から話を追ってみることにした。
 
 

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ハリーポッターと賢者の石
 
親戚の家で奴隷扱いのハリー君を見ていて、
どうして詮索好きのイギリスマダムが嗅ぎつけて
ソーシャルサービスに連絡しなかったのか?
 (映画の中だからね・・・)
こんなことになってしまったけど、心は貴族なハリー君、
不幸な境遇から英雄への変身は流石小公女セーラを書いた国の人の話だと思いながら見ていた。
 
 
 
このシリーズの著者は確かシングルマザーだったかな?
これは児童向けというより、お母様向けではないか?
"こんな息子いたらいいな"を書きましたと言ったような作品に見えてしまう。
 
亡くなった両親のことを考えているときが幸せというハリー君、
美輪明宏だったら、
"あなたの妹夫婦がひどい扱いをしたおかげで、
息子はいつもあなたと心がつながっている"
とか、亡くなったハリー君の母親にカルマな話を仕掛けるだろうけど、
世界の子供には幸せでいて欲しいと思う。
 
4作目の炎のゴブレットはカルメン実家の衛星放送で見た。
高校生の姪っ子アンナマリアはファンでずっと見続けているけど、
単語の難しさに2回見ないと内容が把握できないとか。
 
残念ながら私は、イタリア語吹き替えで見ている(イタリアには字幕という選択肢が非常に少ない)、
登場人物の名前も複雑で、教授たちの会話では普段使わないような単語も多く、
英語では内容を理解するのはちょっと難しいだろうな。
 
しかもハリー君の言葉遣いと話し方、いまどきの子ではない。
現実世界だったら確実にいじめの標的になりそうな話し方だ。
 
 
さて、ネットで検索していると面白いものを発見してしまった。
ハリーポッターウォールペーパーという項目。
パソコンのデスクトップ用にダウンロードできる画像みたいだけど、
あまりにも莫大な資料があったので、ここでは少しだけ紹介。
 
 
まずは割りとスタンダードなものから
 
 
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 これをデスクトップにしている子供だったら、
素直で道を外さずに育ってくれるでしょう。
 
 
 
 
 
チョイ悪に憧れる人用
悪徳魔法使い大集合
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折角の悪徳魔女にもあまりセクシーさを感じない・・・、
そういえば、登場人物全体にそういうお色気系がいないかも?
やっぱり女性の描いた空想物語だけあるな。
 
 
 
 
ハリーポッターファンのお母様用デスクトップ
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タイトルをつけるなら"チャイルドふっと"か?
 
 
 
 
オヤジ好き用
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思春期の子供によくある大人の男性に憧れる心理を捕らえている、
若い子好きの私が決して選ばない一枚だ。
 
 
 
 
 
 
モーリスとかアナザーカントリーファン用
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イギリスの寄宿学校はそういう妄想の宝庫である。
そういえば、ハリーポッター役のダニエル君にはゲイ疑惑があったらしい。
 
 
 
 
 
 
ラテン系用
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イタリア人の女の子がかなりの割合でデスクトップに利用してそうな一枚。
人目をはばからぬ破廉恥具合は表現の一部として認められているため、
父兄が娘とパソコンを共有していようが、お構いなし、
むしろ、ロマンチックだと称えるかも。
 
 
 
 
 
女の子用
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これはハリーポッターの世界に憧れる女の子に選んで欲しい一枚。
年頃の男子のデスクトップがこれだったら、間違えなく問題ありだ。
 
 
 
 
ちなみに私のお気に入りはこちらの1枚。
 
 
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表情はあまり可愛くないけど、かぼちゃのオレンジ色がラブリー。
 
 
 
アホなことを長々と書いてしまいましたが、
イタリアにはちょっと面白そうな本があります。
 
 
A Tavola con Harry Potter
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物語に出てくる御食事やお菓子についてのガイドとレシピが乗っているらしい。
値段は15ユーロと大学の本に比べたら安いけど、
ここ数週間の支払いで、お財布が寂しいから、もう少し我慢だな。