前回の重たい記事にコメントを下さった皆さん、
本当に有難うございます。
なので今回はオスロのお散歩記事を書きます。
オスロに滞在していたとき、イタリアに憧れるニーナと学校近くの公園へ散歩に。
マイヨルスツアというハイソな地域にある彫刻だらけの公園で、
観光スポットとして名高いけど、シーズンではないから散歩している人は少なめ
というよりは公園の敷地が広すぎて遠くに人が点々と見えるだけ。
毎回訪問している公園だけど、今回はニーナと一緒(勿論カミッラも)。
ニーナと言う名前は北欧ではポピュラーらしく、
識別する為にニックネームをつけたりするとか。
そういうわけで、かわいらしい様子からスウィートニーナと呼ばれるお友達、
スウィートなんてニックネーム、いいな~。
雪が溶けて氷になっている階段部分、
夢中になって写真を撮っていたら、ニーナが心配して滑らないように手を貸してくれた、
スウィートだなぁ~。
内緒話中に一枚撮る。
ノルウェー語で会話している二人、何を話していたのか?
"あいつお嬢気取りでむかつく"とか"あの教授の授業かったるいんだってば"とか
少なくとこういう会話ではナイだろう。
彼女との会話にはリビアの女性解放ミッションの話しとか、
イタリアの"素敵"な歴史のお話が話題の中心になるので、
ハラム修道士がこの公園で毎朝パッションピンクの短パンはいて
ジョギングしているなど言ってはいけない。
ハラム修道士はドメニコ会に所属する、アイドル的なブラザーで、
新聞や雑誌に寄稿している上、ポルノ映画のレビューを書くなど、
ちょっと変わった活動も目立つため、修道会では目の上のコブになっているようだ。
以前にフェイスブックでお友達登録してもらったけど、
何かの事情でアカウントを消したとも聞いた。
運命の輪
この公園の彫刻テーマは人の一生らしい。
ヴィーゲランドというノルウェーを代表する彫刻家が
全てを手がけたらしいが、芸術が分からなくとも、
圧倒されるような彫刻の数や直接手に触れられるところに作品があるので楽しい。
残念ながら写真には収めなかったけど、星座の彫刻があり、
ふたご座としし座の間に伊勢えびの浅浮き彫りがあった。
ノルウェーではかに座の代わりに海老なのだろう。
すいません・・・
散歩を始めてすぐ、ニーナに何か歌おうと誘われて
歌いだしたのが、ボーイスカウトなんかで歌うような真面目な歌。
ノルウェーに来たら必ず歌うのが、日本で言うところのにしきのあきら的な
Jahn Teigenの"Optimist"を酔っ払った振りして夜中の街で歌うんだけど、
これを知ったら、悪魔だと思われるので、カミッラから言わないようにと
目で合図をされてしまった。
選曲がまずいのではなく、夜遊びをしていることがまずいんだけどね。
この曲、イタリア人だったらブルーになるような歌詞で、
こんなの歌っていたら周りは引くだろうな。
オプティミストで行こう、本を読んでいるより踊ろうよ、元気になれるよ~・・とか
そんな歌です。
ニーナが聖アウグストスの話を熱心に始め、
こういうときにキリスト教を勉強しておいて良かったとつくづく思った。
私、彼女に"あなたのようなインテリは他に知らない"と言われてしまいました、
教授にはアホだから死ねって死亡宣告されているんだけど・・・。
天使のような女の子とのひととき、なかなか楽しかったけど、
お互い困難に直面してもオプティミストでいられるといいな。
イタリア人に大好評だった一枚。
Olsenbannden Gar amok
日本語に訳すると"オルセンギャング、マッドで行こう"かな?
かわいいギャング希望のズッコケ三人組が
映画館の金庫を破るシーンがあり、こちらで撮られています。
70年代の映画なので、俳優さんのほとんどは亡くなっているとか、
私と全く趣味が合わないカミッラもこの映画シリーズだけは
大好きで、その話題で盛り上がって楽しかった!
写真を見てお分かりのように、この日はすごい人だかり。
一体何があるのだろうと、係り員に聞いたところ、
封切映画の俳優さんが舞台挨拶にくるのだとか。
その映画のポスターがこちら→
5人のうち誰が来てほしいか話していたら、
どうやら私が一番気になる赤毛君(右から2番目)が
来るらしい。
私は別にこれと言った興味もなかったけど、
ミーハーな女の子達に混じって少々遠くから
赤毛君が来るのを待っていた。
定時どおりに黒い車からタキシード姿の赤毛君が
降りてくると、すごい勢いで集られていた、
ミーハーパワーはすごいわ。
後で気づいたんだけど、この俳優さん
ハリーポッターのロン役を演じている人だったらしい。
映画館の前にはチャップリン像もあります。
散歩とは関係ないけど、最近ちょっと気になってハリーポッターの映画を見てしまった。
第一作目しか見ていなかったけど、登場人物の多さとファンタジーな世界には
少々疲れてしまい、2回に分けてみた記憶があった。
今回見たのはフェニックスの騎士団?
間違った中世感とよく分からない単語にあまり楽しめなかった。
学校外では冴えないいじめられっこなハリーポッターが
東洋人に惹かれているところが、なんだかいけ好かない。
なんで、イケてない男はアジア人に走るのか・・・。
仲良しのエルミオーネじゃ駄目か?
しかし、成長したハリーポッターを見ていてちょっと気づいたことが一つ。
ポッター演じるダニエル・ラドクリフ、色々な角度から彼を見ると、
今まで私をドキドキさせてきた男の子たちの集大成ではないか!
見方によってはポール・ウェラーにもアーランド君にも見える:-)
実際にこの目で見たロンはかなり背が低かった、
そのロンよりも背が低いダニエル君、子役は大きくなれないと聞くから
そういう背景があるのかも。
そもそも、いつもは避けるファンタジーものを見てしまったのは、
ノルウェーの忘れ物を捜していたからなんだけどね・・・。
Missing you
Club 8