ノルウェー国営放送ラジオで日曜ミサをきいているんですが、
今日はトロンハイムのニーダロス大聖堂で、
おっさん歌手呼んで引き語りミサやってるみたいです。
サマーフェスと宗教を結びつけたみたいで、
お年寄りも大興奮のミサライヴらしいです。
ナポリはここ数日、気温が35℃近く上昇するので
高温注意報が出ているらしいですが、
暑いときこそ北欧が恋しくなる私は、ナポリのイケアまで
大して買うものもないのに、行ってきました。
ナポリ中央駅から無料バスが出ているので、利用させてもらいますが、
オスロの無料バスと違って、二時間に一本で時間通りに来ません。
途中で運転手の親父が長い休憩を取るのもよく分からず、
11時バスに乗ったのに着いたのは12時過ぎでした・・・
写真でご覧の通り、空の色がボヤけてるのは
空気中の水分量(湿気)が多いので、
ただでさえ殺人ビームのような太陽に加え、すっごく暑いです!
不便な交通機関を利用してまでイケアに行ったのは、
これが目的。
キャンディー週末セールでございます。
別にキャンディーなんか興味はないんですが、
ノルウェーのスーパーやニューススタンドなどで
よく見かけたキャンディー棚、それ専門のお店も
カミッラの近所にありますが、駄菓子屋感覚なのかな?
結構いい大人も一生懸命袋にチョコをつめている様子が
かなり面白かったりして。
私のお目当ては、北欧テイストのリコリスです。
リコリスって何?という方も多いと思いますので、
ちょっとだけ紹介。
原料は草の根っこ。
スペインカンゾウの根っこには
なんだか体に良い成分が含まれていて
生薬としても使われているそうです。
イタリアでは、お酒も醸造されるくらい
ポピュラーな原料なんですが、
その見た目は真っ黒!
こちらが、商品になったリコリス飴です。
北欧ではこういったお菓子を子供が食べる!
スウェーデンで味見したときに、
想像しがたい味にすぐに吐き出してしまうくらい変な味で
イタリアでもレモンアイスの棒にこの飴が使われていて
ゴムと間違えて捨てていた思い出があります。
大好きなスウェーデンの3人組エッグストーン来日時には
コンサートの後に出待ちしてまで、
リコリスを持参しているかチェックするというわけの分からないファンをしてました。
ドラムのマウリッツがとってもやさしい人だったので、懐から取り出して
どうぞ!と振舞って下さいました・・・ステキな人。
それだけ衝撃的なお菓子なんですが、今では大好物になってしまって
ノルウェーに行った際は、この飴を持ち歩いて北欧娘気取りしております。
そういうわけで、リコリスを買いにイケアに行ったほどなんですが・・・
結局買ったのは、これだけ。
グラム売りだと、気が付かないうちに結構な金額になるので、
重そうなグミやチョコ類は避けました。
ピンクの丸いのはコーンスナックに
ラズベリーヨーグルトチョコがコーティングしてある、
とっても軽いスナック(だから選んでみた)で
自宅に戻る間にしけって、サクサクでなくなりました。
杏とクランベリーのドライフルーツはハズレ無しの美味しさ、
リコリスの方はプラスチックを齧っているあの感触、
少量購入にしてよかった・・・、もう少し涼しくなってから買うことにします。
私が買ったのは結局100グラムほど、金額にして100円弱ですが、
計画性のないオバちゃんが一キロ近く詰め込んで、
レジですごい金額を要求され、言い争いしてました。
帰りの無料バスで、購入レシートの提示を求められたので、
これから冷やかしでイケアに行けないのだと思いました。
今回は、スープ皿を買ったので、何とかなったものの
シナモンロールや無料のコーヒーを楽しむだけのために行ったりしていたので、
こういうことは気軽にできないと思うとちょっと寂しくなります。
ナポリに戻って・・・
中央駅に給水機が設置されてました。
この給水機からは、ガス入りの水も出るのに、
こういう乱用する人が多いので、整備が追いつかないようです。
横には小銭せびり親父もいますから、
旅行者は安心して水汲みもできない!
ついでに・・・
お菓子屋のウインドーに飾られていたマジパン細工。
人を馬鹿にするのもいい加減にして欲しい・・・。
私にはシャネルの価値が全く分からない。