ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

聖バルバラのおすそ分け

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前回の長い記事読んでもらっちゃってすいません。
 
今日は正教会の聖バルバラの日だったそうで、
昨晩からアパートの女の子たちが忙しくお料理してました。
 
私はアパートに住んでいる猫みたいなものなので
共産主義からいらした方々には、目にも入らない存在ですが、
昨晩はおすそ分けをいただきました。
 
 
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お祭りや祝い事にはカチャプーリというチーズ入りの平たいパンを焼くようですが、
バルバラの日にはチーズの代わりに煮豆が入ってます。
 
左の大きいのがレーラちゃんの作ったもので、
右の手のサイズはイルマちゃんのママ製で、パイ生地に中身がはみ出るほど
中身が詰まっています。
 
ここ数日、ファラフェル、豆ごはん、生ごみスープ(くず野菜と残り豆いろいろスープ)
メキシコ豆・・・貧血対策に豆ばっかり食べていたので、
持ってこられたときに有難い上に嬉しくてたまらないのに
ちょっと胃袋が拒否反応を示しました。
 
なので、朝ごはんにいただいたのですが…
 
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ビーガンの私でも食べられる、動物性食材0の素晴らしいお総菜ケーキ。
中の煮豆は国会秘密のクミン系スパイスで軽く香りづけされていますが、
昨晩の作っている様子をチラ見したところ、
煮た豆の煮汁を捨てて、そのうえに熱した油、一リットルほどをドバっとかけていました。
 
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同室の女の子に気を使って、10時以降は台所で勉強しているんですが、
丁度帰宅したイルマちゃんが勧めてくれた手の平サイズバージョン。
 
旧ソ連時代から、誰にも知られないように秘密うちで作っていた惣菜ケーキ?
ソフトなパイ生地からほのかなバターの香り。
食べた後、しまった!と思いつつも、皮の弾力や中身との比率がちょうどよく、
二つ目に手が出そうになりました。
 
 
正教会ではユリウス暦(旧暦、私たちの使っているカレンダーはグレゴリウス暦)を採用しているので、
クリスマスもお正月も別の日に祝っています。
 
彼らのお食事を真似して作ってみようと、
レシピを聞くと、すべて秘密です。
 
旧共産圏時代の名残で、軽く情報を交換することすら
逮捕につながるので気を付けていた頃の名残だと思います。
 
私は同じく旧ソ連から来たエストニア人や旧東ドイツで育ったドイツ人の知り合いがいます。
 
日本の政治も原発も秘密保全法も興味のなかった頃、
好奇心で旧政権時代についてを質問しましたが、
二人とも口が重い・・・。
 
彼らはふつうにイタリア生活をエンジョイする
はじけて南イタリア留学生にはなれなかったらしく、
いつも旧共産圏の人たちと一緒にいました。
表現しなくてもいい居心地よさを感じていたんでしょう…。
 
平和と信頼は情報の公開から始まると思います。
 
今日は秘密保全法賛成票を入れたクソ爺と婆のリストを見て
私がメール送ったたくさんの議員の名前を確認しつつ、
原発に力を入れているはずの自民党衆議院河野太郎が入っていて
悲しくなりましたよ。
 
政治家!お前ら政党のために仕事してんのか!?
 
日本国民のために政治をしないなら、今すぐ辞表を出せ!!
 
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頭に来たから、ルンバを踊っちゃえ!