パソコンのOS不具合から、しばらくネットなしの生活をしていました。
事前に午後の海タイム報告をしていたので、
ネット上で全く音沙汰のない私が海で溺死したと思ったらしく
心配して電話がかかってきてしまいました。
まあ、仮に溺死していたとしても、一番行動を把握しているカミッラが
イタリアにくるまでは、私の消息は不明でしょう。
８月の後半になると、やっぱり海っぺりの田舎街なので
少しずつ涼しくなってきます。
今年は珍しく夕立も多いので、午後から雲がモクモクと湧いてきて
私の海タイムもかなり削られています。
こんな感じ。
こちらは会員制のプライベートビーチの一角なんで、きれいに整備されていますが、
通り際に手前、木の小屋みたいな更衣室でたまに、素っ裸マダムを目撃してしまうこともあります。
奥に見える陸地はアマルフィ海岸ですが、岬のほうがダンテの横顔に似ているといわれているらしいです。
山間部にはムッソリーニそっくりの山の稜線もあり、
“ドゥーシェ”の名で南イタリア人に親しまれています（観光ガイド風）。
失業者に仕事を斡旋したりしていたために、ファシストのイメージは決して悪くない土地です。
実は人口３千人の村にて、爺ばっかりのファシズムクラブに参加したことがあります。
会費はお茶菓子代として年間２ユーロ、トランプ老人クラブの別名としか思えないような集会でした。
そうそう、イタリアの海岸で海水浴なんておしゃれ～なんて思ってませんか？
上のプライベートビーチは、まだしも！
私が毎日泳ぎに行くのはこっちですよ！
簡易駐車場が左に、岩がごろごろで、ごみだらけ！
左にはビーチ物売りの南アジア人のおやじどもが、クルチャーにの刺繍ブレスレットのばった物やら、
スウォッチの偽時計歩き売り準備OR整備中ですよ。
お天気がすぐれないので、人は少なめ。
波も高めだったので、砂を巻き上げて透明度も低かったな。
今日、泳げないのを知っていたのに海辺に来たのには、写真を撮ってやろうと思ったからです。
しょぼい海岸を撮りに来たのではありません、
海岸で釣りをする動物虐待おやじを激写してやろうと思ってきたんですよ！
先日、久しぶりの暑い日に気持ちよく泳いでいたら・・・
私の足に何か絡まってます！釣り糸ですよ！！
波打際では、黒人の奥さん連れたエロ爺が自慢げに釣竿を操っていたですよ（スケベな記述ではありません）。
”そこ泳ぐなよ、危ないだろう！”
・・・私が怒られましたが、海水浴場で釣りってするものか？
私は釣りという行為自体が許せません。
お店で死んだ魚が売っているのに、わざわざ魚ののどに針をひっかけて大満足という
恐ろしい拷問死刑ゲームをしている自覚のない人たち、
みんながやっているから、昔から行われてきたことだからと
正当化しますが、自分ののどに針引っ掛けて水上スキーでもしてみてくださいよ。
そういう釣りバカもお天気の悪い日は海に来たくなかったみたいで、
しょぼい海の写真だけ撮ってきました。
右のブイが連なっているのは、プライベートビーチとの境界線です。
写真撮っていたら、おやじが呼ぶので、近づくと
戦後のヴェスヴィオ火山噴火で飛んできた石を自慢してきました。
英語で話しかけてきたので私を観光客と思ったのか、
息子も近くにいたことだし、英語使ってかっこいいところを見せたかったのかな？
息子さんは親切に見つけた石のかけらをくださいました、ちょっと食事が心配だけど、いい子だな～。
近くにいたプラチナ金髪レディたちがイタリア語でない言語で話していたので、
この子は旧ソ連邦で生まれて、母親の再婚でイタリアに移民したのかな？
イタリアは大変だけど、負けるなよ！
あの家族を遠くから激写。
アフリカ人のお兄ちゃんが浮き輪を歩き売りしています。
原色の民族衣装が素敵なんだけど、こっちを売りにできないのが
・・・海で泳いでいて、何かいいことあったかって？
あ・り・ま・し・た・よ～。
クロールしていたら、何やら追いかけられている気配、
後ろを見ると、かわいい金髪の男の子が！
どんなに泳いでも付いてくる上、ナンパされました！！
が、お断りです。
相手が中学生だったから。
どんなにスウィートな男の子が好きでも、犯罪に手を染めるつもりはない。
あとは中国人の子供に気に入られてずっと中国語で話しかけられ続けたな。
海ライフは、あとどのくらい続けられるかな？
９月に暑さがぶり返しそうなので１０月まではOKでしょう！
