本当はもっとブログを書きたいんですが、
帰国後から毎日の生活を少し見直していて
仕事の予定を増やしたり、フリーランスのライティングを引き受けたり
必ず毎日外出するようにしているので、
夜は頭が空っぽになってしまい、
おそ松さんゲームの実況を見て寝る生活を送っています。
帰国後も翌日には研修、そして仕事・・・
と長い休みを取れた分、
しわ寄せが来てしまったのですが、
ノルウェーで毎日クタクタになるまで出歩いていたので
体力が付いたのか、毎日だるくて体が重かった出発前に比べれば
それほど辛くはないです。
そういうわけで、今回は前回の芸術公園散歩記事の続きです。
手前の集合住宅から延びる桟橋と奥にはデンマーク行きの船が停泊中。
気温は異常気象で27℃、空が南イタリアの真夏のような色をしています。
芸術公園エッケベルグの山を下りて、今度は海辺へと向かうんですが、
“スポーティ”なお二人さんはトラムに乗って行くと言う(歩けよ!)。
トラムの切符はシングルチケットで400円くらいする、
いつもなら10キロ程度は歩いてしまうけど、
この日はなぜか切符が売れ切れとかで、手にはいらなかったので、
ユールンに勧められて無賃乗車しました。
山の後に海に行くって、一日に両方を楽しめるのは
複雑な地形を持つノルウェーの特権でしょうか?
海辺といっても、行ったのはアーケルブリッゲという
観光用のボートが出る港で、ショッピングセンターやレストランがひしめき
トイレを利用するのに便利なエリアです。
私も毎回来るわけではないので、久しぶりに歩いていたら
不思議な建物発見。
ここに来て、何故かカミッラはパンティライナーっていうのか?
パンツに付けて汚れを防止するコットン素材のやつを買うとか言う。
それ、緊急に必要でしょうか?
スマホでスーパーの場所を確認して進んでいくのだが、
この日はエッケベルグでも、レストランや休憩ポイントなどの
トイレがあるところを使わずに、
散歩途中にトイレに行きたいと何度か訴えてきたため
周るはずのコースを抜けてトイレ探しをさせられた。
・・・何故、毎回毎回同じことをする!?
去年もギスケ島でトイレに行きたいと、島を一周するはずが、
予定変更になったしまったことを思い出す。
5連休となるため、閉まっているスーパーも多い。
無事、ぱんてぃらいな~を買うことができたカミッラは
早速使いたいと、今度はトイレ探しになってしまう。
アーケルブリッゲのショッピングセンターには無料トイレが、
この界隈にはカフェも沢山あるので、コーヒー休憩ついでに借りれるので
ここでは問題なし。
すぐ近くに私の知らなかった美術館がオープンしており、
ここのカフェに行くことになりました。
木の外観がとってもステキ。
帆船の帆をイメージした日除けとデッキをイメージした手すりが
マリンテイストで夏に爽やかです(ノルウェーだったらね!)。
カフェは海側にテラス席があり、そのままビーチにも出られるようです。
二人はノンアルコールビールを注文。
今回は太陽の下にいると暑すぎるのか、
ユールンも日陰を選択。
こんな感じで日光浴をする皆さん。
こんなお天気の日は皆外で過ごしたいよね・・・
わかりますとも!
・・・でも、でも、冬のノルウェーを知っている私には、
余りの人の多さに疲れてしまいました。
あのシーンとしている海辺とか、まばらな人影とか、
夏は夏で素敵なことが沢山あるのだけど、
オスロの雪景色が懐かしくなってしまう。
その後、ユールンと別れて私たちはイタリア語のミサへ。
去年と同じ、バラック神父がミサを行い、
去年見かけたイタリア人の面々と交換留学で来ているらしい学生を見かける。
誰一人としてフレンドリーに映らないから不思議。
遠くからジロジロ見てくるのも去年と同じ。
ミサの後で、カフェタイムがあるのでコーヒー欲しさに着いて行ったが、
気分がすごく落ち込んでしまった。
カミッラが張り切ってカフェの準備を手伝っていたところに
私が入っていくと、その場の空気が止まってしまう。
拒絶されているような気になってしまうので
帰ることにした。
私が帰ろうとすると、カミッラも一緒に帰ると言い、
仕切っているババアに挨拶しに行った。
すると、私が食べることのできない“パブロバ”を食べてから帰れと言うので、
それが準備され、テーブルに並べられてから、
カミッラが食べ終わるまで、
私は逃げ出したい空間に我慢して居続けなければならなかった。
問題の“パブロバ”メレンゲのお菓子で、その上に生クリームのせてました。
イタリア人が作りました的なハート形がダサい。
そして、卵使用のため、私は食べられない。
今となっては、楽しい思い出になってはいるものの、
今回は日程が短いためにカミッラが張り切りすぎて
私が楽しみたい日常のノルウェーを過ごすことが難しく
憲法記念日あたりから帰りたくなってしまった。
ユールンはオスロ滞在にあたって、
近郊に住む友人宅でお世話になっているという。
電車で一時間弱の田舎町で、その友人の勧めもあって
泊りがけで遊びに来ないかと誘ってくれたのだが、
このイタリア語ミサの予定が入っていたがために
断ってしまったことを思うと、
嫌な気分のさせられただけのミサよりも
行ったことのない土地で初めてあう人の家に
泊まる方が、精神的なリスクが少なくて済んだかもしれない。
何度も書いてしまうが、予定変更が苦手なカミッラなので
一度決めた予定を変えることはできない・・・。
今回の記事は時間に追われる私のわがままが爆発しています。