ゴヴィンダスのある船堀から西葛西まで約2.5キロの道を歩きます。
川沿いを歩いて行こうと思いましたが、日差しが強すぎるのでおとなしく船堀街道を辿って行くことにしました。
この辺りは街道と交差する新川が散歩道になっているようで、遠くにやぐらが見えます。角度によってはスカイツリーも見えるようです。
すっごい行列のパン屋をを通りすぎ、公園の横をひたすら歩いて西葛西に着きましたが、ところどころで寄り道したい見どころが沢山・・・でも、わき目も降らずにひたすら駅へ、いつものように方向音痴で迷ったので、30分で行けるところ一時間近くかかってしまいました。
飯田橋で南北線に乗換、ホームに転落防止用のドアがあってびっくり!
そして四ツ谷の駅を出ると上智大学がそびえ立っていて、これまたびっくり!
四ツ谷に来たのは、カトリック教会グッツの店"ドンボスコ社"に行くためでした。
そう、この日は日曜日なので営業時間が短く、3時半閉店なので急いでいたのです!
片柳神父のツイッターでこの店の存在を知り、行ってみたくなったのですが、お店は昭和の文房具屋的にこじんまりとしてノスタルジックです、悪く言えば狭いので店内ですれ違うのが少し大変です。
ネットで買うものは大体決めてきたのに小さくてこまごました商品を見つけるのは結構時間が掛かってしまい、その間に3組程の来客がありました。店員さんは在家シスターっぽい人とお年を召したシスターの二人、お客さんも顔見知りの信者さんのようでした。
まあ、長居はできそうにないのでメダイなどの時間が掛かりそうな商品は今回パスして紙製品を中心に購入し店を出ました。
ドンボスコ社HPリンク↓
ドン・ボスコ社 〜ロザリオ・メダイ 各種聖具 キリスト教書籍〜
良いお天気で暑い、持ってきたマイボトルが空になったので、どっかでコーヒー休憩でもしようと思いながら聖イグナシオ教会へと向かいます。
日本にもこんな立派な教会があったのか?!
と、驚いてしまいました。
柱廊のついた中庭に手入れの行き届いた植物たちと御トイレ、まばらに人はいるけど、天気のいい日はここでくつろぎたい!
オンラインミサの最中らしく、教会には入れませんでしたが、ザビエル礼拝堂は開いていたので少しだけ覗かせてもらいました。
ステキな雰囲気です。中に入るとイエズス会の創立メンバーの聖遺物が展示してありました。タイプライターで打った印刷物の切り抜きみたいなものがガラスに閉じ込められていました。説明書きもありましたが、何故か焦っていてよく読めませんでした。
もちろん写真も遠慮します。
この聖堂は”禅”ですかね?
正面には十字架と右手に小さなくぼみがあり、何かが安置してあります。多分ミサのエウカレスティアで使うカップとパンかごが入っているのかな?
右奥には洗礼盤から少しずつ水が流れ、外とガラス一枚で繋がっています。
暗めの照明もとても雰囲気がよくて、さっきまでハイテンションで“ハレークリシュナ!”と歌っていた私もスイッチが切り替わったようでした。
柱廊沿いに歩いて案内所という名の売店を物色。
ドンボスコ社の品ぞろえがすごすぎたので、ここはナポリのドゥオーモにあった売店程度のこじんまりとしたものしかなく、教皇のメダイのみを買うと親切にも教皇のカードをプレゼントしてくれました。
人に物を聞くのがとっても苦手でほぼコミュ障な私ですが、自分の居場所を再確認したのか、ナポリの修道院的雰囲気だったドンボスコ社や博物館の雰囲気を感じる聖イグナシオ教会売店で、お店の人と簡単な会話を交わすことが出来ました。
そもそもこの教会横の上智大学はナポリ東洋大学と交換留学をしているので、たまに仲良くになる学生さんがいたりして、楽しかった頃を懐かしく思ってしまいます。
前日にナポリで仲良くしていたノルウェー人のカミッラと電話でナポリの思い出話をしていたのでちょっとしたシンクロニスティーを起こしていたのかな?
内部写真は撮影できなかったので、教会ホームページでご鑑賞ください。
写真はきれいですが、ザビエル聖堂のあの雰囲気は伝わりません、是非訪問してみてください!
教会入り口横にあった聖母像。
ここが日本だということを忘れそうです。
四ツ谷訪問で東京の教会巡りをもっと積極的にしたいと思いました。
今回の購入品
ドンボスコ社の手帳と聖イグナシオ教会でもらった教皇のカード
手帳にはカトリックの祝祭日はもちろん、月間のお祈りと毎日聖人記念日、日本の教会&カトリック系病院のリストまで付いています。
手帳に貼るシール数種。
名画シールは使用権とかどうなっているのか、教皇やルルドのシールと同じく150円でした。
結び目を解くマリアの絵ですが、これ角度によって絵柄が変わります。
カードを傾けると見えるのが教皇様です!
どんだけ教皇が好きなんだ?
今更ながらイタリアにいるときにもっと教会グッツ買っておけば良かった・・・。
こちらのタブレットはあのルルドの聖水を使って作られたミント味のタブレットです!
原材料にもしっかりルルドの泉の水、ミント、砂糖の表示があり、変な甘味料も使われていません、聖母と聖ベルナデッタに守られるのでコロナも怖くありません!
そしてフランス産なのでパッケージがオシャレですが、ナポリで信心深いババアから渡されたらウンザリしてしまいそうなのが想像できる。
本当は教皇カレンダーを購入予定だったけど、年末に動物病院で猫カレンダーをもらえるので、今回は保留します、送料がかかってしまうけどネットでも買えるので年が明けてからでもいいかな。
最後に四ツ谷界隈には他にもキリスト教関係のお店が数軒あります。
リンクを貼り付けたので興味のある人は是非、訪問してみてください。
サンパウロ 東京センター
キリスト教書籍とグッツが売っているようです。
東京のみならず、名古屋の大聖堂前だけでなく、イタリアの主要都市には普通の本屋のようにしれっと存在する、カトリック圏では一番ポピュラーなお店のようです。
書店の入っているビルに大きな教皇の看板が掲げられている目立ちますが、日曜定休です。
イエズス会シスターの手作りの店。
ミサで用いるストーレやガウンも売っているけど、司祭しか購入できないのかな?
サンパオリーノ
修道院で作っている食品やワインなど、ホームページ見ただけでおなかが空くお店。
世界の修道院から来たマニュファクチャーで安心な商品ですが、お値段もそれなりです。シトー系の修道院からが多い印象。
次の目的地は・・・西葛西です!
今度こそインドを探しに!!