ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

ベンデッタ・オスロ

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今日、イタリアに戻ってきた私ですが、
昨日の出来事を話さないわけにはいきません!
 
最終日ということで、いつもの神学校で一日を過ごしていたんですが、
実習から戻ったばかりのヨハンネスがいました!
 
今回は会える可能性が低いと思っていたので、一目でいいから見たいと思っていたら、
 
本当に一目だけ見ることができました。
 
挨拶しただけで、カミッラに至っては無視。
 
ここのところ、女の子に囲まれているヨハンネスは
以前のお友達と距離を取るのだそうです。
 
楽しそうに女の子たちに囲まれている様子を見ていると
私も嬉しいところですが・・・
 
私だって中に入りたい!
 
目があった瞬間、自分が砂になっていくのではないかと思いました。
目には涙が溜まってきて、どうしようもありません。
ジョジョ風にいうなら、
 
とてつもなくハートがビート!
 
心筋梗塞起こしかけましたが、いつもの悪い癖で
ヨハンネスをキリストと重ね合わせてみていたので、
ショックでどうでもよくなってしまいました。
 
 
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カミッラが愛想をつかして帰って行ったので、一人で新聞を読んでいると
ヘレナが来ました。
 
ヨハンネスのことで、ショックを受けていた私には、
彼女と話をすることで、嬉しい気分になり元気に戻ることができました。
 
授業だけでなく、生徒会でもヘレナと関わりがあるのに
挨拶もしません、ここ一年で神学校の交友関係はかなり変わってしまったのだとか。
カミッラ以外の人から事情を説明されると安心するので、
気持ちが楽になりました。
 
 
さて、私はこの日、
カミッラのお世話の下では仕事を探すことが難しいので、
ノルウェーに片足を突っ込む方法を考えました。
神学校への編入です!
 
それにあたって、事務局長アーランドに話を聞きに行くことに。
 
アーランドというと、私の大好きなKOCの赤毛メガネくんですが、
おんなじ名前だけあって、見た目もそっくり!
 
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少女漫画風の写真を選んでみました。
 
ちょうど、3日ほど水をやり忘れてミニチュアになったような
ふわふわ金髪にメガネ、ガリガリのおっさん、
イタリアの大学と違って、丁寧に話を聞いて解決策を見つけてくれるので嬉しい。
 
 
そして、この日はKOCアーランドの相方、アイリックそっくりさんにも遭遇!
 
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自然な感じの写真を選んでみました。
 
カミッラのお友達のお友達で、あの癖のある鼻や、
はっきりとした目じりのしわとほうれい線(ステキ加減が伝わらない表現)、
うわ~!
でも、ヨレヨレのセーターとこれから出兵といった感じのでかいバックパック
一瞬、学生ホームレスかと思うような風貌ですが、
めちゃくちゃ清潔そうなズボンと靴という変な格好をしています。
 
“ぼくぅ、フレデリックです。はじめましてぇ~。”
 
よく言えば、マイペース、悪く言えば、頭の悪そうな話し方が気になりました。
 
写真を撮りたかったんだけど、トイレに駆け込んでいった様子に
恐ろしいほどの緊急性を感じて、妙に遠慮してしまいました。
 
 
そういうわけで、事務局長アーランドの話によれば、
私の受けた試験の数が多いので、本来ならバチェラーの学位が必要なコースも
飛び級できて、修士号EUでは博士号レベル)取得コースを受けることができるそうです。
ついでに、今まで受けてきたテストの単位も生きるので、
編入してくることを進めてくれました。
奨学金申込みの締切がすぐなので、今年は無理だけど、
2015年からの入学を考えてほしいと言われて、私はハッピーです!
 
 
なので、私の復讐はこれから始まります。
 
・・・楽しそうにしているんだからいいじゃん。
その前に自分の傲慢との戦いもあるしね。
 
そういうわけで、イタリアの大学での事務整理と
編入準備に日本に帰ることにしました。
 
どうせ、通りすがりにハゲ!とか言うしかできないけどね・・・