ポーランドがEUに加盟してから、ノルウェーにも民族流入しているようで、
数年前までなかったポーランド語のミサが行われるようになり、
教会がちょっとしたコミュニティーになっているようです。
聖オラフの司教館でパーティがありました。
国旗に合わせて赤と白のテーブルセットに、
各席には合唱用の冊子が置かれています。
オバちゃんがドリフの結婚式乾杯音頭コントかと思えるような
なが~い挨拶をして、合唱が始まります。
ポーランド語が分からないカミッラは目線がお菓子テーブルに、
私はメガネの素敵兄ちゃんに向かっていました。
来賓席
ポーランド大使と聖オラフで働いている神父さんと主催者のお兄ちゃん。
仕切り役のおばちゃんが席を用意してくれたのに、
カミッラはイスを持って行って図々しく、大使の隣に座ります。
3,4曲歌い終えた後、寄付制でお菓子の食べ放題が始まりますが、
その寄付用の小銭がないとカミッラが私のポケットに入れていた
なけなしの小銭をゴッソリと鷲づかみにして持っていきました・・・
金額は500円程度・・・だけど・・・だけど・・・(私はお菓子を食べない)
数あるお菓子の中で、ポーランド人のおっちゃんがチョイスしてくれたもの。
左はバタークリームのケーキで、
右はチーズケーキとプリンの間のようなお菓子でした。
なんだかね、カミッラの最近の良くない傾向で、
親切にしてくれる人に対して、
嫌味を返すのでお菓子にもかなり文句をつけてました。
味見をしたところ、甘さはナポリ菓子並でバターがたっぷりです。
お菓子を持って、席に戻ると・・・
ポール神父参上!
なんかフェイスブックで、いい人ぶっているが、
この神父はキャリア志向で70年代の少女漫画にでてくる
意地悪役そのままのおっさんなんで、
去年は司教をイタリア語でからかっているところを見られて
嫌な捨て台詞を吐いていったくらい嫌な奴。
(司教をからかってはいけません!)
カミッラが席に着いた途端、急に席を立って消えていきました。
カミッラパワーは凄いわ!
ついでに、司教の前で悪口を言われたその報復に、
復活祭前の聖木曜日の深夜、
奴のアパートにピンポンダッシュを決めたカミッラ、
あの無視具合、やっぱり犯行現場を押さえられていたのか?
食べている間も、歌あり、詩の朗読あり・・・
東ヨーロッパから来る人たちが、
“イタリア人の集まりは食事をするだけ”
なんて、よく嘆いていましたが、
こういうことだったのね。
この現場をロングショットでどうぞ!
みんな写真を撮っています。
民族衣装の方は、ベストだけ持ってきて
スカートやエプロンなどは、ノルウェーのお店で買ったものだとか。
スパンコールでキラキラの衣装は、手が込んでいるけど、
本物はもっと素材が違うものを使っているのではないかと思います。
ところで!
タイトルのSkal du fika?はスウェーデン語です!
私が唯一覚えている言葉なんですが、
これって、イタリア語を知っていると、とっても危ない!!
Skal du は 英語のWould you like
Fika はお茶請けという意味なので、
お茶しない?
みたいな意味らしいですが、
Fikaはイタリア語で女性器を差します。
従って、ナポリのスケベ脳では
“私といいことしない~?”
に聞こえます・・・・。
SKAL DU FIKA?
右のメガネハンサム兄ちゃんはスウェーデン人、
知り合ってすぐにこの言葉を使った私は
カミッラで言うところの“頭がチングルマ”でございます。
真ん中のバーコードハゲが志村けんにしか見えない・・・。