ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

情報は自分で、ドント・ビリーブ・ザ・トゥルース

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ここ数か月、カミッラに振り回されて疲れている私です。
 
ノルウェーに来てくれと言われて、行こうと準備をすると
イタリアの永久滞在許可証を持っていなければ来てはいけないと言い、
行かないと連絡すると、友達と引き合わせたいから来いと言う・・・
私の勉強の区切りができていないので、
お誘いに乗れないと言い続けると、最終兵器のヨハンネスの名が出てくる。
 
今日も相変わらず、行く、行かないの攻防戦をしていたんですが、
その気になっていると、どこから仕入れたのか滞在日数のことで口論に。
 
福島みずほさんの質問に対する森マサ子の答弁に近いものがあるので、
頭クラクラだったけど、カミッラが主張する移民法改正を考えているという
ノルウェー新政権について、少し調べてみました。
 
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去年の9月に誕生した新政権は
 
保守派の党首が総理大臣になったようで、それも女性でベルゲン出身。
 
ほとんどの議席を保守派と労働党が占め、移民受け入れに制限を持たせようとしているらしいです。
 
入管のホームページも今のところ改正はないし、
 
90日以内の滞在であれば、日本国籍保有者でイタリアの滞在許可証保持者は、
 
特に問題なさそうなんで、ホームページのアドレスを張り付けてメールしてやりましたよ。
 
 
ついでに・・・ノルウェーの政党について、少し調べてみました。
 
保守党が右派と呼ばれる、政治的権力を長い間保ってきた人たちのようです。
 
日本の自民党みたいなやつだろうか?
 
この政党は、国民の生活を自己管理に任せる、
 
つまり、アメリカのような“弱者は死ね!”政治。
 
にも拘わらず、社会福祉国家として続いているのがすごいな。
 
 
ノルウェー社会党(SV)社民党左派と呼ばれる政党は、
 
福島みずほさんそのものです。
 
コソボの軍事介入に大反対したり、移民の受け入れ間口を広げるべきだと主張したり、
 
EU加盟やNATO加盟に大反対したのも、この政党です。
 
国民の民意が一番反映されている政党なんじゃないかと思います。
 
なのに議席はたったの11・・・ノルウェーにも大きな組織票が存在するんでしょう、
 
そして、富を蓄えることに夢見る罪深き人々も、こんな素晴らしい社会福祉国家にも存在する。
 
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夜の学校に忍び込む私たち。
 
雪の積もった冬のノルウェーはきれいで、
 
明るい夜の空を見ながらお出かけする、初夏のノルウェーも楽しい・・・。
 
イタリアで得たものは、北国に対する憧れかもしれない。
 
 
 
 
 
おまけ、ノルウェーで壁に貼り付けてあったもの
 
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トイレのないカフェの壁デコレーション。
 
カフェにはトイレを借りに入るようなものだけど、
オフィスビルの一階にあるせいか、御トイレは皆さん各自のオフィスで使うようです。
テーブルの下にコートOR鞄をかけるフックが付いている。
 
 
 
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学校のトイレに張り付けてあったシール。
 
多分、アフリカ系移民のためのワークショップや文化紹介のコンフェレンス告知かな?
 
 
 
 
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カミッラが大好きなアルコールなしのビール、その名も“モンクホルム(僧侶庵)”
私は唐辛子が大好きですが、ビールの味だけは理解できません。
ヨハンネスもお正月にいただくという、特別なのに罪深くない飲み物。
 
 
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トロンハイムのニーダロス大聖堂入館証。
小さな町で一番、観光収入をえることができる教会、
ガイドに案内されて、一通り見終わった後は
チケットセンターの掃除婦さんに嫌がらせか?と思わせるくらい
壁一面に張り付いてます。
 
 
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壁に張り付いているものではなく、壁際にあったもの。
夏仕様のデザインビール。
イタリアの夏は暑いから、こんな爽やかなイメージにはなれないけど、
夜には吐く息が白くなるノルウェーだったら、こんな感じ。
日本の五月?
 
 
 
追記: 先ほどカミッラに入管法のホームページ張り付けてメールしましたが、
その返事が届きました。
 
“今、スキーをしに、フィンセに来てるの、一緒にいたら楽しかったのに。
早く会いたい、オスロに来てくれる日が待ち遠しいよ。”
 
同じセリフをかっこいいメガネ男子に言われたい・・・。