ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

スキーのジャンプ台博物館

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カミッラの友達で金髪エクスプローションのランディ、
彼女とスキージャンプ台博物館を訪れた。
国立劇場前で待ち合わせ、この日は電車のストライキがあったので
あらかじめ国鉄側から用意されたバスでオスロへと向かった。
ストで足止め食ったり、身動きが取れないなんてことは無いのね・・・。

 

博物館へは地下鉄で、待ち合わせに来たランディが
重そうなリュックサック背負ってて気合が入りすぎ、
どんなところに私を連れて行くつもりだろうと心配すらした。
地下鉄を降りると、きつい上り坂が数キロにわたって続き、
博物館につくころには息切れ、日ごろの運動不足を感じる。

 

中に入ったらもっと疲れた、というのも
選手でもないのにスキージャンプ台に登るなんて、
そんな大それたことをしようとするなら、待ち構えていたのは果てしない階段。

 

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後ろがつかえるから・・・なんて心配したら止まって休憩なんてできねーよ!
ひたすら足元を見ながら、ハイスピードで登っていった先には
ガラス張り360度の展望台。
展望台にあんまりロマンを感じない私も
このときはっきりとオスロが美しい都市であることを実感。
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イタリア語ガイドブックの翻訳風に言うと
ちりばめられた宝石のように点在する湖、空を突き刺さんとばかりに生い茂る森、
色とりどりの集落、反対側には中心街が広がり・・・。
十分ぐらい居ただろうか、とにかく次から次へと人が登ってくるので
長居は出来ず、せっかく登ったのに降りる。
展望台の手すりには定番の落書きもあり、すかさずチェック。
大概が愛の言葉だ”ヘドビッグ愛してる”とか、どこにでも落書きファンは存在する。
このての落書きは、ハートに矢が刺さっているイラストと共に書かれていることが多いが
これってカヒミ・カリィのサインに付き物のイラストじゃん。

 

降りるのはすごく怖かった、途中でひざが笑い出して自分も笑った。
階段を降りると博物館が始まり、
謙虚な展示物を拝見。
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オスロで行われたオリンピックの記録と
紀元前に使われていたスキー板に展示から、アムゼン隊の南極探検における物品、
終いには橇とかポストカードとか、南イタリアの博物館じゃあ展示しないようなものも
あった。