猫をさがせ!
ベルゲンには猫だまりも猫と出会いの場もある。
アイリックの家の近所で見かけた猫ちゃん、ベンチの色も木造住宅もとってもキュート。
今回の旅ベストショット
港町なせいか、住民の猫おせっかいのおかげか、
大学の側で、誰かの家の近所で、観光客の少ない住宅街に出没多発。
そういう私もシーズン外にベルゲンを訪れるあたりは
静かに過ごしたいベルゲン猫ちゃんと同じだったりして。
夕暮れ時の大学近く。
お外を眺める猫。
首には蛍光イエローの反射板つき首輪がされている、反射板は交通事故防止に老若男女問わずにカバンやベビーカー、服の一部に付けられていたが、ベルゲンの若者、特に男子はあまり付けていないようにも見えた。
彼らは反射板の代わりに赤とか緑とかピンク色とか派手なズボンをはいている。
上の猫ちゃんアップ写真。写真を撮っていたら突然雪が降り出して
頭の上に素敵なスノーフレークが出来上がったけど、カメラに収めることができなかった!
去年も会った元飼い猫の巨大猫、
餌やリおばさんには会えなかったけど、
一年ぶりの再会に私だけ喜ぶ。
猫ちゃんはそっけなく、写真もお断りのようだった・・・、お疲れのライブ後に観客席に出てきてファンと交流するアイリックを見習って欲しい(そういう問題ではない)。
それとも鳩さんと遊ぼうと思ってたのかしら?
ベルゲンの猫ショップ。
駅近くに猫ファンの店があった。
猫好きのための雑貨と
猫用のアメニティーグッツを
扱っているようだ。
営業時間が短く、午後5時で閉まってしまうので未だに踏み込めない領域である、猫好きパワーを知っているため、ドアの取っ手に手をかけることにも躊躇する。
後日カルメンからは
"何で行かなかったの?"
という質問が・・・私、変なところでシャイなんです。
営業時間内はさすがにウインドウの写真も撮り難いので、
夜こっそりと撮影。
このお店、猫の保護や行方不明の猫探しも手伝ってくれるようだ。
お店自体が猫コミュニティー?
暇な方におススメの字ばっかりのめんどくさいコンサート事後報告
時間の無い方は飛ばしてください。
今日は珍しく、字の少ない記事なのでついでにヨハネス教会で行われた
日本支援チャリティーコンサートの話題を。
大学本部の近くに建つ赤レンガの教会。
坂の上にあり、アングル的に全体を撮るのはちょっと難しいので、
建築物ファンの方はググってください。
日本支援コンサートの告知は街のいたるところに張り出されていた。
入場料は無料で終了後に募金を行う方式。
曲目はショパンやベートーベン、さくらさくら、朧月夜なども演奏されたが、
形式は私が最も理解に苦しむ声楽で、オペラ・リーリカの世界・・・。
日本のために歌ってくれたり、ピアノを弾いてくれるプロの方々、有難う、
オーケストラだったらもっと良かったんだけど・・・なんて無料のコンサートに思ってしまうなんて
不謹慎もいいところだ・・・ごめんなさい。
教会内部、木の梁が複雑に張り巡らされているけど、
ロマネスク様式の石積み天井システムと似ている気がする。
これはコンサートとは別の日に撮ったので、人もまばら。
コンサートの時刻を間違え、フロイエン山から大急ぎで急行したコンサート。
私達は最後の2曲しか聞けなかったけど、満員の教会に感謝!
ケーキまで振舞ってくれた!(その案内はノルウェー語でのみ、日本人には無しか?)
素敵な日本人が振舞うコーヒーに照れて、そそくさを教会を出ていく私だが、
そこで不良になろうと煙草をくわえてみた。
ナポリで買っただけあり、おろして間もないライターはガス欠に、
日本茶2杯目を手に教会から出てきたカミッラが道行く人にライターを持っているか尋ねるが、誰も持っていない・・・、
そりゃそうだよな、教会で音楽を楽しむ人が喫煙するとは思えないもんなー。
"煙草をやめなさい"と遅すぎる警告をして、3杯目のグリーンティをもらいに教会に戻っていくカミッラ。
しばらくして、先ほどライター保持の有無を確認したはずの
私の不良に協力してくれて有難う・・・だけどなんか違う。
さて、無事に一服を終え帰ろうとしたところ、
カミッラが何杯目かのお茶を飲み終えて、私を呼びにきた。
先日の赤十字募金活動で出会った日本の方がいらっしゃるとのことだ。
彼女はえみさんといって、ベルゲン在住の写真家、
とっても知的で年下なのにしっかりとした人生観を持っている。
少なくとも不良になろうと煙草やスヌースには手を出すような方ではない。
えみさんにベルゲン在住の日本人を紹介してもらい、
その中の一人は素敵な日本語話者のノルウェー人彼氏をお持ちだ
久しぶりに中学生男子病が出て、とても恥ずかしかった・・・。
さて、えみさんにはお世話になったわけだが、
このとき偶然にもKOCの写真を持っていて、聞き込み調査をしてしまった。
実は彼女の情報と親切で最後の一日をアイリック一家の散歩道にあるお店で
過ごすことになった、そのお店で知り合う方々やはり写真関係者が多く、
いわゆる芸術家の溜まり場。
イタリアで芸術家の溜まり場といえば、お金持ちの集まりがほとんどだけど、
ベルゲンは庶民的だったなぁ~、そこにいたフランス人のお兄ちゃんも素敵だったし。
憧れの二人の居場所を知ってしまったコンサートの日の晩は
いい年こいて食欲もなく、ベルゲンがつまらないと言い張る同じホステルに泊まっていた
イタリア兄ちゃんを連れ出して、カミッラ抜き夜のベルゲンを楽しんだ。
最近アーランド君以外の音楽が楽しめません・・・
A Place in my heart