ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

5月17日ナショナルデー

ノルウェーにとって一大行事の一つである憲法記念日
デンマークスウェーデンに支配し続けられたノルウェー
長いときを経て自分達の憲法を持つことができた日が5月17日らしい。
 
一体何をするお祭りなんでしょう?
 
 
 
 
民族衣装を着たり、イメージ 1
 
イメージ 2
 
  
イメージ 3海軍さんがパレードしたり
(軍隊とブラスバンドって古代ギリシャからの習慣なのか?)
 
 
イメージ 4
 ここぞとばかりにと国旗を持ち出したり・・・
 
 
ノルウェー国民である意識の表現がテーマ?
目抜き通りは民族衣装や国旗を持った人々で埋め尽くされ、
もっともノルウェーを感じる一日なのかもしれない。
 
 
三月に訪れたときは既に準備モード、スーパーのチラシには民族衣装に安売り告知、
ナショナルデーディナーのレシピやアイデアについての広告や記事も見かけた。
ついでにカミッラは酔っ払いに盗まれた国旗を買いに行くなど
ノルウェー人にとってはクリスマスよりも重要かも・・・。
 
 
三月に行ったときに見かけたブエコルプス(Buekorps)の行進練習
イメージ 5
勿論、ナショナルデーに向けての演習であろう。
ベレー帽にポンポン付き、ズボンに赤い線の入った子供軍隊もどき
ベルゲンにしかないらしい。
ものめずらしいので皆さん付いていく、
平和主義の私としては子供に闘争心を植えつけるような危ない行進に見えてしまう。
子供がライフルともボウガンともいえる木で模倣されたものを持っている・・・。
 
右端のドラムの女の子、姉のブラスバンド時代を思い出す。
イメージ 6
 
 
この日の過ごし方は人それぞれのようだが、
カミッラはここぞとばかりに目抜き通りに行き、国旗持参で行列に加わるようだ。
文通相手のマリンちゃんはちょっとダークな大学生、
この日はおうちでケーキ作って外には一歩も出ないとか・・・。
 
 
ちなみにこんな人まで参加している。イメージ 7
合成写真か?意外だ・・・。アイリック夫婦、付き合いが長いだけあってなんだか似てるなぁ。
(ベルゲン地元紙BAより)
 
もっと写真が見たい方、こちらでどうぞ↓
 
この日はノルウェーの高校最後の日にあたるそうで、
卒業パーティに学生の悪ふざけもあるようだ。
酔っ払いも多いだろうな・・・。
 
 
ノルウェーで歴史的嫌われ者であるスウェーデン人は
この日、きっと隠れる場所探しに大忙しか?
それとも悪戯覚悟で開き直り?
 
 
 
 
上の写真が載っているベルゲン地元紙にて、
大好きなPhoenixのボーカリスト、トーマスのインタビューがあった!
イメージ 8
 
 
"アイリックと音楽の話で盛り上がりたいなぁ・・・。"
 
トーマス君、アーランド君とはDJ Kicksでコラボレーションしていたけど、
アイリックとは面識がないようで、何気にお話ししたかったみたいだ。
 
 
トーマスにはソフィア・コッポラとの間に子供がいる、
ベビーカーを引いて歩く姿もよくフォーカスされているので
アイリックとは雌鳥パパ友達として結構仲良くできそうかも。
 
 
 
 
 
 
そういえば、三月にイタリア統一記念日とかあったっけ?
ナポリは統一を喜んでいない。
ブルボン王朝の下、豊かな恵みの農業国として栄え、
その富は救済院の設立やそのほか公共事業に使われるなど
一歩先を行った政治を行っていたのだが、
統一後はその富をまるまる北部に取られてしまった。
 
そして、現在は過疎や戦後復興に遅れを取ったため、
北部は切り離したいという勝手な意見を持っているらしい。
 
どこに行っても地方対立はあるんだね~。
 
 
 
  
Marden Hill
Oh Constance