ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

#菓子、デザート

ニセ菜食主義のご馳走

久しぶりに日本並みの暑さがやってきました。 昨日のナポリは35℃! "こんなに暑い日に早足で歩くと余計暑いぞ、ナポリはゆっくり歩け!" 早足で日陰に向かう私にそんな一言を投げかけたおっさん、 そうだけど、日陰に早く入りたい、そして昨日のような暑さ…

贅沢いろいろ

もうすぐカルネヴァーレという、恐ろしい行事がある。 謝肉祭ということで、ナポリ、及びサレルノ地方ではご馳走をいただき、 それ以降、復活祭まではコーヒー、甘いもの、人によってはお肉などの嗜好品を 控えるのが良いクリスティアンなんだそうだ。 実際…

祝福のお菓子は呪いの味?!

朝の午前9時から午後8時までお仕事のカルメン、 お帰りは午後9時。 そんな忙しいカルメンが、毎週のように同じお菓子を焼いている、 まるで呪いにかけられたかのように! カルメンが作るお菓子は"ピオ神父のケーキ"という、自然発酵のシンプルなお菓子である…

イタリア料理に飽きたら・・・

久しぶりに"地元"のお話、といっても2月のお話、 ナポリで珍しいオーガニックのレストランに誘われ、 いつものようにカルメンとアントニオに付いて行って来た・・・ 店の名前があまりにも地味だったので忘れたが(Gastronomia Di Piazza Bellini?とかそんな…

土木系学生緊急出動!

季節の変わり目にはジャム作りが行われる。 予定通りの人手として必ず招かれるのが私だ。 特にオレンジのジャムは細かい作業が要求されるため、 デリケートな穴掘り(発掘)を得意とする私にはうってつけの手仕事というわけで、 カルメンから重宝がられてい…

金曜日のスペシャルはフランス飯

数年前、カルメンのアパートに住んでいたボルドー出身のブルーノ、 ナポリのグレノーブルフランス文化会館で図書館司書をしていた彼は そのスウィートな雰囲気でネコネコアパートにフランスブームをもたらした。 みんなが大好きだったブルーノは、金曜日には…

ハッピー復活祭?

ローマカトリックの総本山、バチカン市国があるイタリアにいるというのに 復活祭の話しが出ないというのは何だか人でなしって感じだなあ・・・ というわけで、一足遅れて南イタリアの復活祭の話し。 この時期によく食べられるケーキ”パスティエラ”、リコッタチ…

ノルウェーと胃袋と私  スウィ~ツ編

イタリア男も驚く大食いの私、日本人が四分の一しか食べられないピザをしらふで2枚ペロリといけてしまうこの私を食欲不振にさせてしまう、 恐ろしいノルウェーパワー。 そう、ノルウェーに来てから食欲がない。 物価が高いということと、食欲を促進するもの…

カフェ写真連発

ノルウェーで撮ったカフェの写真をどうぞ カミッラの大好物にんじんケーキ、 すりおろしたにんじんをケーキの生地に混ぜて焼いたもの、 シナモンとバニラの香りが漂う低カロリースイーツ。 上に乗っているクリームはフレッシュチーズと砂糖が原料。 ノルウェ…

ノルウェー人の舌、食事の話

不思議なノルウェーの食事事情 不思議というわけではない。 ノルウェーの就業時間と関係しているのか、ノルウェー人の夕食は午後4時らしい。 私がお邪魔した家庭がトロール一族カミッラの家だったからかもしれない。 元々ヘブライ人だったお母様は専業主婦な…