オスロのドメニクス教会
震災以降、世界の異変に気が付きませんか?
国民から権利を奪い一部のお金持ちだけが、
他人の労働力を利用して生きるという世界が作られようとしているように感じます。
ご存じない方のために、その内容を簡単に説明しますね。
TPP
私もよくわかりません。アメリカとの貿易にて関税を取り去ろうという案で
それによって、遺伝子組み換え食品を食べなければいけなくなります。
日本の農業は崩壊し、国民健康保険はなくなり、
不健康になって、お金のない奴は治る病気で死ねということです。
消費税増税
一体何のために増税するのかはわかりません。
オリンピック招致のためにというなら、そんなの興味ないよ!って人は払う義務はないと思います。
多分、世界に嘘をつくためと利権おじさんの生活を守るために使われるのだと思います。
これも何だったか覚えていませんが、たしかすべてに著作権を求めたり、
ネットを監視するシステムを植えるための法律だった気がする。
そんな法律だったか?
秘密保全法
勝手に憲法改正されても、文句が言えなくなります。
最近、第9条を変えようとする動きがあるのはご存知でしょうか?
徴兵制など、反対意見そっちのけで進められる可能性もあります。
あとはブラック会社OK地区の設置もあったかな?
東京、大阪、名古屋に経営者が都合のよいように人を雇い、
いらなくなったら、解雇できるという案が出ています。
政治難しい~わかんな~いなんて言ってたら、未来は真っ暗だぞ。
そんなに急に世界は変わらないと思っている人も多いでしょう、
それが、そうではないんです!
明日から、言論の自由まで奪われる可能性も十分にあります!
現在進行形で進んでいる今、みんなで反対の意見を言わないと、
将来手塚治虫の怖い漫画みたいな世界になる可能性が高いです。
憲法はもともと、政治家の暴走を止めるもの、
国民を奴隷化するためのものではありません!
私はこういう社会が怖いので、最近仲間を求めるようになりました。
アルネ神父です。いえいえ、ドメニコ修道会です。
ただでさえ、毎日殺されていく動物たちに心を痛めているのに
過去に疑問に思いながらも“仕方ない、ありがたく食べれば動物も喜ぶだろう”なんて
人間のエゴ丸出しで肉食していたことに強い後悔を感じています。
そのうえ、エネルギーの奪い合い、経済最優先社会による弱者いじめ、
耐えられません!
自分の内面世界の中で生きていくには、外出禁止の修道院に入るのが一番かと思い始めました。
外出禁止といえば、カミッラが所属しているドメニコ修道会が身近ですが、
ミサで遠くの教会に出かけたり、夕食後に散歩する人もいます。
歴史散歩のツアー参加に来たシスターマーリット。
神学をよく勉強する修道会のカラーから
大学で勉強したり、興味のある講座に参加する人もいて
割と自由みたいです。
不良神父のハラムは神学の講師もしていたけど、
朝のジョギング、日曜のサイクリング、
コメンテーターとして、テレビ出演したり、新聞や雑誌に記事を書いたりもしていました。
ハラムの舎弟、ホーバルも神父という職業にはふさわしくないハーレーダビットソンでお出かけが趣味。
神父さん不足も深刻です。
そのうえ、だれにも邪魔されない一人の部屋が与えられます!
女子修道院カテリーナ・フスで信者の女子会もあるし、
大きな台所でお料理も楽しそう・・・。
誕生日には、憧れの神父さんにケーキも焼けますよ!
特権として、男子修道院の関係者以外立ち入り禁止の先も入っていけます!
今は少なくともノルウェーでは人権が確立しているので、
異端審問や拷問もしなくて済むし、女の子だから割礼もしなくてOK!
毎日お祈りと日々の糧に感謝しながら
教会の用事をこなすのは悪くないなと思っているのです!
確かに枢機卿を目指している嫌味なエリート神父もいますよ、
だけど、自分の仕事さえしていればよいのが、
ソーシャルカフェに決して顔を出さないアルネ神父を見ていればわかります。
具合が悪いのに自分の当番だからと、
青い顔でミサをやっていた崇高な神父様ももちろんいます。
教会裏口、日曜日に神父さんが入場する際にこのドアを使います。
ドメニコ修道会といえば、もちろんイタリアにもあります。
手っ取り早く、そこでお世話になったらどうかと思いますが、
ドメニコ修道会は世界にあるので、いくつかの管轄で区切られているそうです。
ノルウェーは北欧全域とフランスの管轄に入っていて、
イタリアはアフリカを管轄しているそうです。
だから、イタリアの修道院にはいったら、ミッションでアフリカに飛ばされる可能性あり。
一度神の道に入ったら、日本のサラリーマンでなくとも
転勤をお断りすることはできなくなるのが、カトリックです!
それに、どうせ閉じ込められるなら、ノルウェーで・・・。
その前に!
私は洗礼も受けていません。
カトリックでは基本的に生まれてすぐ洗礼を受けるんですが、
途中から改教する場合は、少々聖書の勉強や慈悲、献身などを学んでから行われます。
なので、私がシスターになるにあたって、4つの儀式を行うことになるんですが・・・
カテキズム(簡単なキリスト教のお勉強、友愛、慈悲、献身を学びます、)
洗礼(神からのしるしとして、聖水をかけられます、これで聖なる魂が心に宿ったことになるそうです)
初聖聖体授与(聖なる晩餐として、キリストの肉体であるパンを神父様から配られますが、ミルクせんべいの味気ないような奴で、イタリアではこれを受けることで罪が洗われるなんて言われているので教会には沢山の犯罪者がいるなんて定番の笑い話まであります。)
堅信(キリスト教徒であることを誓う、いわば、宗教のリコンファーム。
これを行わないと、カトリックの教会では結婚できません。)
こういう儀式を段階的に踏んでいくため、3,4年は覚悟だそうです。
ピンクのパンツをはいているハラムとか、
カミッラとベネディクト神父がデートしたことに嫉妬しているポール神父とか、
カミッラの横を通るときに魔除けのジェスチャーをするジェラール修道士とか・・・
そんなのの仲間になれるのは、いつもアナーキーでどこにも属さなかった私には
とっても光栄ですが、本当に修道院に入るなら、こんなこと、考えるもの罪になるですよ。
ブログもやめなきゃいけないしね・・・・。
多分、無理です。
ジェラール修道士の美しいビデオ↓
美しいって映像がきれいなだけで、フランスじじいのモノローグです。
追記
カミッラがアルネ神父に聞いたところ4年の修業期間が必要とのこと。
フランスのダックス修道院でその準備に入ったらどうかという提案もいただきました、
この修道院はイタリア語を話すシスターが多いです。