女子修道院カテリーナ・フスの玄関ホール。
老人ホームより味気ないけど、いつもお花が立派。
ここ数日、修道院生活するための準備を進めている私ですが、
手っ取り早く、イタリアで第一段階のカテキズムを始めようと思っています。
シスター紹介の元、そういったキリスト教概念を学ぶ談話会に参加していたんですが、
どうも、退屈過ぎてちっともためにならなかったことを思い出します。
あんまり言いたくないけど・・・
普通に道徳心があれば、こんなこといちいち教えられることかい?!
って内容でした。
イタリアには集団生活の中で日本ほど学ぶものはないかもしれない。
カテキズムにはカミッラがお気に入りのアルマンド神父のところに行くようにと
連絡がありましたが、人生を複雑にしたくないので
顔見知りのジャチント神父かフェリーチェ神父、
それか、あまりお世話になりたくないけどドイツ人の愛人つきマルチェロ神父のもとで
既にもっている(と、思われる)キリスト教的概念をお勉強しようと思います。
私の部長にあたることになる司教と左端に小さく映る未来の同僚。
こちらのシスターは大学で哲学を勉強しているそうです、
私も一人前のシスターになったら、考古学を勉強させてもらえないだろうか?
イタリア男子が就職先の一つとして選ぶように、私もシスターを希望するわけですが、
自分の中で絶え間なくFAQですよ。
Q. スヌース(歯茎タバコ)は続けられますか?
A. 誰も見ていないところで続けられると思います。
亡くなったハラム神父もタバコをたしなんでいました。
コーヒーも好きなだけ続けられますよ。
それがだめなら、スポーツなどの活動で汗を流しましょう。
Q. スーパーで、制服のままスヌースを買うのも問題ですか?
A. 制服のまま買いに行くと目立つので、早朝の自由時間にジョギングついで買うか
比較的自由の利く人物に購入をお願いしましょう。
Q. オスロでKoCのコンサートがあった場合、観に行けますか?
A. いけません。シスターでない今もいけないのですから同じです。
自問自答に終わりはありません、
そもそもシスターに向いていないと修行中に放り出される可能性のほうが高いです。
ファンキーなホ~ヴァル神父、ドメニクス教会の神父だけど、
日曜日はアジア人の移民系信者がほとんどの教会に出張ミサしてます。
この人、いつもアジア人に囲まれているのに、私を見て握手を求めてくれました。
そこに勤務するベネディクト神父は相当、アジア系に嫌気を差していると思われます。
カミッラが紹介してくれた時、握手してくれませんでした、
そのうえ!カミッラをつよ~く抱きしめる様子はふつうじゃありません!
さらに!オスロでカミッラとデートまでしてます!!こいつ絶対変態だ!!!
・・・私がドメニコ修道院に入ったら、こんなこと言えなくなります。
セシウム汚染、および化学薬品漬けの食品を90歳のばあさんに
親切にすすめただけで、懲役10年ですよ!
死んだら、このお墓の並びに土葬されます。
・・・お墓なんか要らないんだけどな。
修道院でコスメ?!って思った人へ
修道院は病院の役割も担っていた伝統から、
治療に用いられる薬草の栽培や薬品の製造を行っていたため、
現在でもエッセンシャルオイルや石鹸、クリームなどを
作っているところがあります。
ドメニコ会男子修道院、ミサの後にここでソーシャルカフェがあります。
私のブログのタイトルも
“~ルーデンの窓辺から~、 ノルウェーのシスターブログ”
に変更され、かわいい制服の着方とか、改造の仕方とか、
ローゼスのCDを隠すための二重底ラックの作り方とかの記事が
メインになると思われます。
希望としては、シスターのお料理本でも書きたいところだけど。
とりあえず、門前払いを食らわないため、ノルウェー語の勉強だけは
しっかりして行くつもりですが、本当に受け入れてもらえるんでしょうか?