学校の玄関でコーヒーを売って小銭を稼ぐ生徒たち
カミッラのアパート側に専門学校があるんですが、
そこの学校でローマへ修学旅行に行くための資金集めをしている
かわいい子たちがコーヒーを売っていたので、つい買ってしまいました。
おやじがかわいい女の子からどうでもいい携帯のストラップを買ってしまうようなものです。
行き先がローマということで、購入ついでにちょっとお話を聞くと
薬学部の学生さんたちで、薬学博物館に行くついでに
ポンペイなどの遺跡にも行くらしいです。
もちろん、昼食後で眠かったのでコーヒーはほしかったですよ!
だからといって、2回も買いに行くのは怪しすぎます。
さて、この学校に来たのは、カミッラの授業のお付き合い。
翻訳についてのコースらしく、生徒さんは外国語を話す人も多く、
ローマ人の婆もいました。
いつもながら、人種の違う人がイタリア語を話すことを
よく思っていない悪いタイプのばあさんなので、
あの感じの悪さが鼻につきましたが、どうでもいいです。
カミッラを待っている間、スヌースとコーヒー、新聞でリラックス。
新聞の記事で気になったのは、性を商売にする人たちのこと。
ノルウェー人の女性がアフリカ系の若い子に
食事代を出す代わりにセックスを要求するといったことが
問題になっているそうです。
また、大学生も手っ取り早い集金方法として
こういったお仕事を始めたりもするのだとか・・・。
イタリアでは、そういう商売をやっている人が仕事として認められ
税金を正式に払いたいという問題が昼のワイドショーで取り上げられていました。
私もかわいい男の子と話したいという理由で
コーヒーを二杯も買いに行ったので文句は言えない。
さて、学校の話に戻ります。
この学校はもともとはビール工場だったので、ちょっと変わった造りをしています。
北欧の建築物は機能的なのにセンスがいいので、
一度カルメンに見てもらいたいといつも思います。
ご近所さんなのに構内に入ったのは初めてで、
迷子になるようなたくさんの出入り口があって
なかなか興味深かったです。
学食の入り口にあるお手拭。
北欧の学校は設備が整っている!
私の大学なんてトイレットペーパーもなければ、
便座もない、そしてパネルで仕切られているだけの個室に
落ち着いておなかが痛くなれません!
一方、知っている限りのノルウェーのおトイレは
清潔で水道からお湯が出る上、石鹸もお手拭もあります、
ウエルカム腹痛ですよ!
カミッラと同じコースに通うエチオピア出身のヨハンネス君。
こちらのヨハンネス君は仕事のアドバイスをくれました。
きっと自分のまわりで私に似たような境遇の人がいるんだろうな、
なかなか親切ですが、全ての男性は自分に一目ぼれすると妄想しているカミッラは
あからさまに嫌がっていました。
カミッラを待っている間にあの変態生徒から電話がかかってきて
安心できるおトイレで吐いてしまった私、
暗い過去があるわけでもないのに、この拒絶反応は何?
曇り空で寒いオスロですが、コーヒーを売っていたかわいい子達が
お日様のような笑顔でまぶしかったです、
ローマで楽しんできてね!と一言言いたかったな。
今日はカミッラママにも再会しました。
とても喜んでくれて、その上心配までしてくれて涙が出るほどうれしかったです。
どこに行っても私を気にかけてくれる人がいること、
とても心強いです。
早くしっかりとした大人になって、気にかけてくれた人たちを
安心させたい気持ちで一杯・・・。