ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

ノルウェージャン裏ミュージック大賞 第二ステージ

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ノルウェーの音楽シーンはイタリアほどネタにするような
面白おかしい人たちがいない上に私の趣味と被っているので
音楽祭も今日で最終日です。

そして、製図の授業が終わってから、
私ののどにはナイフで切り付けたような痛みがあり、偏頭痛にソフト悪寒まで・・・
婆さんを訪ねてきた親戚たちにインフルエンザの症状だと
めちゃくちゃ嫌われてるんですが、
私自身はプールでひと泳ぎしに行こうかと思うくらい元気なんですがね・・・。

今日はインディー系ということは、ちょっとアンダーグランドなやつを。
ほとんどがベルゲン出身のアーティストになってしまうので
その中でも知名度が高めのものを選んでみようと思います。
 
“誰かいね~が~? ロンリー山姥”
What else is there

ノルウェーが誇る電子音楽デュオのロイクソップですが、
現代ではA-haより知名度が高いのに
昨日の陽の当たる大通りを笑いながら歩く人たちとは違う
根暗さを感じます。

ビデオの方も怖いしね・・・。

最初の頃は大好きなアーランドがボーカルを担当する曲もあり、
クラフトワークの実験ロボ音楽よりずっと生物学的なテクノを感じていたんだけど、
最近はトランス系に行っちゃって、実は付いていけない・・・。

あっ! この二人、お金のことでもめて一時ケンカしてたみたいですよ!

 
“いいの、今が楽しければ”
Annie
Heartbeat

ベルゲンを中心に活躍するアニー。
私にとっては不良のパフュームです。
チョコレートディスコではなく、ガチなナイトクラブで
ナチュラルに恋をしないで、一夜漬けの恋といったところでしょうか?

何よりも私のフランス王子様、トーマスと友達というところがうらやましいところです。
 
 
“夏になったら楽しみたいの”
Razika
syndere i sommersol

多分、フランス王子のトーマスが友達でないであろうベルゲンの大学生4人組。

震災のあった年に名古屋でコンサートがあったりして
日本のガールズポップファンには人気が出そうですが、
上のビデオのアニーがナイトクラブやバーでゲット率100%のいけてる娘なのに対して
かなり安心感を覚えるギター命でニコチン大好きな4人という感じ。

久しぶりにチェックしてみたら、もっと楽しい曲を発表しているみたいで
日本にまた来てほしいと思いました。
 
 
KOOL命!!”
Kakkmaddafakka
Cool

Razikaとも交友のある人たちなんだけど・・・
救いようがないよ!あんたたち!!

このビデオは多分、本人たちも闇に葬ってしまいたいくらいだろうとおもいます。
と、いうのも、現在はヒューマニティー
ハートフルなモテない男子応援ソングを歌っているからです!
ビデオの中に中年になって結構ステキになってしまった
アーランドが捨ててしまいたい写真がいくつか、
それも“もう、イケてないって言わせねぇ!”とシャウトしながら・・・。

私的にはラップやってた頃の電気グルーヴを思い起こさせる
嫌味具合だったんだけどね。

・・・人間はいつか成長してしまう、それも金と結びつくと・・・。

まだまだ紹介した音楽が沢山ありますが、
そろそろ私のおやすみたいむになるので、
最後にノルウェージャン・裏・ミュージック大賞に選ばれた曲を!
 
 
“友達・・・BLじゃねーよ”
Misread

白けた方、すいません。
やっぱりこれです!
だってステキな男の子二人が歌ってるんですよ!
緑の中で!!

同じラグの上でゴロゴロしたい!!

・・・この曲聞いたとき、雷が落ちたような衝撃を受けました。
今までにこんな感覚を味わったのは初めてのベルゲンでカミッラと野宿して
小雨と曇りの朝を迎えて、雨をよけながら歩いて港に建つ木造家屋群を見たとき以来でしょうか?
音楽から景色が見えたとでも言うべきでしょうか?
この人たちの曲を知って以来、ベルゲンを歩くたびにその足跡とも言うべき音楽が頭を流れます。

結構寂しい歌なんですが、二人ともいろいろな葛藤を抱えて生きていることを
音楽にぶつけていたのかなと思います。
残念なことにハンサムなアイリックはテロや環境汚染にとっても敏感なので
現在の日本ではコンサートを予定しないつもりでしょう。

あ~必要以上にセンチメンタル!
そういうときはあの人に慰めてもらいましょう!

ノルウェーではなく、イギリスのマンチェスター出身のあの兄弟の曲です。

“そんなに怒んなよ、なっ?!”
Don't look back in anger
 
・・・陽気に気分に戻れた気がする。