明けましておめでとうございます。
素敵な年賀状をもらって嬉しい新年です、
私は元共産圏の方々と過ごしました・・・2時間ほど。
赤い皿とコップ、金のナプキンでメデタイ感じ?
お菓子作りの名人、ピグ郎ちゃんによるテーブルセッティング。
クリスマスのように旧ソ連邦の方々と過ごしたお正月・・・、
家族を国に残した方々は帰国し、残ったシングル4人でお祝い。
いつもより早く帰宅したレーラ(労働ビザ持ち)が
正月のお餅でなく、チーズ饅頭の準備をしていたので邪魔しに
台所へ・・・。
レーラは姉妹でイタリアに出稼ぎに来ている、
周りには親切だが、妹には怖い・・・、自分と重ねて同情してしまう。
先に生まれたってだけで、どうしてそんなに怖いのか?
私の恐怖は未だにマザーとゴッド姉ちゃんだ。
チーズ饅頭MY LOVE!
焼きあがったチーズ饅頭。
生地はヨーグルトキノコで練っている、
インドのナンに似たような食感?
この中には溢れんばかりのチーズが!!
出来上がりチーズ饅頭。
チーズはギリシャのフェータチーズと
イタリアのリコッタを混ぜたリッチな味。
ギリシャだったら、パン生地の代わりに
フィーロという、春巻きの皮より薄い
パイ生地を使ったんだろうな・・・。
午後9時、彼らの時間でお正月。
シャンパンでお祝い、しかし乾杯の音頭が長い・・・
ある意味、ドリフのコントだ。
ピグ郎ちゃんの手と、レーラ、旧友の西やんそっくりのニーノ、
シングル組は私も含めて滞在許可証を持っている・・・
いい大人にお年玉を渡す習慣があるそうだ(ピグ郎ちゃん情報)。
有難い副菜
人参のクミン和えと揚げ茄子のクミン和え。
あとは肉料理だったので、私はこの二品とチーズ饅頭をひたすら食べ続けた。
ピグ郎ちゃんのケーキ
チョコレートと胡桃の2色ケーキとみるふぃーゆ
ケーキが出る頃、10時を回っていたかな?
折角めでたい席に参加させていただいたので、注がれたシャンパンを少々頂いた。
全く不可解な言語の集会で、一人で危ない微笑みを浮かべいると、
自分の手が真っ赤なことに気づいた。
そういえば、熱い?!
周りも私の異変に気づいたのか、顔が真っ赤なことを指摘し始めた、
そして、3分後には寒気と激しい頭痛が明けましておめでとう・・・。
酔っ払って気分が悪くなっただけです。
そういうわけで、数年ぶりに0時を待たずに床に就いた。
皆さん、シャンパンのボトルを4本空にして、お楽しみの夜は更けていった様子・・・。
翌朝
新年、明けまして朝焼けの海辺散歩、
ちょっと曇りがちだけど、朝の冷たい風が気持ちよい(気温9℃)。
無駄に早起きして"God morgen 2011!(おはよう、2011年!)"
早起きといっても6時半・・・、それほど早くはないが、
まだ暗がり、歩いているうちに少しずつ夜が明けていった。
昨晩、シャンパン2滴で
酔っ払ったアホの朝食。
スタンダードなナポリ式朝食は
コーヒー牛乳(カプチーノ)と
クリーム入りクロワッサン。
新年早々、海辺マラソン体操部の皆さんの冷たい視線を頂きながら
潮風と美味しい朝ごはん。
確かにやばいよな、外国人が薄暗がりで
一人でコーヒーすすってたら危ない人にしか見えない。
コーヒー、猫舌だからぬるくてもいいけど・・・
カフェから海辺まで、歩いているうちにどんどん冷たくなって、
銭湯のコーヒー牛乳になってしまった。
砂糖でごまかしてあるけど、
コーヒーはナポリの方が何十倍も美味しいな。
曇りがちの海辺で、イタリア語が無闇に聞こえてこない環境を利用して、
"ここは初夏の西ノルウェーだ!"・・・と脳みそをごまかそうと思ったけど、
そういうわけで、海辺の一人散歩で始まった新年、
素敵な一年になりそうな予感。
追記:
新年早々、とっても幸せな初夢を見てしまった。
富士山でコーヒーを頂いた、
キングス・オブ・コンビニエンスののお二人と!!
(コーヒーを水筒に入れて持ってきたのは勿論、
素敵男子のアイリック)
今年もよろしく・・・・。