ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

乗り物酔いと睡眠不足

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今年もノルウェーに行ってきました。

何故ノルウェーに毎年行くのかというと、もちろん!ノルウェーが好きだからというのが一番の理由ですが、イタリア在住時代からのお友だちがノルウェーに住んでいるので会いに行きがてら、一緒に普段のノルウェーを楽しみに行くのです!

イタリアにいた頃は、忙しくなる前の3月に行くことが多かったですが、ここ数年は仕事の関係で休みが取りやすい春から初夏にかけて訪問しています。

 

毎度お世話になる成田空港

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日本からノルウェーまで直行便はないので、経由便を利用します。

飛行機が苦手な私は限りなく短くて安いルートを希望するため、東ヨーロッパに就航している航空会社を希望、結局LOTポーランド航空に落ち着きました。

去年も利用した航空会社で、座席の狭さやサービスの悪さにうんざりしつつも、機材がボーイング787で、機内の気圧や湿度が割と高めに保たれていることで、飛行機から下りたときの疲労感が軽減されているように感じます。

この航空会社、効率が悪いというのか、去年は2時間前ぴったくらいに空港に着いたのにチェックインカウンターは既に長蛇の列が出来ていて、セキュリティーチェックを終えたところで搭乗が始まってしまい、空港で朝食を摂るどころか、友人へのお土産すらゆっくり見ることが出来なった。

と、いうわけで、今回は時間を短縮するため、早めの到着、キヨスクチェックイン&ボーディングパス印刷をして、荷物を全て機内持ち込みにすることにした。

 

成田空港の展望デッキにて

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まあ、10日間の旅行なんで、荷物はリュックサック一つで十分です。

3時間も前に着き、自動チェックイン機のみで用が済んだので、今回も長い列が出来ている有人チェックインカウンターを後目に朝ごはんをを買うべく、普段は使わないスタバへ。

豆乳ラテはありましたが、ヴィーガンのパイはなく、デーニッシュを食べてしまいました。

余った時間で、小学校の社会科見学以来、行ったことのなかった展望デッキに出てみたり、無印のセールがやっていたので旅行に不必要な文房具を買ったり、空港で初めての両替をしてみたり、第一ターミナルを端から端まで歩いてみたりと、携帯の万歩計で約7㎞も歩いてしまったもよう。

搭乗前に運動して疲れることは、機内で眠って過ごすにはよさそうなので、飛行機に乗るまで、ずっと歩き続けて疲れることにした。

搭乗口まで来ると人だかりができていたので、今回も搭乗率がかなり高いと思われる・・・今回も人の圧迫感がすごそうだなと覚悟を決める。

今まで、空席だらけだった便に何度か搭乗した経験がある。

オフシーズン時のロンドンー東京便は一日に何便もありそうなブリティッシュエアウェイズ、倒産直前のアリタリア、9.11後のJALや空席だらけではなくとも、横が空席とか、一番前の席を選べたスカンジナビアン航空、エミレーツ航空・・・今となってはラッキーだったんだろうな。

ゲートが開いたと同時に呼び出されたので、アップグレードかと思ったら、チェックインカウンターを使わなかったのでパスポートチェックをしたいとのこと。

自動チェックイン機で既に旅券のチェックは済ませているのに、やはりあの長蛇の列に並ばなければいけなかったらしい。

まあ、乗れたからいいか。

 

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今回は一番後ろの席を選択。

この航空会社はオンラインチェックイン時に座席指定ができるのに、指定の時間と同時に座席表を開いても、選べる席が少ない。

マイルのステータスが高い人(スターアライアンスのゴールドメンバーとか)や常連さんでもなければ、通路側のを選びたいなら後方座席になってしまうが、私はトランジットの時間に多少の余裕があるので、降りるのが遅くなっても構わないと一番後ろにしてみたところ、今回は大成功!

リクライニングはかなり余裕があって、後ろに気を使わずに倒すことが出来る上、中央3列は両脇がクローゼットなので、横には人がいない。トイレは扉が通路側にないので、開閉音も匂いもない上、その周辺はスペースに余裕があり、窓も付いているので、散歩がてら、しばらく窓辺に立っていることも出来るし、座席に戻りながらギャレーで飲み物やスナックをもらってきてもいい。

 

お待たせしました、お楽しみの機内食

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ヴィーガンミールです。

メインはレッドキドニー豆のトマト煮とホウレンソウのソテー、ジャガイモ、アスパラ、マッシュルームと見たまんまですが、量は少ないながらも美味しかったです。

副菜はズッキーニ、パプリカ、ナスのグリルとサラダ、あとはパンと果物でした。

他の人は何を食べていたかは知りません。チキンORビーフですかね?

特別食はミールサービスが始まる前に持ってきてくれるので、隣の人に食事が提供される頃には食べ終わってます。

 

背もたれを倒して、食後のコーヒー飲みながらマクロビビスケット食べて、Queenボヘミアンラプソティを見ました。

ゾロアスター教徒の家庭で差別と自分のアイデンティティに苦しむフレディーの気持ちや私の中のゲイのイメージがこの人基準だったことがわかって面白かったです。

もちろん、名曲の誕生やメンバーとの友情も素晴らしかったですよ!

さてさて、映画が見終わったらすっかり暗くなった機内で眠りに就くこととしましょう。

もう混雑していないトイレで歯を磨き、蒸気のアイマスクをして、ブランケットに包まり、ほぼホワイトノイズのみの機内で目を瞑ります。

・・・額の力を抜きます、首の力をを抜きます、肩の力を・・・何にも考えない、何にも考えない・・・

アメリカ軍仕込みの睡眠術を実行しますが、神経がビリビリしているのか、すごく疲れているはずなのに、全然眠れません。

数か月前から深い眠りに就くのが難しくて、この日も一睡もしないまま飛行機に乗りましたが、ここで眠れないと、トランジット時の空港で眠気に襲われないかと心配してしまいました。

しかしながら、眠れないのに寝るのも辛いので、眠るのは諦めてギャレーに行き、水をもらうついでに味噌味のカップ麺をもらえたのでいただきました。

原料は定かではありませんが、ヴィーガンの表示はなかったのでギルティ―スナックです。

日本のカップ麺より塩味が優しくて、美味しかったのが悲しい・・・。

 

まあ、無事にワルシャワ到着

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今回は着陸時の揺れがひどくて乗り物酔いの一歩手前まで行きました。

到着してから、空港施設内に入り、パスポートコントロールを過ぎ、セキュリティチェックを済ませるまで、1時間はかかったかな?

この航空会社、去年から思っていたんだけどやっぱり効率が悪くないか?

空港施設のキャパシティーが間に合ってないというのか、客をさばくのにすごく時間が掛かっているし、去年もそうだったけど、かなりの人数の客を沖止めしてバスで空港施設内に搬送するとか、間に合いそうにないくらい短い時間のトランジットでも発券するとか、ヴィーガンミールは通常食より一品少ないとか、メインの量が少ない過ぎるとか・・・

不満があるなら、次は使わなければいいんですが、それでも使いたい理由があるから使うんです!

そんなわけで、退屈な待ち時間が少なくなってラッキーと思いたい私は、オスロ行に乗り換えるのですが、搭乗口は地上階つまり一階の薄暗いロビーで眠くなりそうなほど静かなところにありました。

多分、また沖止め飛行機に乗るので、バスで搬送だろうだけ、あと10分くらいで搭乗が始まるからいいかと思っていたら・・・ゲートはいつまでも開かず、ボーディングパスには16:50には搭乗ゲートに行けと書いてあるのに、17時をとっくに過ぎている。

ディレイの告知は掲示板にはないが、この飛行機に乗るのは私以外に数人くらいなのか搭乗待ちの人数はとても少なかった。

出発する時刻になってやっとゲートが開き、バスに乗って飛行機に乗るも、出発したのは18時近くになってから、最後に3人くらい乗り込んできたので、遅れた飛行機に乗っていた乗客を待っていたとみられる。

・・・やれやれ、ここで眠れるかもしれない、と思っていたのが甘かった。

空席だらけの飛行機なのに、ネットの座席指定で選べた席は今座っている最後列だけで、しかも隣にはアフリカ系のフランクでフレンドリーなムッシューがいて、おしゃべりしながら時間を潰したいみたいだ。

話せない英語とノルウェー語で会話しながら一時間半を過ごさねばいけなくなってしまった。

寝かせてくれ!

と体は悲鳴を上げ、精神的にもちょっと辛い。

そのとき、今まで経験したことのないような激しく長い揺れが起き、飛行機がかなり降下したように感じた。

始まっていたドリンクサービスは中止となり、CAさんたちも座席に着き、シートベルトを着けてしばらく過ごしていた。

去年から拾った猫を育てているので、その療育責任を思うと事故で死ぬわけには行かず、その場合は誰が代わりに育ててくれるのかとか、かわいい姪っ子が遊びに来たときに誰がその子のためにエンターテイメントを用意できるのかなど、考えてしまった。

ドリンクサービスが再開されたのはオスロ到着の30分程前で、徐々に高度を落とし始める少し前くらいの段階。

無料でもらえるのは水やコーヒー、紅茶のため、隣のムッシューが熱いコーヒーを飲みきれずに、すぐにカップを回収しに来たCAさんにたっぷり入ったままのコーヒーをお返ししていた。

飛行機がオスロに着くまで、またかなり揺れた。

到着して、空港まで迎えに来てくれた友人と一年ぶりの再会を果たしたというのに、気持ちが悪くてテンションが下がったまま、電車に乗り、オスロ中央駅でトラムに乗換えて、友人のアパートへと直行した。

睡眠不足状態が数か月続いていたせいか、距離を超えて時間を遡ったせいか、乗り物酔いをしたせいか、もう、長距離線には乗れないと弱気になりながら夕食も食べずに一日を終えたのは覚えているけど、弱っていたので家に残してきた猫のことばかり考えて、早く家に帰りたい気持ちが強くなり、折角のノルウェーを楽しむ気分にはなれないまま横になり、暗くならない窓の外を眺めながらゆっくりと眠りについた。

・・・やっと眠れた!