ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

治療とお薬はノルウェーで

 

何だか知らないうちに季節が変わり、

久しぶりのブログに書き方すら忘れそうになっています。

去年からずーっと、ブログを更新できない時期は
仕事のことしか考えていませんでした。
 
だから自分がいる時間も場所もよくわからない状態のまま
しばらく頑張りましたが、私は重度のうつ病に至る前に
“おかしいだろ?”
という疑問が浮かんできたので、
しばらくお医者さんに罹っていたものの、
私の脳みそはバランスが悪くなっていて、それは一生治らないと言われました。

セラピストとの対話を通して、社会に適応していくこと、
他の大勢の中にいても迷惑でない存在になることを勧められて・・・

A' va' ffa' n culo!
(“クソくらえ!”的なナポリ語のとっても汚い罵り言葉)

私はしばらく日本の社会から遠ざかっていたので
同じ働き方が合わないだけです。
 
ただのうつ状態です。
飲みたくもない抗精神薬を処方したがりますが、
そう言う状態の私に一番効く特効薬はただ一つ・・・

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これしかないでしょう!

イタリアにいたときは、地理的な関係からすぐに来てくれたカミッラも
さすがに日本までは来れません。
ので、ので、私から会いに行っちゃいましょう!

ということで、私は既に休職期間をもらっていた会社を辞めて、
カミッラに会いに、三年ぶりに飛行機に乗りました。

パスポートも期間が切れていたので新たに取得して、
航空券も取りました。

パスポートセンターでは気が狂いそうになるくらい人がいて、
途中で何度も帰ろうとしましたが、
夏のノルウェーがどれだけ素晴らしいか知っている分、
気持ちを落ち着かせて何とか申請でき、
航空券もネットで検索まではできるけど、
支払いのページになると、不安で何度も断念しましが、
“数字さえ打ち込めば、ステキな景色が見られる”と
喉元につかえている何かを吐き出すように何日もかけて
購入することができました。

帰国した今になってみると、こんなことが大変だったなんて
まるで嘘のようですが、本当に辛かったことだけは忘れません。

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オスロの図書館のトイレにあった落書き。
“心の痛みを誇るな、あなたのインナーチャイルドを抱きしめて”

カミッラのお薬・・・

効きましたとも!

私は仕事を始める前のスケベでアホなモンクちゃんになって
しっかり戻ってきましたよ!

まあ、治療はかなり荒療治で何度も挫けましたが、
最後の日にはお別れがとても辛かった。

でも、絶対戻ろうと決意して日本に戻ってきました。

と、言うわけで、今日からカミッラの近況とノルウェーの記事が
毎日のように更新されて行きます。

モンクちゃんファンにはウレシイニュースだね