ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

サンレモ裏音楽祭 Giorno Secondo

 

え? 今日もあるの?!
 
急に思い出したんですよ!!

上で歌ってるお兄ちゃんはイタリアでもセンスの悪くない方に入る
Tiromancinoのロレンツォ。
昨日のリガブエと明らかに違いがわかります。


今日は第二日目ということで、もうちっと選びました。
サンレモ音楽祭検索をかけると、80年代にはスミスが、
2000年代にはオアシスが出演してます。
それで盛り上がってる人は誰も知らないけど。
 
 
“イタリア製山崎まさよし
Per me è importante
Tiromancino
 
標識ビデオ・・・教習所に通っている私には一時停止とか優先道路とか
やたらとその答えを探したくなります。
この人、イタリア語を曲に乗せるのはあまり上手ではないけど、
変にテクニックをつかっていないところや寂しいメロディーが
雨の暗いナポリを歩くのにぴったりです。
他の作品もビデオが凝ってますが、センスは女子美短大レベルです。
多分、オシャレ系女子は好きかもしれない。

 
 
“ファイティング肉食系女子
Luce

ビョークが妖精系の不気味だったら、
こっちは蓑をしょって、鉞持って、頭には野球グローブを付けて
民家を襲う山姥ガール的不気味さ。
この人、のちに調子こいてイタリアンイングリッシュで歌いだすんですが、
たまらなくダサい。
けど、けど、イタリア語学習、この曲にお世話になりました。
この曲に合わせて
“お主、カラーファ枢機卿の亡骸はいずこに安置されているか存ずるのか?”
みたいなイタリア語を話す人にならなくて良かった。



“よくわかんないけど、ハッピー(てへっ)”
Tre Parole
Valeria Rossi

ガールパワーってなにー?英語?
よくわかんないけど、すっごい大きなパワーだとおもうよ(ペロっ)!。

多分、今で言ったらローラちゃん的アイドルの女性と
被り物フェチのおっさんが後ろで踊ってます。
Tomiちゃんが好きなアーティストでもあります。




“自然に優しいラッパー、どっちがアイリックのつもりだ?”
Semplicemente
Zero Assoluto
 
この曲が出る一年前、Kings of convenienceが二枚目のアルバムを発表し、
イタリアでヒットしたことを書いておく・・・・。
ついでにベル・アンド・セバスチャンもドーソンズクリークの主題歌を歌って
売れていた時期だったりして・・・。
ネオネオ・アコブームとピップポップの融合でも目指したんだろうか?
ルナポップはローゼスを冒涜していたが、こっちはアイリックを冒涜している




“ちょび髭ロマンス”
L'amore non si spiega
Sergio Cammariele
 
インタビューでも全然面白いこと言わない真面目なおっさん。
面白くないけど、イタリア語が鼻に付かない珍しい現代シンガーだと思う。
でも、この人のファン、一人も知りません。

なので次の曲は女子大生に大人気だった4人組バンドを紹介するよ!

 
 
 
“時空を旅するブリッ子おじさん4人組”
Fotoricordo
Gemelli Diversi

何でもバック・トゥ・ザ・フューチャーに影響を受けたそうで、
アメリカの貧民層的ルックの4人組が
小さな幸せを守る正義の使者的ビデオ。
4人の中で誰が一番かわいいか選手権なんてのも
ファンの間でやってましたよ!
言いだしっぺの女の子の彼氏がメガネ金髪だったので
それに一票入れときたかったところですが、
面倒くさいことに巻き込まれたくないので
巻き毛ツインテールのちょぴひげ男に入れときましたよ!

今思い出したけど、カミッラがこのバンドのファンだった・・・

さあ!明日はどんな曲が聴けるかな?