ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

心の絶対君主論

昨日、スウェーデンからスケベ船旅をして戻ってきたエンリコくんが
スヌースをもって帰ってくれたので、私の気分はハイハイハイですよ!
 
だから今日は勢いで久ぶりの音楽記事です。
 
マッキャベリの君主論にちなんで、私の心の君主特集ですが、
タイトルに“王子様”とか“映像マニフィーク”とかつけると
ただでさ、ヤバい30代女子な上に最近神父オタク呼ばわりされているので
タイトルだけでも文学の香りと漂わせておこうと思って、
もしかしたら、匂いアレルギーの人は拒否反応が出るかもしれないので
要注意です!(興味がわかない人は無理してお付き合いしないでね)。
ビデオも多いし・・・。
 
 
 
さて、私が無条件で好きなタイプは何といっても
Kings of convenience のアイリックなんですが、
まずはこのビデオをどうぞ!
 
 
Cayman Islands 年取ったせいか、しっとり系が好き。
 
 
もちろん、右側の志村けんのおばさんコントで被っているかつら風の彼の方です!
 
でも、音楽性や虚しいハッピーな人柄の赤毛君の方が
私にとってはメガネも手伝ってセックスアピール度が高い・・・。
 
カミッラからはイライジャ・ウッドか?!ってバカにされましたが
地球儀回している姿が妙にロマンチック・・・
ボタン付きのセーターもオリーブ少女テイストで
奥様の趣味の良さをうかがえます!
 
 
ベルゲンの新聞写真より
 
 
実は彼、音楽の檻の中に囲われたくないという理由から
建築心理学というゲルマン圏では割と知られている
住みやすい都市づくりをするお仕事をしているので、
地元ベルゲンでは、そっちの業界でも割とお仕事があるらしい。
現在古代ローマの歴史地図お絵かきばかりしている私は
ふと、彼のことを思い出したですよ。
 
イメージ 1このくせのある鼻も素敵。
 
自分の鼻がどこにあるのかわからない
コンプレックスがあるので、凝視されると
“鼻を探している”と思いこんだり、
“イタリアに長く住んでいても鼻は成長しない”という人種差別にまつわることわざを
作ってラテン語で格言風に言ったりして
かわいくない東洋人しているので
立派な御鼻を見るとうっとりしてしまう。
それに完璧でない顔のつくりは魅力的。
 
 
 
 
 
もし同じ学校だったら、図書委員長タイプの文系ハンサム、
 
“アイリックさん、新書入りましたよ! でもこれ、だれが読むんですかね?”
 
小出裕章原発の嘘、DAYS JAPAN広瀬隆原発破局を阻止せよ! 
はだしのゲン赤旗しんぶん・・・確かにちょっと偏ってるかな?
でも、知らなかったでは済まされないからね、君、図書館ニュースのブックレビューお願いしていいかな?”
 
なーんて・・・
 
私が図書委員やってた時はかっこいいと思って仏像全集入れてましたよ。
レビュー書いてたのも長嶋茂雄王貞治の必勝列伝みたいなやつだし。
 
今は天皇制を廃止せよ!とか日本のシンボルは富士山で十分とかいう
共産党にスカウトされそうなことばっかり言ってますけど。
 
最近、大好きな赤毛の彼が年をとってショッキングな見た目が
マイルドになりすぎたので、いじり甲斐がなくり、ちょっぴり寂しいので
近いうちにまたアイリック特集(音楽の方)でもしようかな?
 
ついでに、文系でオリーブ少女テイストの服を着る彼ですが・・・
イメージ 3
 
 
脱いだら恐ろしいことに!
・・・ム、ムチョマス!!
 
左の赤毛君の水着がすごいところまで下りているのにも気を付かずに
私の心臓発作の原因を作っていたのは、スヌースとアイリックの水着写真でした
自分の感覚が中学生男子に戻ってる・・・。
 
 
 
つづいて、素敵男子の代名詞にしている人がもう一人。
 
フランスの電子音楽バンドのPhoenixでボーカルを担当しているトーマス・マルス
 
 
Lisztomania  
 
 
ちょっとフランス俳優のジェラール・でぱるでゅーを思い起こさせる人相ですが
奥さまは映画監督のソフィア・コッポラなせいか、
映像が凝っていて、どのビデオもちょっとした嫌味センスとステキが交差する
オリーブ少女テイスト、90年代の渋谷系というかピチカートファイブというか、
音楽性よりも映像が好きかもしれないバンドです。
 
うちの姉ちゃんが“声が好き”とか気取ったことを言っていましたが、
もし、彼がハゲで小柄なぽっちゃりおじさんで半ズボンと鼻ピアスが
トレードマークだったら、こんなビデオは絶対取らないと思う…ある意味すっごいクールだけど。
私は泥のついたジーパンと穴の開いた靴下に底の抜けた靴を履く
30代ステキ女子ですが、美意識は多分、その辺のイタリア人より高いと思う。
 
 
ビデオで素敵なトーマスも、コッポラと出会う前は
正直なところ、よくいるダサ兄ちゃんだったようです。
イメージ 2
デビュー当時のビデオToo Yongの中のトーマス。
 
頭に網かぶって、作業服にデッキブラシ、
こういう肉体労働系なルックも素敵。
 
2000年当時、デビュー曲 If you ever feel better はイタリアでもヒットしたので
土曜の午後にある歌番組に出演していたんですが、
テレビ出演になれていないのか、緊張しまくりで調子っぱずれの上ずった声に
“いち、にのホイ!”という気弱な掛け声で歌ってましたよ。
 
アイリックが図書委員ですが、こっちは授業をさぼって裏庭で昼寝しているタイプかな?
欠席のくせに夕方、街のレコード屋で見かけるようなタイプです。
 
キャンディキャンディで言ったら、テリータイプか?
 
私はタバコの代わりにハーモニカをわたしたりはしませんが、
一緒に“楽になる草”くらいはやるかもしれません。
 
 
金髪ゲルマン系が好きな“ゲル専”を豪語しているのに
どっちもそういうルックスではないというカミッラ、
実際、本当に王子様ルックをしている人は多分、Kula Shaker のクリスピアンくらいかな?
 
 
Hey Dude ロンドン観光ビデオ
 
 
高校の頃にライブに行って、すっごくきれいな英語に感動した記憶があります。
屈折してない感じが妙についていけなかったので、
一枚目以降は聞かなくなっていたバンドだけど、
こんな金髪できれいな人は初めて見た!という感じだったな。
 
クリスピアン・ミルズという名前も、日本でいうところの“綾小路公麿”とか“伊集院光”みたいな
お堅い名前で、そんな奴がロックをやるな!という感じなんだとか
Rock'n'onの編集長が言ってたな。
 
その前に東城藍とかいうかっこいい名前なのに
ごついメガネで歯茎にニコチン挟んで、北別府学フェイスブックチェックしている
乙女のフリしている人もいますけどね。
 
そんなわけで“生徒会長の綾小路君が文化祭ですっごいかっこいいライブしたんだって~”ってとこ?
 
いやいや、この人、お母さまが女優さんという輝かしい家族構成にも関わらず、
インド哲学に傾倒していて、私よりもずっと厳しいベジタリアンなんだそうです。
なので、生徒会長というよりいきなり“タットゥヴァ”とか“ゴーヴィンダ”という
インド哲学用語が出てくるような、ガンジー語録を懐に隠していそうな
金持ちの変わり者だと思います。
 
 
ついでに、この人も私の高校時代の王子様だったの、知ってた?
 
 
眉毛のつながった弟の方・・・
 
お兄ちゃんを慕っているのに、奴隷にされているところが
自分の境遇と被って、なんだか同情しちゃうな。
 
“音楽で世界を飢餓から救えだと?そんなのクソくらえだ!
そんな問題はブレアやブッシュがなんとかすることだろっ”
 
ノエルがインタビューで吐いた、正直な一言でした。
 
お金のない音楽ファンからコンサート代を盗るためにチャリティーコンサートに
出演するのは嫌だといった、もりっしーとはまた違った
バンドエイドの断り文句でした。
 
 
電源が無くならいうちにアップしておこう~。
 
そうそう、みなさんの心の君主も教えてくださいよ!
 
旦那さまとかいう白けた回答は結構です。