ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

ノルウェージャン裏ミュージック大賞

イメージ 1

 

先月から製図の授業が始まり、脳みそハイ!ハイ!ハイ!で受講してるんで
終わると電池切れして寝るか製図してるかの日々でした。

私の通っているコースは建築家養成コースではないので
生徒さんは面倒くさいことをやらされてちょっと怒ってますが
この授業、私は大好き

あんまりにも入れ込んで時間が経つのも忘れて描き続けました。
作業が鈍いんでテストに受かるか不安でしたが、なんとか合格して
現在はパソコンのソフトで製図する方を勉強中です。

さて、3月といえば、イタリアのサンレモ音楽祭がありますが、
ノルウェーにもノルウェー音楽大賞的な番組が放送される時期でもあります。
去年は私と姉の間だけで盛り上がったサンレモ裏音楽祭ですが、
今年はノルウェージャン・裏・ミュージック・アワードを開催したいと思います。

まずは、世界的に知られているA-haから行きましょうか?
 

“そっちに連れていって!”
A-ha
Take on me

カフェで漫画読んでるオタク少女が漫画の世界に引き込まれるというコンセプトらしいですが、
NWOを思わせる13という数字を付けた男に何故か追われます。
13とは、ユダヤ人が成人になる年齢なので、
“時は熟した”というメッセージ性が込められています・・・と
世界陰謀論を本にする泉パウロだったら言うかもしれませんが、
私には、オタク少女の妄想が現実になるピグマリオンシンドロームの方が心配です。

どっちにしろ特殊技術で加工した映像、
80年代にこれだけの完成度は素晴らしいと思います。
現在のイタリア人が使う技術よりはるかに優れています。


次は2000年代にイタリアでも大人気だったレーネ・メルリンを。
 
“男子、6つの大罪”
Unforgiveble sinner

2000年というと私は既にイタリアにいましたが、ラジオで聞いたのか
結構耳にのこっています。
当時流行っていたソフトヒッピーな人たちが出てきます。
金髪なのに髪の毛を真っ黒にしてギター抱えてます。
・・・・懐かしい。

小さめの目やがっちりした顎、私にとっての典型的なノルウェー人のお顔。

この曲の数年後にやっとテレビを見れる環境になり、
大学生たちとMTVなんか見ることが多くなったんですが、
そのときに新曲だったHow Would it beという曲では
金髪のウェービーヘアに戻し、化粧もずっと薄くなって
“人生、いいことばかりじゃないけど悪くないよね。”と歌っていました。
きっと神様と仲直りしたんでしょう・・・あまり売れなかったみたいですが。
 
 
“こういう男子と知り合いたい”
Donkeyboy
Ambition

このグループ・・・心がきれいそうなので、
あまり私のブログでネタにしたくなかったんですが、
2010年にノルウェー訪問している人なら、絶対に聞いたであろう
どこでもしつこくかかっていた曲です。
カミッラも好きといえば、
どれだけクリーンな人たちかわかっていただけると思います。

2010年といえば、格安航空会社がローマ・オスロ間を就航し始め、
私も4年ぶりにノルウェーに行くことができたため、
思い出深い曲でもあるんですよ・・・。

カミッラの友達の家で見ていたテレビ番組に出演していて、
あまりにダサい応援ソングに一人、笑いをこらえるため、
“何この曲!チョー新しいよ!サイコー”と心にもないことを叫んだり、
当時文通していたパンクな大学生に
カミッラが私が好きなノルウェーの音楽だとか言って
それ以降、文通してくれなくなったりと、懐かしさで一杯。

・・・こういう曲聴いて元気づけられる“若い”男子と
是非、お知り合いになりたいものです。
 
 
“愛してるって最近言わないのは・・・”
Jahn Teigen
Vakreste som fins
 
このおっさん、一体何百歳なんだ?!という風貌なんで、
映像付きのビデオを避けました。
この人の曲、何だか失恋ソングに聞こえる曲調が多いですが、
パートナーに出会えた喜びを歌っているみたいです。

一年前、サンレモ裏音楽祭でアップした
ウンベルト・トッツィの“愛のうた”と同じような曲なのに
にしきのあきら的な“愛してる~”の言葉は一切使っていません。
言葉の並べ方を考えると、この人が詩人に思えてきました。
まあ、楽になる薬の常習者であることは間違いなさそうですが・・・・。
 
 
 
“ちっぽけな僕”
Delillos 
Sveve over byen

こっちはちょっと意地悪テイストのある3人組。
結構いい年のおっさんなんで
最近のライブ告知広告はさだまさしの“みんなに乾杯”ツアー的に見えます。
すごいのは時代を感じさせない曲が多いことかな?
この曲は90年代初めに発表された曲だったみたいですよ~。
以前、オスロのカラオケバーで酔っ払い総勢で歌った“Neste Sommer”も
この人の曲です。
適度にシニカルで適度にポップ、バランスはいいですが、
私には少し、物足りないの・・・多分メガネ男子がいないから?

と、思ったらあ、あ、あ、あ、あった~!!!!
 
私の大好きなメガネ男子と理想をめちゃくちゃ押し付けた文系マッチョのデュオが
ライブでカバーしてました!!

まあ、音質も悪いし、ファンでなかったら
時間の無駄になるような音声ビデオです・・・。

明日はインディー系ミュージシャンをノミネートをしようと思います。

最後になりましたが!

本気で読んでしまった方はいらっしゃるでしょうか?

イライラ、精神不安定や疲労感に襲われるので注意が必要です。