日本に帰ってきたら、
北欧をキーワードにたくさんの雑誌やオシャレな雑貨情報があって嬉しい反面、
リンネルの北欧特集を見て、私の北欧感にズレがあることに気が付きました。
久しぶりにナケナシのお金で雑誌を買ってみたものの、
ドキドキしながら中を開くと、
テキスタイルデザイナーのイエンスドッテルの
ゴッドランド島のサマーコテージ記事から始まり(でも本人はNY在住)、
え?!
オ、オスロは?
北欧スタイルなどのインテリア雑誌見ても、インテリアはスウェーデンで
ノルウェー人のカミッラ曰く、
確かに歴史的な背景を見ると、ベルサイユのばらにもフェルゼンという
スウェーデンの青年貴族が登場するくらい近代国家として栄えていたし、
(ついてにフェルゼンって名前もデンマークを思わせるんだけど)
1905年の憲法発布で独立が確定するまでは
そんな大国の影にいたらしい・・・よく知らないけど。
そんな歴史的背景を語ったところで私のノルウェーデザインに対する気持ちは
ちっとも収まりそうもないので、いろいろ調べたら、
こんな素敵な特集を見つけました!
ネットで見つけて早速図書館の蔵書調べたり、
出版社のバックナンバー探したんですが
なかなか見つからず、ヤフオクで初めて落札しました。
200円です。
中を開けると、座りにくそうな椅子とか誰かがかけてたメガネとか
よく見かけたソファなんかの写真が沢山。
ノルウェースタイルセンターやフォーラムなどの特集もあり、
行けそうで行けなかっただけに、今になって後悔・・・
(だって、まさか自分が建築方面に行くなんて考えてもいなかったから・・・)
どうして北欧デザインというと、ノルウェーが出てこないのか?
そんな疑問はこの雑誌のライターさんも説明しています。
資源が豊富だったため、消費に注目し、
商品価値については隣国のデザイナーのものを使ったり
薄利多売をしていた結果、ノルウェー的なデザインは否定されていた過去が
関係しているそうですよ。
それが、エコに目覚めたノルウェー人や全世界的なものを
作りたいというデザイナーによってつくられるようになったとか。
・・・確かに
夏の終わりごろ、
姉ちゃんのいらない本を売りに古本屋に行ったときに
たまたま発見した“ノルウェーのデザイン”というそのまんまのタイトルの本、
私のノルウェー好奇心を満たしてくれるスバラシイものでした。
地下鉄の駅に繋がる通路が、
視覚的に自分の乗る電車の方向に導いてくれるとか
何だかステキですが、よく乗り間違えた私とカミッラは
全世界的にアホなんだろうか?
見慣れた風景が第三者から見せられたという感じで面白かったです。
そんな私はちょっとだけ、ノルウェーライフを千葉でやってみました。
スヌースを買うのはよくあることらしいですが、
私はクリスマス用のスヌースが季節商品で安売りしていた上、
3日間の送料無料期間に10缶買ってみました。
スウェーデンから買うと税付き小包で届きますが、
何故かデンマークからだと税金がかかりません。
去年の話ですけど!
そして朝ごはんはシリアルで
豆乳で朝から冷え冷えの冷たい朝ごはんです。
ドライベリーやレーズン、ナツメヤシも入っていて朝から栄養満点で
胃袋に変な違和感を感じます。
lこれ、去年の話ですけど!
お昼はオープンサンドですよ!
千葉を探し回って見つけたシリアルパン。
アンデルセンで発見、二切れぽっちに150円くらい払いました。
そして熟れるまで待ったアボカドを乗せていただきます。
・・・おなか一杯にならない。
これも去年の話ですけど!
おやつにはオシャレなパンケーキを
上に乗っかっているのは餡子か・・・
食べるのは私ではなく、おやじと姪っ子ちゃんです。
ガッツリ飯の私におやつは無用です。
思わず買ってしまいました。
これも去年の話ですけど!
・・・すいません、去年撮った写真の整理してました。
・・・日本で北欧を探すと行きつく先にノルウェーを見つけるのは難しい。
そして、船橋を満喫してます・・・。
そんな私に、カミッラから激励の写真が!!
あの緑の庭で草むしりしたさわやかな初夏の日を
ホーヴァルがパンを紙袋に入れて修道院の階段を駆け上がり
ジェラールが私が食べられないジジイのラムシチューを
オッサンベストを着て作っていたあの日を!!
EN GANG TIL!(もう一度!)
ついでですが、うちの婆さん、一週間ほど下痢が止まらずに
ここ数日は寝た切りになってしまいました。
あんなにあった食欲もなくなり、ごはんに手を付けない日が続き、
このまま亡くなるのかもしれないと覚悟を決めていましたが、
どら焼きや菓子パンは食べ、水は飲まないのに甘いジュースは欲しがります。
更に、筋力の低下を心配していましたが
立ち上がってトイレに行っていました。
・・・私の心配を返してくれ。
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