ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

眠り勝負 コンフェデ杯

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コンフェデ杯ってナンだ?
 
話題のキーワードを入れたら、訪問者数に変化があるかみてやろうと
思っただけなので、コンフェデ杯に興味があって、来ちゃった人、ごめんネ。
 
今回は"ごちそうさまがきけなくて"で大人気のカミッラ記事ですよ。
後半は私に夢の話です。
 
カミッラは13歳のときに脳腫瘍を患っていて、
その後、何度も手術を受けて現在も生き延びています。
その当時のことについては、正直に淡々と語ってくれますが、
人によっては、嘘をつくこともあったりして、超えられない何かがあるのだと思います。
 
彼女の不安は寝ている間に爆発するのか、
夜驚症という、子供がよくかかる精神的な症状と
とっても似通っている夢遊病があり、毎晩のように
突然起き上がったり、大声を上げたりするんですが、
ここ数年、傾向があることが分かりました!
 
 
1、家出願望編
 
イタリアで一番多かったパターン。
まず、いきなり泣き出しながら大声でわめきます。
スーツケースに何でも詰め込んで、ドアを開けると収まりますが、
ドアにかぎがかかっていると、閉じ込められているという感覚に陥るので、
同じ部屋で寝るときは、かぎを開けておかなければいけません。
 
翌朝、物が消えていたら、だいたいカミッラのカバンに入っています。
 
カバンも手元にあるものを掴むことがあるので、
旅行先でドミトリーに泊まったときは、カバン盗難騒ぎも起こしました。
 
同室の女の子が看護師さんだったこともあり、
この症状に対する知識があったのか、随分やさしくしてくれて
ホステルに迷惑をかけることはなかったらしい、よかったよかった。
 
カミッラは現在いる状況、特にイタリアにいたときに感じた
共同生活のストレスが、ノルウェーに戻ることで解決すると
直感的に思っているのでしょう。
 
幽体離脱で実家に帰った私と良い勝負です。
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2、捜し物編
 
起き上がって、私を起こし、捜し物を手伝うようにお願いされます。
捜し物については、はっきり教えてくれませんが、
家の家具を泣きながらひっくり返していくので
朝、家がぐちゃぐちゃになってます。
 
"私はいつもあんたに親切にしてやってるのに
隠したものを教えてくれないわけ?
あああ~なんて意地悪なお友だち!
お願いだから、隠し場所だけでも教えてよ!!"
 
な~んて、怒鳴りつけられますよ。
 
一度だけ、ペットを探してくれと頼まれましたが、
毛玉を取り出して渡したら、激怒してました。
"あなたはいつも、このペット(毛玉)を家においているから、これがあなたのペットです"
と、しらふで説明したら、収まりました。
 
これは娘の面会日前後に多いので、
取り上げられたものを返して欲しいという願望の現われかな?
 
一度だけ、面白がって、カミッラ憧れのベネディクト神父が
クローゼットに隠れているとか、箱の中にいるとか、
本の何ページに挟まってるとか言ってみると
本気で探してました。
 
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3.憧れの君編
 
カミッラに一度気に入られた男性諸君はストーカーされるので、
寝ている間に、その人のインフォメーションを求めてきます。
 
"名前は?国籍は?なんでノルウェーにいるの?"
 
なんて、質問なので、私の個人情報を答えてると、
 
"ちが~う!!"と激怒しますよ。
 
このパターンはすぐに諦めるので、楽ちんです。
 
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でかい声でいきなり泣き出しかと思うと、
私を起こして、スパイがいるから逃げ出そうとか提案してきます。
 
"私たちをスパイしても、面白くねーぞ、好きなようにさせとけ。"
 
と、言うと、口をふさいできますよ。
 
"しゃべるなー!奴らが気づく!!いいから、ここから抜け出す方法をみつけろ!"
 
お前の声の方がよっぽど、でかいんだけどな・・・。
 
このパターンは、無理だとわかって、しばらく泣いて終わります。
 
まあ、現実から逃げ出したいんでしょうね。
 
たまに、お付き合い程度に抜き足差し足で千鳥足で
暗い家の中をぐるぐる回ってやったりしてますけど、
目が覚めると、"あんた夜中に何やってんの?"って
さらりと言われる上に、翌日友達に私の夜中の奇妙な冒険話を
語っていて、完全に変人だと思われるのが悲しいです。
チキショー!
 
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5,ただのストレス編
 
その日に、誰かにいじめられたり、友達にメールを無視されたり、
お店の人がちょっと冷たかったり、大好きな変態神父からそっけない返事をもらったり、
教会関係者が大騒ぎしてくれなかったり・・・。
日常のちょっとしたことで、ストレスを受け、
夜中に泣きながら"本日の不満"をシャウト!
 
これはほぼ毎日で、私に対する不満もはっきり分かります。
 
たまにわざと言っているのではないか?という疑惑すらありますよ。
 
姉もカルメンもカミッラを泊めたときは、
驚いて親切になだめていましたが、
私はめんどくさいので知らん振りしてます。
 
カミッラを泊めたお友だち、特にナポリの人の間では
この話はタブーになっているのか、誰も話したがりません。
カミッラ本人も、お世話になる人たちや自分の家に泊まるお友だちに
前もってこの問題を話さないので、まわりはびっくりするだけ。
 
昨晩はこんなことを言っていたとか、こういう夢遊病があったということを
私は堂々と話しますよ、本人が自覚することで軽減してくれたらいいなという
自分勝手な判断ですが、こんなことだから、眠れなかったと、どんなに嫌味に話しても
間抜け面のせいで、面白おかしくしか聞こえないみたいで
ただのネタになってしまいました。
 
・・・まあ、これで夢遊病に対する周りの理解が少々得られたからいいか。
 
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私がカミッラに対抗できるほどの夢遊病はないんですが、
変な夢のお話は、沢山あります。
 
大学に入る前には、勉強を頑張るようにと、ポーの一族のマリーベルに鉛筆もらいました。
雨降りの中、馬車に乗ってわざわざ近所の小学校まで来てくれて
申し訳なかったのを覚えています。
 
あとは、放射能だ逃げろ!というのは、子供の頃から繰り返し見る夢で
北から流れる雲に注意するという縁起でもないもの、
まさか、こんなことになるとはね・・・。
 
震災日には髪の毛が抜ける夢も二回も続けて見たり、
テスト前には毛虫と戦う夢も見ます。
マクドナルドの新メニューに"濃厚青虫のから揚げ入り、虫バーガーはいかが?"という
恐ろしいメニューを購入して、中の虫を泣きながら取り出して
知らない振りして食べようとしていると、弟がその虫を投げてくるという
目覚めると汗びっしょりの夢もあります。
 
そうそう、私が前世修道士の疑いがあるのは、
生まれたときに脳天の毛が全くない河童頭で、血筋にはない金髪だったこと、
そして、嬉しい夢をたまに見ます。
 
修道士見習いらしき若い金髪男、貴族の次男坊で
フラフラしているよりも、勉学に励もうとドメニコ修道会に入ったようですが、
アホすぎて、神学の授業には参加させてもらえずに
雑用ばかり押し付けられていたようです。
 
買い物に行けば、間違えて買ってきたり、騙されたり、
女の子を助けようとすれば、不良に殴られるし、スケベなので
助けた女の子にも殴られます。
 
が、修道院に強盗が入り、食堂でみんなが皆殺しに遭っている最中
間抜けにも台所で翌日のオヤツに出すケーキの卵白を泡立てていて
何が起こったかも気づいていません。
生き残ったひとりが逃げるように指示を出したので、
礼拝堂の屋根に上り、様子を伺うと、
強盗の目的は大切に保管されていた装飾つき聖書のようです。
 
いつもなら、礼拝堂の祭壇に鍵をかけた箱に保管されているはずですが、
数日前に、このアホ見習い修道士が内緒でこっそり
見つめてた最中に、用事を申し付けられて
箱に戻すのを忘れ、台所にそのまま持っていっていたのでした。
 
戻ってその聖書と一緒にしばらく隠れていたので、
教会の宝物は無事だったという夢です。
 
アホも役に立つ。
 
夢には続きがあって・・・
 
この青年が親父になって、茶色い衣装着てます。
 
きっと、お勉強ができないから、写本をさせてくれるベネディクト修道会に
入りなおしたのでしょう。
 
写本はグループで行われるので、同僚と仲良くするのが苦手だけど
そのグループのリーダーが良い人だったようで、
髪の毛を伸ばしていても、文句は言われませんが、
自分に修道士の道を開いてくれたリーダーが、突然修道士を止めて結婚すると
仕事の途中に言い出します。
 
神に身を捧げて生きて行くことを、説いていた人が
突然、意見が変わったというので、騙された気分になり、
やりきれない気分で、春のきれいな緑を眺めて終わります。
 
目が覚めたときに泣いていましたよ!
 
 
現実の恐怖を寝ている間に行動に現すカミッラと
スピリチュアルな夢として、脳みその激しい疲労を起こす私の夢と
どっちが怖いでしょう?
 
同室で寝ているだけなら、カミッラのほうが絶対怖いです!
 
愛知、三重、岐阜にお子さんをお持ちの方、
学校や児童施設で配布される"きらきら"という冊子に注意です!
嘘情報が流されていますが、何処が嘘?という方がいましたら、
私にご連絡下さい、厚かましく教えてあげます。