ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

寒~い日の楽しみ

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養蜂家から買った蜂蜜、左からセイヨウノコギリソウ、アカシア、クリから作らせたものだそうです。
アカシアのものが一番洗練されていて、セイヨウノコギリソウのものはお菓子作りによい香りとか?
クリのものは紅茶やバーブティーに適しているらしい。
どっちにしろ私はサトウキビや甜菜糖のほうが好き。
 
 
 
先週から寒波の到来とかで、寒いのはいいけど山間部では雪が積もっているよう、
昨日、カルメンの実家に行く途中、私の在籍している大学近くを通過、
少しだけど、雪が積もって交通規制が敷かれていた。
今週は大学も暖房の整備の関係でお休みになるそうだ。
 
飛行機や船の便も雪が原因で欠航がでているとか?
ノルウェー人のカミッラが聞いたら笑うぞ。 
 
 
寒い日にはかぼちゃをいただきます。
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近所の農家からお裾分けされたかぼちゃ。
皮をむいて、種を取って・・・
 
 
 
ハロウィンのかぼちゃランプほどではないけど
食べ切れそうにない大きさと重さ↓
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日本のものと違って、水分多めで繊維質、どちらかといえばズッキーニに近い食感。
このかぼちゃでニョッキやプリンを作るのは難しそうだな。
 
 
ちなみにカルメンの着ているニットは私とおそろい、H&Mのセールで買ったものです。
服はフランスフリークなので、北欧ブランドに対して興味を持てず、
あれほど買わないと言い張っていたが、
散歩ついでに寄った際には、一万円近く使ってしまうほどだった。
 
 
な~んてブツブツ言っている間に美味しい煮物の出来上がり、この日はインゲン豆入り。
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かぼちゃをニンニクと油で炒めていると、勝手に水分が出てくるので、
あらかじめ煮ておいた豆と合わせて、オリーブオイルをかけていただきます。
寒い冬に(暑い夏だって喜んでいただきます)ぴったりの暖かい一皿でした。
 
この寒さでキノコもチコリーもお休み中、畑にはアーティチョークがたった一株残っているだけ。
 
今週はナポリなどの沿岸部にも雪の注意報がしかれ、
大学も閉鎖、現在テスト期間中だが、閉鎖中に行われるものについては、
日程調整はしてくれるのだろうか?
ストライキの多いイタリアではストライキ振り替えテスト日なるものがある、
しかし、振り替えテスト日は教授の機嫌がすこぶる悪いことが多く、
一人もパスさせなかったという都市伝説もあるほど・・・。
 
 
 
 
モルジェーゼとランチ
カルメンの元絵画の先生モルジェーゼが来た!
 
先週、ナポリ画家であるモルジェーゼと再会!
旧市街にある画廊に絵を置きに来たとかで、
カルメンのアパートで図々しく昼ごはんを食べていった。
 
久しぶりに会うなり、最初に言われたことは
"スフォリアテッラをちゃんと買ってきたよ"だった。
スフォリアテッラはナポリの伝統菓子、
毎回来るたび、ドリフのコントのように二人分しか買ってこなかった教授だが、
今回は私も分もしっかり持ってきてくれていた。
 
相変わらず、二人の邪魔をしながら、楽しい昼ごはんタイムを過ごしました。
 
 
 
モルジェーゼを知らない方へ
 
モルジェーゼはナポリを代表する画家、
世間でどのような評価を受けているかはわからないが、
一見陽気な人の内側に潜む孤独表現の素晴らしさに
共感するナポリ人も多いと思われる。
 
私もそんな教授の絵画ファンだが、部屋には飾りたくない。
興味のある方はこちらのリンクでどうぞ↓
 
ちなみにホームページ上で見られる作品は
ほとんどが盗難に合い、本物は行方不明のままだそうです。
 
 
 
それではまた、脳みその調整に入りま~す。
皆さんも素敵な一週間を!!