ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

ナポリは変人の巣

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ナポリには一風変わった大学がある。
ナポリ東洋大学である。
多分日本の70年代に起きた学生運動のようなものが未だにこの大学では起きている。
特に中国語やヒンディー語を勉強する学生は
ちょっと間違ったフリーダム思想のためか未だにヒッピーファッションで
毎晩ドラッグパーティを開催している。

日本語学科ではまじめそうな生徒が多いが,内心では日本をこき下ろしている
、政治構造や都市計画経済復興に至るまでイギリス、
およびアメリカのすでにあったものをまねして先進国に上り詰めた,オリジナリティーのない国だと思っている。
男子生徒の約半分はボーイズラブだし、
後の半分はイタリア人の女の子に張り合う勇気がないため、
従順な日本人と付き合おうとしている意気地なしだ。
こいつらの美学のない男らしさには吐き気がする。のに、
そんなのと付き合ってる日本人がいるから驚きだ。

大学の中庭には生徒がたむろし授業の話で盛り上がってる、
その中に私の親友とも言うべきカミッラがいる。
ノルウェー人なのにわざわざナポリで日本語を勉強し、数年前に学士号を取得した。
カミッラとは不思議な力が働いているのか、
待ち合わせをしなくても会いたいときにどこかで偶然会うことが出来た。
それはさておき、この大学にはイタリア語の補習を受けるために通っていたが、
人が一生に出会う変人の平均数はすでに超えたであろう。