ナポリの小枝とノルウェーの切り株

ノルウェー、ヴィーガン、猫とおそ松さん

イタリアはボケている

6月にはいるとテレビ番組は再放送のヘビーローテーション
この前は以前、ゴールデンタイムに放送されたであろう歌番組が
お昼のランチタイムにやっていた。
 
イタリアの音楽シーンは暑苦しくて苦手だが、
カルメンの実家にいたのでチャンネルをいじれず、そのまま一緒に見ていたら・・・
 
これは面白いわ!
 
ナポリ出身の歌手、ジジ・ダレッシオが同年代のミュージシャンを招いて
一緒に歌っていた、その番組のタイトルも確か
 
"ジジと仲間たち"
 
とかいう何のひねりもないものだった気がする。
 
ゲストは"泳げないから歌います"が座右の銘であるマッシモ・ラニエリ
最近再婚した相手で元仕事仲間のアンナ・タタアンジェロ、
ローマ出身のレナート・ゼロなど。
 
おっさんになってもロン毛で頑張ってるレナート・ゼロは
そのきっつい見た目と演技の入った歌い方で、ドリフも真っ青の大爆笑なのだが、
誰も笑っていないどころか、カルメンが一緒に歌いだした。
 
このシュチュエーション自体が死の匂いすら漂うほどおかしいのだが、
長年培ったポーカーフェイスで乗り切った。
 
ここでこの歌手がどれだけきついか、このビデオを見ていただきたい。
 
おっさん三人組で歌った"Triangolo"意味は3角。
左からジジ・ダレッシオ、レナート・ゼロ、マッシモ・ラニエリ
ナポリ人歌手に挟まれて頑張ってナポリ弁で話している。
 
歌詞はあほな替え歌になっている、
チャンネル変えるなだの、3人そろってサンバルカンだの・・・
 
疲れた。
 
 
 
こっちはその歌が発売された当時のビデオ、いくらタイトルが三角だからって・・・さぁ・・・、
色彩センスといい、愛してナイトの登場人物というか、ルナティック雑技団のルイ君か?
 
更にはオーディエンスのギャルたちが騒いでいる、買収されたのか?
 
 
 "そういう時代でした"で私はごまかされないぞ。